「光+5G」のハイブリッドルーターを新開発
新サービス「auひかりプラス」は、NECと共同開発した専用のハイブリッドホームルーター「Aterm HY01」で実現する。
届いてすぐに、光回線の開通工事を待たずに、モバイル回線(au 5G)でインターネットに接続する“5Gホームルーター”として稼働できる。
なお、光回線を利用しないau 5G回線のみのプランも用意される。既存のau 5Gホームルーターと同様に容量無制限だが、プラチナバンドを使う設定に変更すると月間30GBに制限される。
光回線が開通した後は、ルーターに設定した自宅のWi-Fi設定などはそのままに、インターネット接続回線(WAN)側がau 5G回線から光回線に手続き不要で移行する。以降は、アップロード速度や低遅延さ、大容量の通信に対応する光回線を原則として利用する。5G回線は、ルーターのファームウェアアップデートといったメンテナンスや、固定電話サービスのためにVoLTEを使用するため、オフにはならない仕様。
光回線や固定電話と接続
ハイブリッドホームルーターの背面
災害などで光回線に通信障害が発生した場合、au 5G回線へ切り替えられるバックアップ機能も用意されている。当初は手動で切り替えるが、今年度内を目処にファームウェアアップデートで自動切替機能が提供される予定。
光回線の障害時にはモバイル回線に切替可能KDDIならではの組み合わせ
光回線による固定インターネットサービスは、“10ギガ”サービスが始まっていることなどからゆるやかに成長しており、トラフィックは映像サービスの伸長などで大きく伸びている状況。
ブロードバンド人口とトラフィック増加
一方でKDDIは、「サービス内容は同質化しており、比較要素は料金や特典に集中しがち」(KDDI パーソナル事業統括本部 事業戦略本部 事業推進部長の相原 円氏)と指摘する。
KDDIが自ら手掛けている光回線を対象にするだけでなく、子会社のBIGLOBEを含むプロバイダー3社を介して、NTTの光コラボ回線でも利用できるようにしたのも大きな特徴。これにより、auの光回線のエリアだけでなく、全国の幅広いエリアを対象に展開できるようになった。
「改めてKDDIならではのインターネットサービスとは何かを考え、価値向上にこだわった。根底から変えるために、常識を見直し、新しい価値を提供する」(相原氏)と、これまでにないサービスになったことが語られている。
10ギガの光回線とau 5Gを組み合わせた
ニーズを調査し、常識を見直したサービスとした
KDDI パーソナル事業統括本部 事業戦略本部 事業推進部長の相原 円氏
