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    第97回都市対抗野球第8日 2回戦   エイジェック8―4日本生命 ( 2026年9月2日    東京D )

    都市対抗<日本生命・エイジェック>3回、エイジェック・金原(右)は3ランを放つ(撮影・須田 麻祐子)
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     2回戦3試合が行われ、エイジェック(小山市)は8―4で日本生命(大阪市)を下し、創部9年目で初めてのベスト8入りを決めた。4番・金原塁内野手(24)が2打席連続本塁打など4打点の活躍を見せた。

     衝撃の2発だった。2回先頭。金原はフルカウントから、左腕・当山の真ん中低めの変化球をすくい上げた。

     左翼ポール上部にぶつかる特大の先制ソロ。3回2死一、三塁でも変化球を左翼席上段へ。2打席連発で4打点を挙げ、10安打8得点の打線を引っ張った。

     「体がしっかり反応しました。練習の成果が出せてよかった。試合後に“あそこで1点が取れなくて”と後悔しないように」

     日立製作所からの補強選手。8月31日の1回戦・沖縄電力戦も4番に入ったが2打数2三振の上に、両ふくらはぎを痛め途中交代していた。「補強になっていなくて…」と反省。試合前のミーティングでも山中繁監督から「初戦は補強がいなかった。今日は補強が頑張ってくれるだろう」と冗談交じりの激励が飛んだが、見事に応えた。

     新人だった昨年は日立製作所で出場も、代打出場のみで1安打だった。その後は、体幹トレーニングに取り組み、春からは体をかがめて構えるフォームに改良。長打力に磨きをかけ「どちらも完璧な当たり。下半身の粘りをテーマに取り組んできた成果が出た」と結果につなげた。

     宮城県出身で6人兄弟の野球一家。クラーク(北海道)―大商大と全国を渡り歩いて野球に取り組んできた。初戦の後、大商大同期の西武・渡部から届いた「足がつって転んでいる場合じゃないぞ」という激励も発奮材料にした。

     18年創部のエイジェックが名門・日本生命を破り初の8強。「チーム全体で一球にかける思いが今の強さに出ている。貢献できるように自分もくらいつきます」と力強かった。 (毎日新聞・林 大樹)

     ◇金原 塁(かなはら・るい)2002年(平14)8月5日生まれ、宮城県出身の24歳。クラーク(北海道)では甲子園出場なしも、大商大では関西六大学リーグで、3年春に一塁手でベストナイン獲得。8季中7度の優勝を果たした。25年に日立製作所に加入。1メートル79、90キロ。右投げ右打ち。

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