Snow Man・岩本照が主演を務めるミュージカル「タイムトラベラーズ・ワイフ」のプレスコールと囲み取材が、9月5日に東京・EXシアター有明にて行われ、主演の岩本のほか、共演の和希そら、日本版上演台本・演出のウォーリー木下が登壇。初日を迎えた心境などを語った。
【写真】フライングで歌唱する岩本照“ヘンリー”
■「タイムトラベラーズ・ワイフ」が日本初上陸
原作は、2003年にアメリカで出版されたオードリー・ニッフェネガーの同名小説で、2009年にブラッド・ピットの製作総指揮により映画化。日本でも「きみがぼくを見つけた日」(邦題)として公開され、多くの話題を集めた。2022年にはアメリカでテレビドラマ化、そして2023年にはウエストエンドでミュージカル版が初演され、時を超えてめぐり合う2人の切なくも温かな愛の物語として、連日スタンディングオベーションを巻き起こした。
そんな話題作が、このたび、EXシアター有明のオープニングラインナップとして日本に初上陸。岩本が時空を旅する主人公・ヘンリーを、和希がヒロインであるヘンリーの妻・クレアを演じ、ゴメス役の尾上寛之、チャリス役の青野紗穂、ヘンリーの母・アリアナ役の壮一帆、ヘンリーの父・リチャード役の鶴見辰吾らが脇を固める。
さらに、クレアの父・フィリップを宮原浩暢、クレアの母・ルシールを佐藤真弓、物語の鍵を握る娘・アルバを木村美桜と坂本愛来がWキャストで演じる。
■「駆け足ですごくスピード感がありました」
この日の会見は、ちょっとしたハプニングから始まった。既にステージに登壇していた一同だったが、照明の関係でホワイトバランスを撮り直したいとカメラマンから要望が上がった。岩本はすかさず「ホワイトバランス撮りますか?俺邪魔ですか?」と発言し、「じゃあ、俺紙持ちます。紙もらっていいですか?これでいいですか?」と自ら白い紙を持って進行をフォロー。スマートに、取材陣を気遣う様子を見せた。
初日を迎えた今の心境を問われると、岩本は「いよいよ幕が上がるのかというすごく楽しみな気持ちが一番大きいです。ここに来るまでの稽古期間も、作品自体“時間”がテーマなので、その作品のおかげなのか、せいなのか、駆け足ですごくスピード感がありました。いよいよ初日で幕が開くので、すごく楽しみな気持ちでいっぱいです」とコメント。
和希は「ついにお客さまにご覧いただけるということで、すごくドキドキワクワクしております。ご覧いただけるお客さまに何か一つでもメッセージがお届けできるように、心を込めて努めてまいりたいと思います」と意気込んだ。
■「ときめきが多いところが魅力の一つ」
日本版として立ち上げるにあたり、さまざまな改定を重ねたという木下は「僕としてはとても満足のいくものになりましたので、若い方も、男女関係なく、自分の今いる立ち位置でこの作品を楽しめるのではないかなと思っています。そこを目指しました」と熱弁。
そして、「とってもシンプルに、役者さん同士が舞台上に立っていて、そこですれ違ったり出会ったり、歌を歌ったり会話をしたりというような、演劇の初心みたいな感じの舞台を作りたかったので。いろいろな映像やマジック、特殊効果と仕掛けもあるのですが、まずは役者さんの立ち姿だったり、そこで出会った瞬間の化学反応みたいなものをライブで楽しめる作品になっていると思うので、ぜひそこを楽しんでいただけたらと思います」と呼び掛けた。
岩本は、作品について「ときめきが多いところが魅力」と語る。「愛に対してもそうだし、時間のそれぞれの使い方に対してもそうだし、純粋にときめきが多い作品だなって。それが魅力の一つかなと思っています」と明かした。
和希は「私自身演じていて、とても心が揺さぶられるような作品だと感じていて。限られた時間の中で大切な人と向き合う時間や必ず訪れる人との別れみたいなものって、今の現代の私たちにも通ずるものがあるので、そこが刺さる部分だと思います。いろいろな年代の人たちがいろいろなものを抱えて生きているので、老若男女問わず、いろいろな方に刺さる作品なんじゃないかなと思っています」とアピールした。
ミュージカル「タイムトラベラーズ・ワイフ」の東京公演は9月5日(土)から24日(木)までEXシアター有明にて、大阪公演は10月2日(金)から8日(木)までオリックス劇場にて上演される。
