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    NVIDIAの株価はもう上がらない?『AI成長限界説』は本当か【米国株 #190】

    好決算を発表してもうNVIDIAの株価は上がらない。最近そんな見立てをよく目にします。その背景には顧客への資金供給、ハイパースケーラーの資金不足、電力制約、そして中間選挙前に強まるデータセンター建設への反対などを挙げる例があります。一方、NVIDIAを高く評価する私の周囲には成長を裏付ける情報が集まりやすいはずです。今回は弱気派と強気派それぞれの情報空間から一度離れ、確認できる事実と企業決算からAI成長限界説を検証します。
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    ✦ 主なトピック ✦
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    ✦ 「NVIDIAの株価はもう上がらない」論の4つの異なる論点
    ✦ なぜ同じ結論に異なる論点が集められてしまうのか──アテンションエコノミーとエコーチャンバー
    ✦ 本当に検討すべき3つの制約──資金・電力と建設・政治と住民反対
    ✦ 制約が存在することと成長が止まったことは別問題
    ✦ ブロードコム・デル・パロアルトネットワークス・CrowdStrikeの決算が示す連鎖
    ✦ 市場の多数派に投資判断を預けないという考え方
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    🔑 重要ポイント
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    ✅ NVIDIAの直近決算は売上高が前年同期比約2倍の962億ドルとなり、会社側は次の四半期も1,080億ドルを見込み、来年度も供給制約を前提に約70%の増収を想定している。それでも「株価の上昇余地には限界がある」という見方には、①評価がすでに株価に織り込まれている②顧客への資金供給による循環取引③ハイパースケーラーの資金が続かない④電力・建設・カスタム半導体への代替、という原因も時間軸も異なる4つの論点が1つの結論にまとめられてしまっている

    ✅ 同じ内容がニュース・SNS・YouTube・ネットニュースの間でループしながら形を変えて繰り返し流れることで、1つの見方に過ぎなかったものが広く確認された事実のように感じられる。関心や滞在時間を収益に変えるアテンションエコノミーが刺激的な見出しを増やし、SNSや動画配信のアルゴリズムが自分の考えに合う情報を優先して表示するフィルターバブル、似た意見同士が同意を繰り返すエコーチャンバーがこれを加速させる

    ✅ 弱気派の材料の中には本当に検討すべき現実の制約もある。1つ目は資金で、フロンティアラボやネオクラウドなど自社のキャッシュフローだけでは設備投資を賄えない顧客層が広がっており、NVIDIAは金融機関と組んだ大規模な資金調達構想や大口顧客のデータセンターに対する保証など、顧客の資金調達に深く関わり始めている。2つ目は電力と建設で、発電能力だけでなく送電網への接続や周辺設備の整備、建設許可にも長い時間がかかる。3つ目は政治と住民の反対で、データセンター建設に反対する世論やそれに伴う計画の延期・変更の事例も実際に報告されている

    ✅ 制約が存在するという事実と、そこから作られた結論の間の因果関係を見る必要がある。NVIDIAによる信用保証が循環取引かどうかは、資金を受けた顧客がGPUを稼働させ外部から収入を得て契約上の支払いを続けられるかで判断すべきで、稼働率と利用収入が増えているなら資金支援は成長機会を広げるための信用保証と言える。見るべきは営業キャッシュフローとフリーキャッシュフロー、AIサービスから得られる収入、そして設備投資計画の変化

    ✅ 現時点の企業決算は、発注・設備建設・稼働・通信・追加予算という異なる段階で性格の違う数字が同じ方向に伸びていることを示している。ブロードコムのAI半導体売上高は前年同期比221%増、デルテクノロジーズは大量出荷してもそれを上回る新規受注が入り続け、パロアルトネットワークスのネットワークを通過するエージェント間トラフィックは過去9ヶ月で9倍に増加、CrowdStrikeでは企業内のAI利用を監視するAIDRのARRが前四半期比で約3倍になった。これらはアンケートではなく、半導体の売上・サーバーの受注と出荷・実際に流れた通信量・企業が支払った追加予算という実際の数字

    ✅ 資金・電力・政治の制約は現実に存在し、決して軽視すべきものではない。ただし現時点の企業決算はAI事業がすでに限界に達したことを示しておらず、これらの制約が実際の受注減少や設備投資の削減へ変わるかどうかを見極める必要がある。それまでは「NVIDIAの株価はもう上がらない」という見解の多数決ではなく、企業が示す実際の物差しを追い続けるべきだという考え方が示されている
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    📖 用語解説
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    アテンションエコノミー – 人々の関心や滞在時間そのものを収益に変える経済構造。刺激的な見出しや危機を強調する情報ほど広がりやすくなる。

    フィルターバブル – SNSや動画配信サービスが利用者の閲覧・反応履歴を学習し、その人の考えに合う情報を優先して表示することで、異なる見方が見えにくくなる現象。

    エコーチャンバー – 似た意見を持つ人同士が引用・同意を繰り返すことで、同じ解釈が反響しながら強くなっていく現象。

    循環取引 – ある企業が顧客へ資金を供給し、その資金で顧客が自社製品を購入することで需要が作られているとする見方。
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    ⏱ タイムスタンプ
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    0:00 オープニング(「株価はもう上がらない」論の4つの論点)
    3:29 なぜ異なる論点が同じ結論にまとめられるのか
    3:47 アテンションエコノミーとフィルターバブル、エコーチャンバー
    6:26 本当に検討すべき3つの制約──資金・電力と建設・政治と住民反対
    9:21 制約が存在することと成長限界は別問題
    12:00 ブロードコム・デル・パロアルトネットワークス・CrowdStrikeの決算が示す連鎖
    14:19 AI投資は計画から物理設備、企業内実用へ進んでいる
    16:56 市場の多数派に投資判断を預けないという考え方
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    当動画は2026年9月8日に収録しています。
    #米国株 #NVIDIA #エヌビディア #AI投資 #ブロードコム #デル #パロアルトネットワークス #CrowdStrike #半導体 #大島和隆 #FundGarage #米国株投資 #株式投資 #投資初心者 #資産運用

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    https://s20.kabu.co.jp/Members/TradeTool/PDF/MUS/beikabu_20260908.pdf
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    9件のコメント

    1. 少なくとも、今のハイパースケーラ―陣が、クラウドサービスを立ち上げた時に、データセンター建設に成功してる点は、評価してあげていい事実でしょうね。AI限界論を言ってる人達が総じて、出来ない理由探しになってるのは、公平性を欠いてる様に思いました。あと、米国で建設出来ないんなら、他の国にデータセンターを持って行けばいい、という判断をするハイパースケーラ―は多いんじゃないかな。

    2. 来年度AI関連企業が計画通りにデータセンターを動かしたらアメリカの総電力量の17%が必要なんて現実的に電力と水が確実に枯渇する。

    3. カップウィズハンドルになったので、250,270,300まで上がっていくと思います。楽しみです。

    4. 素晴らしい分析だと思います
      私の予想ですが、Vera rubinは
      45度の温水液冷になるので
      PUEは改善しむしろ電力問題の
      ネックは大きく改善されると
      思っています。
      また、隣接するガス火力そして
      原子力などの安定電源の需要も
      比例して伸び、その一方で
      再エネや蓄電池ではAIファクトリーを24時間支えられないと
      世界が気づくことになると思います。
      これらの配管技術やエネルギー
      分野は日本の強みであり需要を
      牽引していくと思います。
      日本とエヌビディアの連携は
      ますます重要になっていくと
      予想します。
      セガに昔助けてもらった
      ジェンスンCEOは日本への恩義は決して忘れてません。

    5. 今の地球の経済規模で、これからのNVIDIAの株価を支え続けられるのか、という不安はあります。

      Astraに使われたBlackwellは10万台規模で、これからさらに40万台が稼働すると言われている。そしてOpenAIは、すでにAstraを大きく凌駕する性能のモデルを持っているとも言われています。

      これからRubinへの移行も始まる。

      NVIDIAの技術的な躍進そのものはあまり心配していません。むしろ、その躍進を株価や業績として表現し続けるために、世界経済の側にそれだけのマネーがあるのか。心配なのはそこだけです。

    6. 超絶的な業績でも上がらなくなった理由は「AI需要やNVIDIAの成長」が限界に達したからでも「織り込み済み」だからでも無いと思います。

      業績は文句なしですし将来性もばっちりです。だけど上がらなくなった。今のエヌビディアはそれ自体の業績で騰がる存在では無く、その業績でAIや半導体の行く末を占う指標に成ってしまったのだと思います。なぜそうなったのか?それは一企業の時価総額が一国の国家予算やGDPに匹敵するように成ったからです。いくら業績が良くても頭打ちな時価総額の地点に歴史上初めて到達してしまったんだと思います。つまりすごろくの上がりです。これからまたかつてのような指数関数的上昇をするには業績よりも、GDPがAIに使えることが分かってAI時代を開いたような”画期的”な”何か”が必要だと思います。

    7. 下がるニュースは出やすいけど、上がるニュースはない。ネオクラが回復してもデルやHPEが上がっても連れない。ホルダーとしては辛い株になってしまったけど、業績は今も未来も良いと思ってるから売れない。来年明けから半導体に資金戻った時にじんわり上がってくれれば御の字。