「私は献金も受け取らないし、政治資金パーティーも開かないんです。何かの恩を一定の企業や宗教、団体からドンと受けると、ひもを引っ張られてしまうことがありえる」
岡山県選挙区を地盤とする小野田紀美経済安保担当相(43)。2022年7月の参院選から間もなく放送されたネット番組で、政治とカネの問題について、独特の表現で自身の清廉潔白さをアピールしていたが……。
政治部デスクが語る。
「小野田氏はアメリカ・イリノイ州シカゴ生まれ。現在の岡山県瀬戸内市で育ち、拓殖大政経学部を卒業後はゲーム制作会社に勤務。政界入りすると、東京都北区議を経て、16年の参院選に公募で立候補し、初当選した。ゲームやアニメ、漫画が好きなオタクであることを公言していることもあり、Xのフォロワーは、現役閣僚では高市早苗総理に次ぐ約111万人。SNSでの発信によって若年層からも支持を集めています」

高市政権で初入閣した小野田氏 ©︎時事通信社
保守思想を共有する高市総理とはかねてから関係が近く、高市政権で初入閣。高市総理の肝煎りで新設された外国人政策担当相なども兼任している。
「宗教嫌いでも知られており、2022年の参院選では、今の自公分裂に先立って公明の推薦を拒否。公明は自主投票としたものの、結果は小野田氏の圧勝でした」(同前)
今回、小野田氏に発覚したのが、その2022年7月の参院選における2つの公選法違反疑惑だ。1つ目は、“ヤミ選挙事務所”疑惑である。
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source : 週刊文春 電子版オリジナル
