公開
2026年09月07日 18時24分
著者

林裕也
[ITmedia]
消費者庁は9月4日、Googleのスマートフォン「Pixel 6a」(GA03714-JP)に起因する火災事故があったと発表した。消費生活用製品安全法に基づく重大製品事故のうち、製品起因が疑われる事故に当たるという。

消費者庁が公表した重大製品事故の資料(出典:消費者庁より、以下同)
事故は2025年6月29日に大阪府で発生した。他社製のUSBケーブルとACアダプターを接続して充電中、異音とともに本体と周辺を焼損する火災が起き、1人がやけどで軽傷を負った。調査の結果、内蔵のリチウムイオン電池セルが異常発熱して出火したと推定されるものの、電池セルの焼損が著しく、異常発熱の原因特定には至らなかったという。
事故自体は25年7月の時点で公表済みだったが、製品起因か否かが特定できていなかった。その後の調査を経て、今回、製品起因が疑われる事故に区分を改めた。

Pixel 6aで起きた火災の概要
消費者庁は同日、アンカー・ジャパンが輸入したモバイルバッテリー「Anker PowerCore 10000」の火災も特記事項として公表している。26年6月11日に長野県の宿泊施設で、充電中の同製品と周辺を焼損する火災が発生した。原因は調査中。

アンカー・ジャパン製モバイルバッテリーの事故に関する特記事項
Anker PowerCore 10000はセル製造を委託しているサプライヤーの製造工程で、特定時期に異物が混入した可能性があるとして、アンカー・ジャパンが25年10月21日から回収・交換を実施している。使用に伴い電池セル内部でショートが起き、火災に至る恐れがあるという。対象は計41万124台。今回の事故がこのリコール事象によるものかどうかは、現時点では不明としている。

回収・交換の対象製品「Anker PowerCore 10000」。本体裏面の品番などで確認できる
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