2026年9月
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    282930  

    F1初開催を迎えるマドリンクでのレースについて、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)は、スティント序盤の「おばあちゃんのような走り」が勝敗を分ける鍵の一つになると見ている。

    アントネッリは2026年F1第14戦スペインGP予選で暫定ポールに立ったものの、ランド・ノリス(マクラーレン)が土壇場で1分31秒824を記録。アントネッリは0.011秒及ばず2番手に後退した。

    アントネッリが決勝に向けて最も警戒しているのは、タイヤのデグラデーションだ。初開催ゆえに、チームが持つ走行データは限られている。タイヤがどの程度持つのか、何回のピットストップが必要なのか、実際のレース展開を見ながら判断することになる。

    アントネッリは現在、ドライバーズ選手権でチームメイトのジョージ・ラッセルに66ポイント差をつけて首位に立つ。2番グリッドから臨むスペインGPでは、今シーズン7勝目を目指す。

    アントネッリ「序盤10周はおばあちゃん走り」

    アントネッリは、フリー走行を通じたロングランでは早い段階でプッシュするとデグラデーションが急激に進む傾向が見られたとして、「最初の10周は、おばあちゃんみたいな走りをすることになるかもしれない」と冗談交じりに語った。

    「ロングランでは、特に序盤からプッシュしすぎるとデグラデーションがどれだけ急激になるかが分かった。ただ、実際にはデグラデーションがずっと少ない可能性もあるから、その場で状況を見極める必要がある」

    デグラデーション・レベルだけでなく、コンパウンドについても未知数が残っている。

    「明日はタイヤをマネジメントして、デグラデーションをあまり進ませないことがかなり重要になると思う。ハードタイヤが実際にどんなものなのか、どれだけ耐久性があるのかも、まだよく分かっていない。だから明日は2ストップになるかもしれないし、3ストップになるかもしれない」

    「でも重要なのは、特に最初のスティントで、タイヤをマネジメントするためにタイムを失いすぎることなく、できる限りうまくタイヤをいたわることだと思う」

    前走車追従でスライド増、追い抜き困難と予測

    タイヤをうまく管理したとしても、必要な時に前のマシンを抜けるとは限らない。アントネッリは、フリー走行を通して学んだマドリンクでのオーバーテイクの難しさをこう説明した。

    「かなり難しくなると思う。プラクティスではウィリアムズの後ろで2周走って、何とか抜こうとしたけど、本当に難しかった」

    「ただでさえデグラデーションがかなり大きいし、前のマシンについて走るとさらにスライドするようになる。そうなると、もっと厳しくなる」

    同程度のペースを持つマシン同士では、コース上で直接仕掛ける以外の方法も必要になるとアントネッリは考えている。

    「できるのは、前のマシンにプレッシャーをかけて、ミスを誘ったり、相手のデグラデーションを少し進ませたりすることだね。そのうえで戦略的にうまくやる。でも、特にペースがかなり接近している場合、仕掛けるのは難しい」

    2026年F1スペインGPの予選ではランド・ノリス(マクラーレン)がポールポジションを獲得。2番手はアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)という結果となった。

    決勝レースは日本時間9月13日(日)22時にフォーメーションラップが開始され、1周5416mのマドリンクを57周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

    F1スペインGP特集

    Share.

    Comments are closed.