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    パブリッシャーのCoffee Stainは11月5日、FRAME BREAKが手がける『Lightyear Frontier(ライトイヤーフロンティア)』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam/Microsoft Store)/XBOX Series X|S。本作は2024年3月より早期アクセス配信されていた作品で、約2年8か月を経てバージョン1.0へと移行した。ゲーム内は日本語表示に対応している。

    『ライトイヤーフロンティア』は、巨大なメカに乗って未知の惑星を開拓する、オープンワールド農業シミュレーションゲームだ。舞台となるのは、銀河の辺境に位置する自然豊かな惑星。プレイヤーは「エクソファーマー」と呼ばれる開拓者となり、大型の農業用メカを駆使して自分だけの農場を築き上げていく。現住民たちとの交流を深めつつ、惑星に隠された秘密を解き明かすのだ。本作は最大4人でのオンライン協力プレイに対応している。

    本作のメカには、農業用の多彩な装備が存在。これらを駆使して、広大な土地を一気に耕したり、大量の種を連続してまいたりと、巨大メカならではの豪快な農作業を楽しめる。また、メカは大きな丸太を何十本もまとめて運搬できるほか、装備を強化することで作業の効率を高めることも可能だ。メカには変形モードも備わっており、地面を耕す形態や移動に特化した形態など、用途に応じた使い分けが可能だ。

    農業では、土壌などを郷閭して適した作物を栽培していく。また、農場には、住居や倉庫、加工設備、各種生産施設などを自由に建設できる。採集した木材や鉱石を加工したり、道路を整備して資源の運搬をスムーズに進めたり、水やり設備などを自動化したりすることで農場を発展させていく。また、家具や装飾品を配置して自宅を飾り付けることも可能だ。住まいの快適度を高めることで、移動速度の上昇や燃料消費量の軽減といった恩恵も受けられる。また、オンライン協力プレイでは、フレンドと資源を持ち寄って農場を発展させることもできる。「共有セーブ」機能を利用すれば、ホストが不在でもほかのプレイヤーが同じセーブデータで遊び続けられる仕組みだ。

    本作は2024年3月20日に早期アクセス配信を開始した。配信開始から約3か月となる同年6月には、全プラットフォーム合計で累計プレイヤー数100万人を突破。その後も継続的にアップデートが実施され、動物の飼育やメカの変形機能、農作業の自動化など、さまざまな要素が追加されてきた。そして約2年8か月にわたる早期アクセス期間中に7回の大型アップデートを実施し、2026年11月5日に正式版である1.0へ移行した。ちなみに開発元によると、これまでの累計プレイヤー数は200万人を突破しているという。Steamユーザーレビューは本稿執筆時点で4369件中83%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。

    バージョン1.0では、新たな地域やメインミッション、メカの装備など多数のコンテンツが追加された。新地域として登場したのは「Sandswept Highlands」と「Hollow Marsh」の2つで、これにより探索可能なワールドの広さが従来比で約40%拡大しているという。

    Sandswept Highlandsは、巨大な岩山や古代遺跡が点在する砂漠地帯だ。広大な平地は大規模な農場の建設に適している一方、断崖や遺跡を利用した高低差のある探索も楽しめる。新たな作物や鉱物が手に入るものの、既存の地域よりも強力な「Floater」と呼ばれる生物も生息しているため、探索する際には注意が必要だ。

    もう一方のHollow Marshは、Sandswept Highlandsの崖の上に広がる湿地帯。青い草と赤い水、霧が立ち込める沼地が特徴で、新たな植物「Starfall Tree」などが登場する。なお、両地域にはゲーム開始時点からアクセスできるものの、終盤向けのエリアとして設計されているようだ。

    そして、メインストーリーには新たなミッションとエンディングが実装された。各コロニーへの支援を重ね、すべてのコロニーを「Thriving(繁栄)」状態にすることで、物語の最終ミッションがスタート。ここではプレイヤーよりも先に惑星で暮らしていた人々の運命が明かされ、開拓者としての使命にも決着がつくとのこと。ちなみに、エンディング後も引き続き農場経営や探索を楽しめる。

    システム面では、農業やメカのカスタマイズ、自動化システムに大幅な変更が加えられた。メカには飛行機のように空を飛ぶことができる変更が追加。また、一定の高度を維持できる改造パーツ「Hover Thrusters」も登場し、空中にとどまりながら広大な畑に種をまくといった芸当もできる。装備についても種を高速連射できるようになったり、複数の種をまとめて植えて収穫量を増やせたりとより大規模農業に適したものが登場している。

    あわせてメカのカスタマイズシステムも刷新され、装備を段階的にアップグレードして性能を高める方式に変更された。農場の自動化についても新たなシステムが導入。保管設備から必要な資源を直接取り出し、製作設備へ供給できるようになった。保管する資源の種類を指定できるフィルターや、ひとつの設備に最大3種類のレシピを登録して自動で製作する機能も追加されている。

    そのほか、各コロニーへの納品システムが改良。マップには資源の位置を調べられるスキャナーや、動物およびトレーラーの位置を表示する機能が加えられた。さらに難易度設定も4種に拡張され、自分のプレイスタイルに合わせて農業や探索を楽しめるようになった。そのほかにも多くの追加要素や変更点が存在するため、詳細はパッチノートを参照されたい。

    なお、本作の開発を手がけるFRAME BREAKは、今後も最低1回は大型アップデートを実施するとしている。ただし、具体的な内容や配信時期については現時点で発表されていない。約2年8か月の早期アクセス期間を経て、ついに正式リリースを迎えた本作。今後どのような展開を迎えるのか、引き続き注目したい。

    『Lightyear Frontier(ライトイヤーフロンティア)』はPC(Steam/Microsoft Store)/XBOX Series X|S向けに配信中。Steamでは正式リリースを記念して、11月13日まで定価から20%オフの税込2720円で購入可能だ。ゲーム内は日本語表示に対応している。

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