2026年9月
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    Appleの新製品発表イベントを前に、iPhone 18 Proシリーズのデモ機とされる端末を撮影した短い動画が公開された。映像では、通称「ダークチェリー」の端末が深いワインレッド、もう一方のブルーが淡く明るい色に見える。ただし、動画の真正性や端末の位置付けは確認されておらず、色名を含む製品情報もAppleから正式には発表されていない。

    ■小売店の展示機とされる2台

    韓国のNaverにyeux1122が投稿した短い動画には、iPhone 18 Pro MaxとiPhone 18 Proとされる2台が映っている。1台は濃い赤紫、もう1台は淡いブルーで、透明なスタンドやセキュリティケーブル、製品ラベルのようなものが周囲に見えることから、小売店の展示環境を撮影した可能性が指摘されている。

    映像を取り上げたMacworldは、赤紫の端末を「ダークレッドまたはバーガンディ」、ブルーの端末を「ライトブルー」と表現した。投稿者は映像の詳しい経緯を明らかにしておらず、Macworldも動画が本物だと保証することはできないとしている。

    映像には、濃いブルーのiPhone 17 Pro Maxとされる端末も登場する。淡いブルーの端末と直接並べられてはいないものの、従来の濃色系ブルーとは異なる、明るい色調を採用する可能性を読み取れる。

    もっとも、カメラの露出やホワイトバランス、動画の圧縮、視聴するディスプレイの設定によって色の見え方は変わる。このため、映像は色の大まかな傾向を知る材料にはなるが、最終製品の発色を正確に再現しているとは限らない。

    ■ダークチェリーは深いワインレッドに見える

    ダークチェリーは、iPhone 18 Proシリーズの新色として繰り返し報じられてきた仮称である。初期の情報では濃い赤とされ、その後の報道ではバーガンディやワイン、プラムに近い色として説明されてきた。

    一方、これまでに出回ったレンダーやダミー機の画像では、落ち着いた暗い赤紫から、比較的明るいピンクレッドまで色調に大きな違いがあった。リーカーのInstant Digitalは、バーガンディ、コーヒー、濃い紫を組み合わせたような色と表現している。

    今回の動画に映る端末は、鮮やかな赤というより、紫を含んだ深いワインレッドに見える。明るい赤として描かれた一部のレンダーよりも暗く、照明が落ち着いた環境ではバーガンディやプラムに近く見える可能性がある。

    ただし、映像から端末がAppleの最終的な市販品なのか、展示用のモックアップやダミー機なのかを判別することはできない。過去にはiPhone 18 Proの部品とされた画像にAI加工の可能性が指摘された例もあり、外観が精巧であることだけでは真正性の裏付けにならない。

    また、「ダークチェリー」という名称もAppleが発表した正式名称ではない。実際の名称と色調は、公式発表を待つ必要がある。

    ■ブルーは淡く明るい仕上げか

    もう1台の端末は、白に近い淡いブルーに見える。これまでの報道では「ライトブルー」または「スカイブルー」と呼ばれており、iPhone 17 Proのディープブルーとは対照的な明るい仕上げになる可能性が伝えられてきた。

    色調としては、鮮やかな青というより、明るさを重視した柔らかなブルーである。光が強い環境では青みのある白に近づき、室内では淡い水色として見えるタイプの仕上げが想定される。

    過去のProモデルでは、iPhone 13 Proのシエラブルーなど明るいブルーも採用されてきた。今回の映像が正しければ、濃いブルーから淡いブルーへと方向性を変えた、軽やかな選択肢になる。

    ただし、ブルーの端末についても正式な色名は発表されていない。ライトブルーとスカイブルーのどちらが製品名に採用されるか、日本で同じ名称が使われるかも現時点では不明である。

    ■カラー構成をめぐる情報は一致せず

    ダークチェリーと淡いブルーは複数の情報で共通しているが、iPhone 18 Proシリーズの最終的なカラー構成については見解が分かれている。

    Macworldは当初、ダークチェリー、ライトブルー、ダークグレー、シルバーが開発されていると報じた。ただし、すべてが製品化されるとは限らず、発売時には一部が外される可能性もあるとしていた。

    その後、中国のリーカーFixed Focus Digitalは、ダークチェリー、スカイブルー、ブラックの3色になり、シルバーは採用されない可能性があると伝えた。これに対し、Sonny Dicksonが公開したSIMトレーとされる部品の画像では、ダークチェリー、スカイブルー、シルバーの3色が示されていた。

    今回の動画から判断できるのは、ダークチェリーと淡いブルーとされる2色の見え方に限られる。ブラック、ダークグレー、シルバーのうち何色が採用されるのか、全部で何色になるのかは確認できない。

    iPhone 17 Proで提供されているコズミックオレンジとディープブルーが継続されるかどうかも、Appleは明らかにしていない。新色の情報が複数出ていることだけを理由に、既存色の廃止が確定したとはいえない。

    ■色を重視するなら実物確認が確実

    動画に映る色は、撮影時の照明やカメラの設定によって変化する。とりわけダークチェリーのように赤と紫の中間に位置する色は、暖色系の室内照明では赤みが強く、昼光の下では紫みが強く見える可能性がある。

    端末の素材や表面処理についてもAppleの正式発表前であり、動画だけからコーティングの種類や最終的な反射特性を特定することはできない。レンダー、ダミー機、展示機とされる端末の間で色が違って見えても、それだけでどれが最終製品に近いかを判断するのは難しい。

    色を購入判断の中心に据える場合は、Appleが公開する製品画像だけでなく、発売後に店頭で実物を確認するのが確実だ。公式画像も一定の照明や表示環境を前提としているため、実際の色は見る場所によって印象が変わり得る。

    予約受付については9月12日に始まるとの情報があるものの、Appleは記事公開時点で日程や時刻を発表していない。日本での予約開始日時、価格、発売日も公式発表後に確認する必要がある。

    ■Appleの発表は日本時間9月10日午前2時

    Appleは「Surprise and shine.」と題したイベントを、米国太平洋夏時間の9月9日午前10時から開催する。日本時間では9月10日午前2時に当たる。

    イベントはAppleのWebサイト、公式YouTubeチャンネル、Apple TVアプリで配信される。Appleが事前に公表しているのはイベントの開催日時などであり、発表する製品の名称や仕様、カラー、価格、予約開始日については明らかにしていない。

    報道では、iPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Max、Apple初の折りたたみ式iPhoneなどの発表が予想されている。折りたたみモデルには「iPhone Ultra」という名称も伝えられているが、これも正式名称ではない。新しいApple WatchやAirPodsが登場するとの見方もある。

    今回のイベントは、9月1日にAppleのCEOへ就任したJohn Ternusの下で開かれる初の大型製品発表となる。カラーを含むiPhone 18 Proシリーズの詳細も、この場で明らかになるとみられる。

    元記事: iPhone 18 Pro Colors Caught on Video: Dark Cherry Reads Darker in Real Life

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