October 2024
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    【日本株は順調な日柄調整が進む】黒瀬浩一氏/年後半の日経平均株価はポジティブ/日本経済全体の景気は回復/円安の影響を交易条件指数で見る/株主総会で個人投資家からのPBR1倍要求増加/日米金融政策の違い

    こっからゲストを招きして注目テーマに ついてじっくり深掘りしていきたいと思い ますそれでは本日のゲストをご紹介します リソナアセットマネジメントのチーフ ストラテジスト黒瀬小一さんですクロス さんよろしくお願いしますはいよろしくお 願いしますさてクロスさんと深掘りしてく 本日のテーマこちらになります日本株順調 な日柄調整ということなんですけれども ちょっと日本っていうこうまあの国という かこのエリアも考えてみますとちょっと こう世界の中でですねこの先進国の中でも ちょっとこう経済としてこう景気として もたついてる部分っていうのもあるかなっ ていう感じもちょっとしてたりはしてたん ですけれどもまこういうこの辺から ちょっとお聞きしていきましょうか景気 あたりからそうはいはいまず日本はこれ あの経済GDPで見てマイナスなんですよ ね去年後半マイナスそれから13も マイナスでこれまノ半島地震とかあったん ですけれどもそれの他にも大きかってのが この高工業生産うんでこれはえ去年の 自動車会社の それから今年の地震でさらにやっと ピックアップしてきたかなと思ったらもう 1回これ自動車会社の不信が不正が出まし たのでまたちょっと長引く可能性あります けれども私は長引いても数ヶ月でやっぱり もう1回上方向行ける可能性高いかなと 思いますうんうんうんあともう1つは日本 系あの景気を押し下げようになってきた この設備投資特に工作機械受注なんです けれどもここら辺なんかもえシリコン サイクルが意外とこう上の時間かかって ですね底期間が長くなっちゃったんです けれどもここらあたりもやっぱりもう底 入れするだろうと思いますうんまこういう 2つの下押し員があピックアップするって いうのを考えたら全体の景気もですねえ私 はもう1回これこの黄色い線ちょことした へこみに見えますけれどもえまGDPで やったらマイナスだったんですよねえそれ がまもうちょっとこう緩やかな上方向に 入れるかなとあの7月に入りましたこっ から年後半に向けてどうなんでしょうそう いうの面ではポジティブな材料ってのも あるですかはいこれあの評判の悪い定率 減税ほこれ金額にすると4兆円超えますの でまこの効果は僕はあの夏休みには はっきり出んじゃないかなと思います なるほどあの賃金なんかもこうあの上げる 動きは出ましたよねこの辺はどうでしょう これ出てきたのであの物価を加味した実質 賃金が あの年後半以降ま今の感じだったら8月9 月ぐらいにはですねあのちょうどその頃 からもう1回電気代ガス代が下がりますの であのプラスに入ってく可能性高いと思い ますでそうすると定率限定でついでえ 賃上げでえ持続可能になっていくという経 罪を拡大するようも控えてるとていと思い まするこれがまず1つ目のポイント2つ目 のポイント企業業績はどう見ますかはい 企業業績もこれ毎年のことなんですけれど も秘書に企業経営者が弱気の見通しを出し ますうんうんこれ今年の本経新聞が プライムの車以上を集計したところマ4% の現役という数字だったんですでそれを このちょっと前にですね日本の3大証券は え見直しをしてプ5から6.9の範囲で 増益なるだろうということで出してきたん ですけれどもま私はあの今の演奏場それ から経済がピックアップしてきたら今まで 不審だった内需にも恩恵ぶということ考え たらですねもうちょっと上点もできるかな という風に思いますなるほどあの今為替が こう円安にこういって動いたりしています この辺の影響っていうのはどういう風に見 かやっぱ大きいと思いますねあの単管 なんかでもやっぱり今よりはるかに高い 水準の円高を想定にしてるんですよねあ 想定交わせレートとしてですねはいです から今の水準で1年分の予約を取っちゃっ たらですね相当に上れするはずなんです 特に輸出企業そうですね一方でこういう何 なんでしょうか例えばこういうそういう 資材だかみたいなネガティブ要因っていう のもあるってことはないですかえそれは ありますそれはあるんですけれどもそこら 辺をですねえ見る場合にはあの公益条件と いう見方がありますこれは日本の輸入物価 それから輸出物価を両方見ると日本の企業 収益はですね あの去年までの円安 あ円高の効果によってコストが下がって 意外とプラスなんですあなるほどあのこれ 公益条件輸出物価を輸入物価で終わったら 計算できるんですけれども企業収益の前年 費と比べると大体3四半期前に進んでるん ですこれも進めてあるんですでそうすると こううん天谷が大体一致するんですよね うんうんうんうんでこれでいくと今年の 前半はですねまだ去年までの円高だった 効果が残るんですおおなるほどはいでそれ によってこれ数字からったら結なプラスが まだ残ってるんですねうんうんでこの効果 もあるので私はえ企業収益についてもです ねやっぱり増益含みということで見ていい かと思いますなるほどさて6月下旬にこう 色々3月期決算会社のあの株主総会が会ぎ ましたちょっとま日本企業のガバナンスっ てこう長く色々言われてきましたけれども どういう風に受け止めてますはいあのこれ 3つ目の要因ですねえガバナンス改革に 期待する声非常に高かったと思います けれどもこの23ヶ月ピタッと止まったん ですピタッと止まったはいこれはちゃんと 理由がありましてえ3月決算の会社は まさに今6月が株主総会のシーズンなん ですうんうんですから株主総会で通さない といけない議案がいっぱいあってそこでは 当然ガバナンスに関すると株主還元に 関するう質問なんかも相当これはあ予想さ れますその中でさらにですねガバンの話を 出してくるとうのやっぱ難しくてですね ピタッと止まったのは株主総会に備えてと いう理解でいいと思いますうんうんうんで これ逆に言うと株主総会が終わったらです ねもう1回このテーマは生き返ってくると 見ていいと思いますとなりますとこれは こういう日本の企業の価値みたいなことを 見る上であるいは日本市場の魅力という 見る上でどうなんでしょうかここから7月 以降の動きということはどういう風に 考えればよろしいんですかはいこれ ポイントは2つあでえこの株主総会の中で 個人株主からですねえまちゃんと制あげて 質問してですね株価を最低でもPBR1に してくださいっていうような要望がかなり 出たようなんですうんうんうんうんでこれ あの去年当初の要請から始まったんです けれどもこういう話はですね例えば2年前 にアンケートで日本の株主総会で個人が こんな質問すると思いますかって仮に聞い ていたら私は1万人いたら1万人全員あり えないって答えたと思いますあなるその ぐらいやっぱ大きな変化が出たと思うん ですななるほどある意味ですねそういう のってアクティビストがこう何かしらこう 言うだけっていう感じが若干あったりし ましたよねだいぶ近寄ってきてます アクティビストとこういう個人投資家の あのこういう企業に対する姿勢もはいその 効果非常に大きいと思うんですよねあの アクティビストトっていうのはちょっと前 まではげたかと言われていてもう企業に 対して無理なんだな要求をしけてうんうん うん無業無理のにとって無理損するという イメージの人が多かったと思いますです けど え何件かのですねえアクティビストがいや 実はちゃんと株主それから株主全体それ から企業のことを考えてるっていう見方が ちょっと広がってきたと思いますそんな ことからえ個人株主もですね会社の経営す にはどうしたらいいかとでそのためには アクティビストのてこともちゃんと聞こう じゃないかそっから広がってきたのがです ね古部知人株主の会社の経営に対して物申 すっていうところだと思います私はこれは 日本にとって非常にいいことだという風に 思いますなるほどまいずれにしても株主 総会が終わりました7月以降のこ高企業の 行動っというのは結構そういう意味から 言うとあの投資化目線で見ると楽しみな ところもあるっていう感じですかねそう ですね特にあの今まではらというと財務 戦略が多かったんです財務戦略が多かった はいでこれはガバナンス改革とは言っても 例えば株式分割うん小さい金額でも買える ようにするそれから株主還元配当の増加ま 邪買とかですねあの企業の財務部が忙しい だけで実は会社そのものはあんま変わって ないんですでそれに対してこれからは成長 戦略財務部はあんま関係なくて今度はです ね会社の営業やってるところとか会社の 経営の中数とかが忙しくなってくるえ会社 そのものを成長させる成長戦略に軸足を 移す動きがちょっと出てきてるんですああ なるほどなるほどはいで現に株主総会で そういうことを言ってる社長も何人かいる んですうんうんうんまこんなことから私は えガバナンス改革の本丸が本当の成長戦略 に移ってきたということで理解していいか と思います総会の発言とはコミットメント ですからね実際にそれがこういうあの行動 に現れてくるのねが7月以降という タイミングでもあるということですかね はいはい4つ目の視点でですね金融政策に ついてはどどう考えればいいですかはい 金融政策は今日銀は金融引き締めのさ中に ありますすでに3月に利上げをして早けれ ばこの6月にも次の利上げが想定されてい ましたでさらに加えてえこの7月の決定 介護では6月に決めた量的引き締めをどう いうペースでやっていくのかというのを これから決めることになりますですから量 と価格価格っていうのは金利利上げこれが どういうペースになるのかっていうのが 問題なんですけれども中にはですね やっぱり利上げを止めるためにちょっと 過激な利上げ金融緩和じゃなくて金融 引き締めやってもいいんじゃないかという 見立てあるんですよねえそこら辺も ちょっと株価にとっておしになってるん ですけれどもま私はそれはちょっと想定 する必要ないかなという風に思います円安 を止めるっていう意味からほどの引き締め はちょっとそれはもういくらなんでも無理 があるとうんいう風に思いますあのそれに しても安はちょっと気になりませんかそう ですねそれはあるんですけれどもあのこれ ですねえアメリカと退避すると分かり やすいと思うんですアメリカと退避する はいで例えばえ日本が今年のま4月の ゴールデンウィークの時にえ介入に入り ましたでところがアメリカのイエレン財務 長官なは非常に日本に対してレタなんです よねうんうんうんでこれはええそんなこと するんなら事前に知らせろとかですねえ やったってそんなこと効果あるのかとかっ て非常にこうレタなんですでこれは 2022年の介入もそうなんですけれども なぜこんなにレタなのかということを 考えるとですねやっぱ日の政策日米の政策 の違いがあると思うんです政策の違いはい アメリカは財政の緩和が非常に大きいん ですあ財政をンと一で金融は引き締めし てるんですなるほどはいあの財政と金融の あの経済政策をどう組み合わせてるかと いう意味で言うと財政の緩和と金のめなん ですあなるほどなるほどそれに対して日本 はですね財政は結構渋いんです1回はこの え電気代ガス代なんかも打ち切りましたし 今回の成長戦略なんかでもえ骨太なんかで も財政の引き締めっていうのは方向性 決まってるんですよねそれに対して金融は 今まで緩和を続けてきて引き締めに入った とは言っても弱いんですうんうんですから 財政はあアメリカと反対の引き締め気味 うんで金融は引き締め気味とは言っても ですねアメリカに比べたらかなり制限され てるはいはいはいはいですからこの2つが 全然違うのでアコな面があるんですねはい 金融に大きな得ている金融為替に大きな得 ている金融政策の違いから言ったらですね いやこんなことしてたら円安なのしょうが ないですよっていう風に私はイレさんは 言ってると思いますうんああなるほど なるほどはいマテや財政引締やってのは党 の財務局財務所なんですなるほどはいです ので日本もちょっと少しはイメージ変わっ てきてですねうんうんうんあのもしかし たら打ち切られるかもと思われていた8月 のえガソリン税の補助金は延長これ決まり ましたでさらに3ヶ月ですけれども電気代 ガス代の補助継続も決まりましたうんうん で私はこのパターンはですね結局3ヶ月 経ったら再開して3ヶ月経ったらもう1回 電気代ガス代は補助が継続すると思います なるほどなるほどその意味ではアメリカ からの違反のを組んで財政は緩に動いてる んですなるほどはいまこういう今お話を 伺ったような4つのポイントから考えると この3万8617ドル ありますディスクファクターって気になる ものてありませんかえいくつかあります あの例えば今年は猛暑超えて国書とかね 言われたりしますでおそらく 市場を最高の気温になるだろうという風に すでにもうこれえ予報が出てるんです けれどもただま あの毎年これ同じこと言いてるんですよね で確かにあの猛暑あの外周制限しますから 景気も悪くなると思いますでさらに災害な なんかもある程度は出るとは思います けれどもこれで景気が腰折れするかとか ですね株価を方向性変えるかっていうと そこまでの想定は必要ないんじゃないかな という風に思いますなるほど政治なんかは どうですかそうですねあのフランスが一旦 はあ方向性が出てそれから日本についても 今非常にこれ不安持たれてるんですけれど もま私はあのなんだかんだ言ってやっぱ 景気が大事で景気がいい方向にいたらです ねある程度はさすがにい まあまあ え支持率内閣支率なんかもえそちの方向が 出てくるんじゃないかなと思いますま アメリカについてもま11月もうちょっと 先ですけれどもまこの日になんかあっても ですねアメリカは結局私は11月までは 本番まではうんうん相場に与えるほどの ことにはならないと思いますそう考えたら これ色々あってもです ねあの株式相場にとっては本当にそんなに 景気というこう景ってやっぱり1回方向 決まったら簡単に変わらないこう巨大戦艦 なんですよね巨大戦艦に比べたら小さな波 かなというぐらいで見てていいと思います あと30秒ほどなんですがそうすると まとめてみるとま今順調に日柄調整は進ん でいるそうすると年後半については株式 市場についてはある程度ポジティブに捉え てもいいという感じになりますかと思い ますえ今日はここまでリソナアセット マネジメントのチーフストラデストクロス 小一さんにお話を伺いましたクさんどうも 今日ありがとうございましたはい ありがとうございました

    【画面に表示される株価や指数等の数値は2024年月7月2日放送時点のものです】
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    「日本株 順調な日柄調整」
    解説:りそなアセットマネジメント 黒瀬 浩一氏
    聞き手:日本経済新聞社 キャスター 守田 正樹氏

    〈目次〉
    00:00 日本の主な生産活動指数
    01:36 全体景気は緩やかに回復すると予想
    02:02 年後半へ向け低率減税と賃上げの効果
    02:48 企業収益は増益含みでみてよい
    03:37 円安の影響を交易条件指数で見る
    04:52 今年前半は昨年までの円高の効果残る
    05:25 ガバナンス改革は小休止・株主総会後に
    06:28 個人投資家からの「PBR1倍達成要求」増加
    07:22 アクティビストの影響強まる
    08:27 今までは財務戦略、今後は成長戦略が本丸に
    09:35 日米金融政策の違い、日銀は量的引き締めに
    10:40 日銀の為替介入と米イエレン氏の反応
    11:36 日本は財政引き締め気味・金融緩やかな引き締め
    12:30 電気・ガス代の補助再延長、財政も緩和気味に
    13:32 環境リスク:酷暑でも景気は落ちないだろう
    14:12 地政学リスク:多少のリスクあっても小さな波
    14:50 景気は方向決まると”巨大戦艦”

    ▼マーケット展望▼
    ・木野内 栄治氏(大和証券)

    ・糸島 孝俊氏(ピクテ・ジャパン)

    ・井出 真吾氏(ニッセイ基礎研究所)

    ・武者 陵司氏(武者リサーチ)

    ・池水 雄一氏(日本貴金属マーケット協会)

    ▼金融経済解説▼
    ・永濱 利廣氏(第一生命経済研究所)

    ・安藤 聡氏(金融経済教育推進機構 :J-FLEC)

    ・ 深野 康彦氏(ファイナンシャルリサーチ)

    ▼新NISA▼
    ・頼藤 太希氏(Money&You)

    ・代田 秀雄氏(三菱UFJアセットマネジメント)

    ・小林 亮平氏(バンクアカデミー/BANK AKADEMY)

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