【佐久間良子・平幹二朗】離婚会見で差し出された手を、彼女は握らなかった——それから32年、ふたりは二度と会わなかった
#佐久間良子 #平幹二朗 #昭和スター
【佐久間良子・平幹二朗】離婚会見で差し出された手を、彼女は握らなかった——それから32年、ふたりは二度と会わなかった
1984年5月、離婚を発表する記者会見の席で、平幹二朗が差し出した手を、佐久間良子は握りませんでした。
翌日の新聞は、その会見を「円満離婚」と伝えています。けれど、あの一枚の写真だけが、そうではないと語っていました。東映で初めて主役を演じた女優と、日本を代表する舞台俳優。14年間、夫婦だったふたりは、その日を境に、私生活で二度と会うことはありませんでした。そして32年後の2016年10月、平幹二朗さんはひとり暮らしの自宅で、静かにその生涯を閉じます。その姿を最初に見つけたのは、あの会見の日、まだ9歳だった息子でした。
なぜ、佐久間良子さんは、あの手を取らなかったのでしょうか。そして、取られなかったはずのその手は、なぜ18年後、舞台の上でもう一度、握られることになったのでしょうか。
信頼できる資料のみに基づき、丁寧に紐解いていきます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
📌 目次
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
オープニング —— 宙に浮いたままの手
第1章「五百坪の塀の中」—— 練馬に生まれた箱入り娘と、疎開先で痩せていった子
第2章「生後9か月」—— 父の顔を知らずに育った、広島の少年
第3章「広島訛り」—— 養成所の二次試験で落とされた理由
第4章「飛車角の女」—— 清純派の看板を、自分の手で下ろした1963年
第5章「お吟さま」—— 出会い、そして霊南坂教会の朝
第6章「会話が消えた家」—— 語られなかった「結婚してはじめて分かったこと」
第7章「おんな太閤記」—— 日本じゅうが見ていた妻と、話す相手のいない部屋
第8章「まぶたが震える」—— 9歳のふたりに出たもの
第9章「1984年5月、その会見」—— 差し出された手と、起こった笑い声
第10章「下馬の家」—— 1年で手放した理由を、彼が語るまでの20年
第11章「男が、女を演じた」—— 世界を回った『王女メディア』
第12章「鹿鳴館」—— 18年後、もう一度の「夫婦」
第13章「ワインを六本」—— 最後の晩餐と、10月23日の夜
終章 —— 握られなかった手の、ゆくえ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
📖 参考文献・出典
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
佐久間良子『ふりかえれば日々良日』小学館、2025年
日本経済新聞「私の履歴書」佐久間良子(2012年2月連載)
『文藝春秋』2017年2月号 特集「大女優9人が語る昭和の映画」佐久間良子インタビュー
『週刊文春』「家の履歴書」平幹二朗(2004年12月23日号)
NHK総合『ファミリーヒストリー』平幹二朗の回(2013年2月18日放送)
テレビ朝日『徹子の部屋』佐久間良子 出演回(2018年7月24日)
ステージナタリー「『王女メディア』の曲で最期の別れ、平岳大『父・平幹二朗の原動力は芝居』」(2016年10月28日)
映画ナタリー「平幹二朗の告別式に佐々木蔵之介、山田涼介、桐谷健太ら出席」(2016年10月28日)
ORICON NEWS「平幹二朗さん通夜 元妻・佐久間良子が追悼」(2016年10月27日)
スポーツ報知「平幹二朗さん最後の出演シーンで視聴率上昇『カインとアベル』第2話」(2016年10月25日)
日刊ゲンダイDIGITAL 佐久間良子インタビュー(2025年)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
🎙 時代を語る声
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
昭和から平成、令和へ——
時代を彩ったスターたちの知られざる物語をお届けします。
音声と、心に響くナレーションでお届けする、ラジオ風ドキュメンタリーチャンネルです。
忘れられない名曲、心に刻まれた名場面。
しかし、私たちが本当に光を当てたいのは、その輝きの裏にあった、彼らの”内なる声”です。
騒がしい日常を離れ、静かな夜のひとときに、耳を澄ませてみませんか?
ぜひチャンネル登録をして、一緒に時代の記憶を巡る旅へ、お出かけください。
