かつて、ゲームセンターと家庭用の両方で一世を風靡した『NEOGEO』の復刻ハード、『NEOGEO AES+』が東京ゲームショウ2026で世界に先駆けて試遊出展。本機の特徴や再現度、新たなローンチタイトルなどの情報をまとめて紹介する。

『NEOGEO AES+』の試遊台がズラッと並んだPLAION REPLAIブース
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PLAION REPLAIブースに出展されていたのは、かつて旧SNKが1991年に発売(※アーケード用は1990年に発売)したゲーム機、『NEOGEO(ネオジオ)』を復刻した『NEOGEO AES+(ネオジオ エーイーエス プラス)』。当初は2026年11月に発売予定だったが先日、2027年9月16日に延期されたことが発表され、大いに残念がったファンは日本にはもちろん、海外にも数多くいたと思われる。

『NEOGEO AES+』のパッケージ
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こちらはワイヤレスアーケードスティックのパッケージ。「ネオジオ」35周年記念ロゴも描かれている
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しかし、今回のTGS2026で、世界初となる実機の公開がついに実現。『ザ・キング・オブ・ファイターズ2002』、『メタルスタッグ』ほか合計10タイトルのローンチタイトルのほか、先日新たに発売が決定した『ゼロウイング』の計11タイトルがプレイアブル出展された。

TGS2026会場で、世界初のプレイアブル出展が実現した『NEOGEO AES+』
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本機のローンチタイトルのひとつで、今なお多くのファンに支持されている『メタルスラッグ』
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「本物」をそっくりそのまま再現
本機はオリジナル版を疑似的に再現した、いわゆるエミュレーターではなく、オリジナル版の挙動の完全再現を目指し、わざわざ専用のチップを開発したうえで制作されているところに最大の特徴がある。
開発スタッフによると、本機は現代のトレンドに合わせてHDMI出力に対応しているほか、コントローラーのワイヤレス、およびUSBドングル接続、音声のステレオ出力も実現させている。またHDMIによる通信接続と遅延軽減のための技術は現在、特許を申請中だという。
メモリーカードももちろん使用可能で、『AES+』版のメモリーカードは容量を16キロバイトに増やし、新たにハイスコアを永久に保存できるようにしたとのこと。さらに本体裏面には、各種テストモードを起動するためのディップスイッチも完備。ソフトのパッケージもサイズだけでなく、素材や開閉時のパチンという音までも再現したという、良い意味で異常までのこだわりには驚かされた。

こちらは新たに作られた『ゼロウイング』のパッケージ。見た目も手触りもそっくりそのまま再現している
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世界初のプレイアブル出展ということもあり、ブース内は朝から日本のファンだけでなく、海外の来場者も非常に目立っていた。筆者もいくつかのタイトルを試遊したが、いずれもオリジナル版との違和感はなく、レバーやボタンの操作感覚も良好だった。
発売はまだ1年以上も先だが、製品版ではどこまで再現度を高めているのか、今から楽しみでならない。
(文・写真/鴫原 盛之)
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