くら寿司の「ちいかわ」コラボキャンペーンをめぐり、従業員が景品を横領した問題で、別のキャラクターとコラボした際にも、“店員”を名乗る人物が店舗の景品をフリマサイトに大量出品していたことが会社への取材でわかりました。
くら寿司によりますと、メルカリなどのフリマサイトで、ちいかわとコラボした「ビッくらポン!」の景品が大量に出品されていることを確認したため、8月末から全店舗を対象に景品の在庫調査や従業員への聞き取りを行っていました。
その結果、9月3日、1つの店舗で従業員による景品の横領があったことが判明したということです。くら寿司は5日、この不正行為を受け、6日の営業開始から「ちいかわ」コラボキャンペーンを中止しました。
■過去の企画「僕のヒーローアカデミア」コラボでも“店員”による景品の大量出品 会社としても把握
ちいかわとのコラボは2023年から毎年行われ、今回が4回目だということです。くら寿司は7日、読売テレビの取材に対し、過去の「ちいかわ」コラボの際にも、店舗の景品がフリマサイトに出品されていたことを明らかにしました。一方で、今回の事案と同様に、出品に店員が関与していたかについてはわかっていないということです。
さらに、2025年12月に行われた「僕のヒーローアカデミア」とのコラボ企画の際には、くら寿司の“店員”を名乗る人物によるフリマサイトでの景品の大量出品があったことについても会社として把握していたということです。当時、事案の把握に至った経緯などの詳細については「差し控える」としています。
■メルカリ「くら寿司と必要な情報交換を行いながら措置を実施」
くら寿司ではコラボ景品を鍵のかかる倉庫で保管し、複数人で開封や補充を行うなど、管理を徹底しているとしています。また、景品の転売そのものは禁止していませんが、無在庫での大量出品など、不正な入手が疑われるケースについては、把握次第、フリマサイトに連絡して削除を求める対応を取っているということです。
メルカリは7日、読売テレビの取材にメールで回答しました。それによりますと、メルカリでは、「出品時に出品者の手元にない商品や盗品など不正な経路で入手された商品の出品を禁止している」ということです。
そのうえで、くら寿司のコラボキャンペーンに関連する出品については、「くら寿司と必要な情報交換を行いながら、禁止行為・禁止出品物に該当すると判断した場合には、取引のキャンセル、商品の削除、利用制限などの措置を実施している」と明らかにしました。
