2026年9月
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     スマートウォッチで運動や睡眠を記録するのは素晴らしいことだ。しかし、運動で消費したカロリーを把握することが主目的なら、別の方法を探した方がよいかもしれない。フロリダ国際大学(FIU)の新たな研究によると、スマートウォッチは消費カロリーを多めに見積もる傾向があり、中には誤差が大きい機種もあるという。

     この研究では、「Apple Watch Series 8」「Fitbit Sense 2」「Samsung Galaxy Watch5」「Garmin Forerunner 955」の4機種を対象とし、計58人が参加した。

     参加者はこれらのスマートウォッチに加え、エネルギー消費量を測定する「COSMED K5」と、心拍数を測る心電図式の胸部ストラップを装着した。各機器には参加者の年齢、性別、身長、体重を入力した。その後、管理された環境で据え置き型の運動器具を使ってトレーニングを行い、各機器の測定結果を比較した。

     その結果、誤差は15~25%程度で、全体的に消費カロリーを多めに計測する傾向が見られた。つまり、夕方に早歩きをして、スマートウォッチに200キロカロリーを消費したと表示されても、実際の消費量は160~174キロカロリー程度である可能性が高い。

     ただし、精度はブランドによって異なる。研究では、Apple Watchの誤差が最も小さく、サムスンとGarminは過大評価の傾向がより強かった。また、Fitbitではテスト中に不具合が相次ぎ、計測上の問題から一部のデータが分析対象外となった。

     研究チームは、体脂肪率が高くなるほど精度が低下することも確認したが、その理由は明らかになっていない。

     この研究に関するプレスリリースで、論文の筆頭著者であり、FIUの芸術・科学・教育学部で運動学・運動科学を専門とする准教授のJason Kostrna氏は、スマートウォッチが示す日々の消費カロリーを過度に信用しないよう注意を促した。

     「1週間に数百キロカロリーものずれが生じる可能性がある。カロリー不足だと思っていても、実際には簡単にカロリー過多に陥りかねない」と同氏は述べた。

     スマートウォッチのユーザーは、表示されるカロリーの数値をうのみにせず、自身の体調や活力の変化に細かく目を配るべきだ。

    この記事は海外Ziff Davis発の記事を4Xが日本向けに編集したものです。

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