公開
2026年09月15日 07時06分
更新
2026年09月15日 08時15分
ドナルド・トランプ米大統領は9月14日(現地時間)、自身のSNS「Truth Social」への投稿で、AIに必要な制御や「ガードレール」は強く賢い(高IQの)大統領だけであり、米国にはそれが十二分に備わっていると述べた。AI企業に対して政権が刑事上および規制上の権限を持つとも主張している。
大統領はこの投稿で、トランプ政権はAI業界の「連中」が悪いこと、あるいは悪くなり得ることをするのを止めてきたとし、その例として「Dario(Anthropic!)」を挙げた。米Anthropicのダリオ・アモデイCEOについて、今は「完璧な小さい天使」のふりをしていると述べ、政権はこれからも止め続けると主張。その上で、政権はこれらの企業に対して既に絶大な刑事上および規制上の権限を持っていると強調した。

さらに、AIとデータセンターに対する「病んだ陰謀」が進行しており、それを喜んでいるのは中国だけだとし、「AIを制した者が勝つ」と記した。米国は中国を含むどの国よりも先端におり、その優位を今後も保ち続けるとした上で、陰謀論者、反逆者(Treasonists)、裏切り者(Traitors)、リーク者は用心せよと結んでいる。
大統領はこの投稿後、AI脅威論を「HOAX」(でっちあげ)と断じる投稿を3本続けており、AI業界のトップが相次いで開発ペースの調整を訴えたことに繰り返し反応した。名指しでの批判はこの投稿だけで、他の3本では個人名や企業名は挙げていない。
アモデイ氏は9月12日に個人サイトでエッセイ「We Must Pace the Frontier」を公開し、AI業界は能力向上のペースを落とすべきだと訴えた。その中で、第三者の評価者に従業員並みのアクセスを与える仕組みをAnthropicが単独で先行実施すると表明したほか、民主主義国のAI企業が共通の安全基準と速度制限で協調することなどを提案していた。
【更新履歴:2026年9月15日午前7時35分】 引用するトランプ氏の投稿を追加し、タイトルと内容を修正しました。】
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