
日曜劇場「VIVANT」第2シーズン第7話。シンシーに捕らえられた野崎(阿部寛)(C)TBS
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堺雅人(52)主演のTBS日曜劇場「VIVANT」(日曜後9・00)第18話(第2シーズン第8話)が、13日に放送される。20日、27日は「アジア大会 愛知・名古屋」中継のため2週連続で放送休止となることから、休止前の重要回となる次回に注目が集まり、シンシーにとらえられた野崎(阿部寛)や別班員救出作戦への考察が過熱している。
<※以下、ネタバレ有>
第17話では、シンシーの狙いが徐々に明らかになる中、野崎(阿部寛)の前に、かつての部下・リュウミンシュエン(劉銘軒・堺)が登場。野崎の潜入捜査が見破られる衝撃の展開となった。野崎が暗号化して日本に送っていたメッセージも解読され、絶体絶命の状況に。さらに、黒須(松坂桃李)ら別班員を救うため奔走する乃木にも非情な通告が下されるなど、緊迫の展開で幕を閉じた。
そんな中、視聴者の間では「劉銘軒は、実は野崎の味方なのでは…」との考察が浮上している。
その根拠として注目されているのが、リュウが見せた“胸を3回叩く”仕草だ。第17話で、リュウは野崎に向かって「帰ったらテントについて伺いますから」と言いながらゆっくりと胸を3回叩く動作をする。
この仕草について、視聴者からは、カトリックのミサにおける「回心(罪の告白)」を表す動作ではないかとの指摘が相次いでいる。
胸を3回たたく動作は、カトリックのミサの「回心」の場面で、自らの罪を認め、悔い改めることを示す動作として行われる。「自分が罪人であること」「その責任が自分にあること」を身体的に表すもので、新約聖書の「ルカによる福音書」に登場する、罪を悔いた徴税人が胸を打って祈った姿に由来するとされる。
このことから、「リュウは野崎に何かを伝えようとしていたのでは」「罪を認めて悔い改めることを野崎に伝えている」といった考察につながっている。ごくわずかな視聴者が気付き、これらの投稿には「深すぎる」「これは気付けない…」と驚きの声が上がった。
実は、第1シーズンからキリスト教を連想させる描写はたびたび登場している。
第17話では、第1シーズンから登場していた公安の鈴木(内野謙太)が、実はシンシーの工作員だったことが判明。鈴木は第1シーズンから、作中で十字架を切るような動作を見せるなど、クリスチャンであることが話題となっていた。
さらに第16話では、捕らえられた別班員が十字架にかけられている姿で描かれるシーンも登場。シンシーを巡る展開で、キリスト教を想起させる描写が相次いでいるだけに、今回のリュウの“胸を3回叩く”仕草にも何らかの意味が込められているのではないか。
シンシーだけではない。第2シーズンでも、初回から「ノアの方舟」の話が上がり、さらに野崎が降り立った地が「エルサレム」であったことなど、「VIVANT」には多数の宗教観が散りばめられているため、無関係ではなさそうだ。
第18話はいよいよ前半戦最終回。シンシーに捕らえられた野崎は無事脱出できるのか。そして、リュウは本当に野崎の敵なのか、それとも野崎に何らかのメッセージを送っているのか。さらに、乃木は捕らえられた別班員を救い出せるのか――。2週連続の放送休止を前に、物語が大きく動く第18話に注目が集まる。