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    新大阪駅から徒歩約3分の場所に、2028年3月、新たなライブハウスが開業する。9月3日の記者会見では、運営元として「ロッテホールディングス」と「野村不動産」による合弁会社の設立、そして正式名称を「BEAT PARK OSAKA」に決定したことが発表された。

    ■ 約1600人収容、ライブから株主総会まで対応

    コロナ禍によって一時は落ち込んだライブ・エンタメ業界も再び盛り上がりを取り戻し、国内市場は2023年から3年連続で過去最高を更新している。そんななか、大阪はエンタメ需要が高くライブハウスも多いエリアでありながら、1000人程度を収容する中規模のコンサート会場不足が指摘されていた。

    大阪の主なライブハウスのキャパシティ(Lmaga.jp調べ)大阪の主なライブハウスのキャパシティ(Lmaga.jp調べ)

    その状況を鑑みたロッテホールディングス(以下ロッテHD)と野村不動産がタッグを組み、合弁会社「BEAT PARK OSAKA」を設立。約1600人キャパのライブハウスを開業することが決まった。

    「BEAT PARK OSAKA」外観「BEAT PARK OSAKA」外観

    同施設は新大阪駅から徒歩3分にある立地にオープンする予定で、すでに2月より着工している。新幹線が停車する駅から徒歩圏内という全国的に見ても珍しい立地のライブハウスということで、いわゆる“遠征民”が日帰りで公演に参加できるというメリットも見込めそうだ。

    また同施設は稼働率約80%を目指しており、ロックバンドやアイドルのライブから始まり、お笑いやアイドルの特典会・握手会、日中は地域のイベントや株主総会、入社式など多彩な用途で利用できる「マルチユース型施設」を目指すという。

    「BEAT PARK」発表記者会見の様子。左からロッテホールディングス・玉塚元一氏、BEAT PARK OSAKA・宅間 弘治氏、野村不動産・松尾 大作氏(9月3日・大阪市内)「BEAT PARK」発表記者会見の様子。左からロッテホールディングス・玉塚元一氏、BEAT PARK OSAKA・宅間 弘治氏、野村不動産・松尾 大作氏(9月3日・大阪市内)

    ■ 新大阪を「通過する駅」から「滞在する駅」へ

    大阪で唯一新幹線が停車するターミナル駅として全国有数の交通利便性を持ちながら、単なる「乗換駅」や「通過する駅」というイメージも強い新大阪駅。現在南口エリアで再開発の話が持ち上がっているが、同施設の開業を通じ「滞在する駅」への転換を図るという。

    アクセスの良さに加え、高精細の大型LEDビジョンや海外メーカー製スピーカー、センサー制御による低域拡張システムを導入した音響を常設。これらの機材は臨場感を引き出すだけでなく、機材手配のコストや設営時間を削減することで、アーティストや主催者の負担を減らすという狙いもある。

    会見にはアソビシステムの代表取締役・中川悠介氏が出席、CUTIE STREETからサプライズメッセージも(9月3日・大阪市内)会見にはアソビシステムの代表取締役・中川悠介氏が出席、CUTIE STREETからサプライズメッセージも(9月3日・大阪市内)

    ■ K-POPの初来日ショーケースも!?「大阪から日本デビューの新たな流れを」

    またロッテグループがこれまで培ってきた、韓国エンターテインメントネットワークも活用。日本のバンドやアーティストだけでなく、K-POPアーティストの初来日ショーケースやファンミーティングなども積極的に誘致する予定だ。同グループは「東京を経由せず、大阪から日本デビューという新たな潮流を生み出します」とコメントしている。

    「BEAT PARK OSAKA」のホワイエ(イメージ)「BEAT PARK OSAKA」のホワイエ(イメージ)

    ほかにも施設内にホワイエを設け、開演前に観客がくつろげるスペースや、ロッテ商品とのコラボメニューなども展開する予定。

    「BEAT PARK OSAKA」は2027年11月に竣工、2028年3月の開業を予定。現在は開業に向けた準備を進めるとともに、9月3日よりネーミングライツパートナー・スポンサーの募集を開始している。

    取材・文/つちだ四郎 写真/Lmaga.jp編集部

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