
張本勲さん
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TBSの情報番組「サンデーモーニング」(日曜前8・00)が13日に放送され、9日に86歳で亡くなった張本勲さんを追悼した。
冒頭から“張本さん特集”を放送し、8月に生出演した時の様子やこれまでの足跡などをVTRで放送。現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(72)と、巨人軍OB会長で、DeNAの元監督でもある中畑清氏(72=本紙評論家)が生出演し、“大打者・張本勲”をしのんだ。
ロッテ時代の80、81年に張本さんとともにプレーした落合氏は、「10日の仕事に行く前に息子から電話がありましてね、“張本さんが亡くなったよ”って言うから、“え?うそ”っていうのが、第一声でした」と訃報に驚いたことを明かし、「だって8月にサンデーモーニングに出てから日がたってないわけでしょ。なんで亡くなったの?っていう…その思いでいっぱいですよ」と続けた。
そして、「初めて会ったのが80年なんですよ。それも後期から(1軍に)行って」と振り返り、「ファームでくすぶっている時に張本さんが山内監督に“おい、オチっていうやついるから1軍に上げてゲームで使ってみろよ”っていうふうにアドバイスしてくれて、それで1軍に上がっていって初めて会って“おっお前がオチか。頑張れよ。なにか分かんないことあったらなんでも聞きに来いよ”っていうのが最初でした。あの一言がなかったら、落合博満という人間はプロ野球界に存在しなかったと思います」と話した。
一方、張本さんと“巨人同期入団”の中畑氏は「大先輩なんですけど、移籍してきた張本さんと、僕はドラフトで入った初年度で同期入団で、同部屋にしていただきまして、張本さんの存在の大きさというのが、努力の賜物っていうのはこういう努力があって3000本とかの記録をつくっていくんだよっていうね、それをもろに見せていただきました」と明かした。
そして、「素振りする姿を正座して見てました」と振り返り、「本当に見ているだけで勉強になる人でしたね。本当に信じられなかったし…大好きな先輩なんですよ。もうホント、野球もそうなんですけど、オン、オフの切り替えが凄くよくてメリハリがあって決断力があって実行力があるという男らしい先輩でした。背中デカいんですよ。本当にデカい背中でねえ、包容力があるっていうか。それでおちゃめなところもあるし一緒にいるだけで楽しかったですね。本当に大好きな先輩でした」としのんだ。
張本さんは1940年6月19日生まれ、広島県出身。浪商(現大体大浪商)から59年に東映(現日本ハム)へ入団し、巨人、ロッテでプレーした。「安打製造機」の異名を持ち、プロ野球歴代最多の3085安打をマーク。首位打者7度、最多安打3度、最高出塁率9度、ベストナイン16度を記録。首位打者7度はプロ野球記録で、90年に野球殿堂入りした。
引退後は野球評論家として活動。同番組のスポーツコーナー「週刊御意見番」で「喝!」「あっぱれ!」を入れる辛口評論家として親しまれ、野球ファン以外にも広く知られる存在となった。2021年12月26日の放送をもってレギュラー出演を卒業したが、その後も不定期で生出演。今年8月2日放送回にも生出演していた。
