2026年9月
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    武装系とプチドレスアップ系、発表会場に並んだ2台の用品装着車

    9月2日にめでたくワールドプレミアと相成った三菱の新型パジェロだが、その発表会場には用品装着車も展示されていた。どちらも海外仕様のため、実際に日本で販売されるアイテムかどうかは現段階では判然としない。しかし、新型パジェロのカスタマイズのサンプルとしてご覧いただければ幸いだ。

    はじめに、グラファイトグレーメタリックのボディカラーをまとった1台からご紹介しよう。装着されているのは、いずれもオーストラリア市場向けと思われる用品だ。

    まず目を奪われるのは、ド迫力のフロントプロテクションバーだ。かつて日本でもRVブームの時代に一世を風靡したカンガルーバーのようなゴツい出で立ち。日本ではあくまでもドレスアップのためのパーツとして人気を博していたが、走行中に野生動物との遭遇機会が多いオーストラリアのような地域では、今でも機能アイテムとして活躍中。実際、豪州ではトライトンのための純正用品が用意されており、今回、新型パジェロに装着されているフロントプロテクションバーもそれと同様の形状を採用している。素材はスチールで、ブラックパウダーコート仕上げとなっているのが特徴だ。

    この頑強なフロントプロテクションバーに組み合わされているのがドライビングランプだ。新型パジェロ用の詳細は不明だが、トライトン用(豪州仕様)は21個のLEDを搭載し、消費電力75Wで合計8820ルーメンの明るさを発揮する。スポットフィルターにより、最大939m(!)まで照射することが可能だ。

    足元にも目を向けたい。18インチサイズのホイールはダークグレーに塗られた武骨なデザインで、ノーマルの展示車が履いていた20インチとは意匠がまったく異なる。グレードの異なるモデルの標準ホイールなのか、それとも純正用品として用意されるホイールなのか、情報がないため定かではない。

    組み合わされるタイヤは、ヨコハマタイヤのジオランダーX-CV、サイズは255/65R18だ。ジオランダーの名を冠しているが、クロスカントリー系ではなく、ハイパフォーマンス・クロスオーバーSUV向けに開発されたハイウェイテレーンタイヤである。武骨なフロントプロテクションバーとの取り合わせは意外だが、舗装路の移動距離が長い豪州のような地域では、理に適った組み合わせとも言えそうだ。

    運転席側に装着されているのがシュノーケルだ。エンジンの吸気口を高い位置へ移設することにより、砂ぼこりや泥など、路面に近い位置の汚れた空気を吸い込みにくくする。トライトン用(豪州仕様)では「吸気圧が適正になるようチューニングされており、走行時のドライバビリティ向上にも寄与します」という触れ込みもある。タフさを演出するためのカスタマイズ用品としても注目だ。

    乗り降りをサポートしてくれるサイドプロテクションバーも装備している。上面は滑り止め加工済み。また、スチール製のバーはオフロード走行時の側面への衝撃から車体を保護する役割も担ってくれそうだ。

    トレーラーヒッチメンバーも、いかにも豪州向けらしいアイテムだ。豪州では4WD関連の用品として非常に装着率が高く、日常的な実用品として活用されている。あわせて配線キットのトーバーハーネスも装着済みだ。

    ルーフを見ると、純正用品のベースキャリアを介してフラットキャリアが装着されていた。Rola(ローラ)社製の「タイタンルーフトレー」で、高強度かつ軽量なアルマイト処理アルミニウムを採用したスタイリッシュな逸品だ。

    オマージュデカールにも注目したい。歴代パジェロでは「SUPER SELECT 4WD」と「PAJERO」のグラフィックがスペアタイヤカバーなどにあしらわれていたが、それを現代風に再解釈したもの。パジェロファンなら思わずニヤリとしてしまいそうなアイテムとなっているのである。

    ノーマル+αのさりげないカスタマイズもよく似合う

    ホワイトダイヤモンドのボディカラーをまとう2台目はタイ仕様。こちらは、エクステリアを中心にしたドレスアップが施されており、より身近に感じられる1台となっている。

    前まわりは、マットブラックのフロントアンダーガーニッシュ、マットホワイトのフロントアンダーカバーを装着。また、フロントグリルもハニカム形状は純正と同じだが、よりダークな色調のタイプに変更されている。エンジンフード先端を飾るのはエンジンフードエンブレム。グロスブラックの「PAJERO」ロゴがあしらわれている。

    サイドのアンダー部には、PAJEROのロゴ入りデカールを装着。ドア下部のプロテクターとの一体感も感じられる仕立てとなっている。また、マッドフラップもクロカン四駆らしさを引き立てるアイテムだ。

    ボディ後部では、マットブラックのリヤアンダーガーニッシュでさりげなく後ろ姿を差別化している点もニクい。室内にもフロアマット、ラゲッジインナープレート、シートバックテーブルが備わる。

    新型パジェロの日本発表は10月29日、発売は12月17日が予定されている。それに先立ち、予約注文が10月1日から開始される。それまでは、この用品装着車を眺めつつ、カスタマイズの計画に頭を巡らせるのも一興と言えそうだ。

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