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    【速報】「事実解明と原因究明に全力で取り組む」パワハラの有無の調査について第三者委員会を設置へ 鉄塔から転落死した19歳男性社員が遺書で訴え 四国電力送配電が会見 | MBSニュース | 関西の最新ニュースを分かりやすく。

    2026年9月18日(金) 13:03

    今月、四国電力送配電の19歳の男性社員が鉄塔から転落死し、所持品から、社内でパワハラがあったという趣旨の遺書が見つかった問題で、会社は18日午後、会見を開き、調査するための第三者委員会を設置することを発表しました。

    今月9日、徳島県上勝町の鉄塔で四国電力送配電・徳島支社の社員、松岡一輝さん(19)が転落し、死亡しました。

    四国電力送配電によりますと、松岡さんは当日、落雷の影響を調べるために鉄塔に登っていましたが、点検を終えて降りる途中に、約40メートルの高さの足場から転落したということです。

    松岡さんは作業中、転落防止用の器具を身につけていましたが、発見された時には外れた状態だったということです。

    松岡さんのかばんからは、先輩社員からパワハラがあったことや、自らの意思による転落だとほのめかすような遺書が見つかりました。

    松岡さんの両親から、パワハラの有無に関する調査や第三者委員会の設置などを求められた会社は18日午前、石井町にある松岡さんの自宅を訪れ、両親に回答書を手渡しました。

    回答書の中で会社は、親会社の四国電力の人事担当者に加え、取引関係のない社外の弁護士とともに、事実関係や職場管理などについて社内調査していることや、それとは別に第三者委員会を設置することを明らかにしました。

    回答書を手渡す際、四国電力送配電・徳島支社の白井正樹支社長は「この度は大切なご子息をお預かりしている中、このような事態になったこと、当社といたしまして大変重大に受け止めております。また、改めてお悔やみ申し上げます」と頭を下げました。

    しかし、回答書は1枚のみで、遺書に書かれたパワハラがあったかどうかなど遺族が知りたいことは書かれていなかったということで、松岡さんの父・徹さんは「1週間待って、この答えは納得いかない」と落胆した様子でした。

    パワハラ行為の有無について四国電力送配電は、第三者委の判断を得たうえで、社内での安全配慮義務の履行状況の検証や再発防止策の策定を依頼するということです。

    午後1時から始まった会見で四国電力送配電の青井久治常務執行役員は「当社社員の死亡事案につきまして、お亡くなりになられた方のご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆様に対しまして、心からお悔やみを申し上げます」と述べ、頭を下げました。

    遺族に対しては誠実に対応するとしたうえで、「社内調査と第三者委員会による調査を通じて、事実解明と原因究明に全力で取り組む。その結果を踏まえ、必要な再発防止策を講じてまいります」と決意を口にしました。

    第三者委は日本弁護士連合会のガイドラインに準拠した体制で設置するということですが、時期については人選もあって具体的に言える段階ではないとしました。

    第三者委の調査については数か月かかるとみられていますが、社内調査については、16日から始めていることが明らかにされました。松岡さんの職場の上司や同僚全員から聞き取るため、複数回に分けて実施するということです。

    社内調査の結果については、第三者委の調査に影響を与えるおそれがあるため、公表は第三者委の調査が終わるまでは控えるとしています。

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