回を重ねるごとに出展数が増えている感がある、レトロゲームの移植、続編、リメイクタイトル。本稿では、名作から知る人ぞ知るカルト作品に至るまで、筆者が独断と偏見で選んだ注目タイトルを、一挙まとめて紹介する。

『NEOGEO AES+』ローンチタイトル11作をプレイアブル出展したPLAION REPLAIブース
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数あるレトロゲーム関連作品の中でも、今年のベストインパクト賞に挙げたいのは、PLAION REPLAIブースに出展された『NEOGEO(ネオジオ)』の復刻ハード『NEOGEO AES+(ネオジオ エーイーエス プラス)』だ。
本機は、1990年代にゲームセンター、および家庭用としても、対戦格闘ゲームを中心に人気タイトルが数多く登場した、元祖『ネオジオ』を忠実に再現したもの。今回が世界初のプレイアブル出展ということもあり、海外からの来場者の関心も非常に高く、ビジネスデイから同社ブースはにぎわっていた。
アーケードの復刻ハードといえば、ハピネットブースで出展していたタイトーの『イーグレットツーミニ』用追加タイトル10本を収録した『アーケードコレクションPART2』も忘れてはいけない。なぜなら『チーキーマウス』『ギャロップ』『パーフェクトソルジャーズ』など、初の移植が実現したマニアックなタイトルを数多く収録しているからだ。

『NEOGEO AES+』のローンチタイトルの一つ『メタルスラッグ』は海外のファンにも大人気だった
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ハピネットブースで出展している『イーグレットツーミニ』。左のモニターに映っているのは『ギャロップ』のゲーム画面
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『NEOGEO AES+』収録タイトル以外にも、対戦格闘ゲームの移植、続編は実に豊作だった。
コナミデジタルエンタテインメントブースで出展している『サイキックフォース2012』(※出展社はコスモマキアー)は、タイトーが1998年に発売したアーケード版をベースに、2012年から稼働を開始した『NESiCAxLive(ネシカクロスライブ)』バージョンからの移植である。エディアブースで出展している『闘神伝』は、初代プレイステーション用ソフトとして大人気を博したことで有名に。本作は、続編の『闘神伝2』『闘神伝3』とともに『闘神伝COLLECTION(仮称)』に収録した上で発売される予定だ。

コナミデジタルエンタテインメントブースで出展している『サイキックフォース2012』
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こちらはイデアブースの『闘神伝COLLECTION(仮称)』に収録される予定の初代『闘神伝』
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アドベンチャー、麻雀、RPG編
PC用ゲームのリメイク、シリーズ最新作では、かの有名な堀井 雄二氏が開発したコマンド入力方式のアドベンチャーゲーム『ポートピア連続殺人事件』の続編、『続ポートピア連続殺人事件』が要注目。本作を出展したジー・モードブースのスタッフによると、今回も堀井氏が原作・制作総監督を務め、新たに5つの捜査ファイルを加えた「完全新作です」というのだから、期待せずにはいられないというものだ。

ジー・モードブースにプレイアブル出展された『続ポートピア連続殺人事件』
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サクセスブースにプレイアブル出展している『ぎゅわんぶらあ自己中心派 ドランプ帝国をわからせろ!』も、かつてPC用ゲームとして、後にPCエンジンやメガドライブでもシリーズ作品が人気を集めた麻雀ゲーム。今作も、片山まさゆき原作の漫画『ぎゅわんぶらあ自己中心派』に登場した持杉ドラ夫、引若丸、ババプロなどおなじみの雀士のほか、パロディキャラとしてその名も「グレート・ドランプ」が登場するのも見どころだ。
麻雀ゲームといえば、シティコネクションブースでプレイアブル出展している『ひぐらしの哭く頃に 雀 REMASTER』も注目に値する。2009年にアーケードと携帯アプリ版が発売された『ひぐらしの哭く頃に 雀』のリマスター版である。

『ぎゅわんぶらあ自己中心派 ドランプ帝国をわからせろ!』はサクセスブースで出展している
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RPGの移植、リメイクの中でも筆者が最も驚いたのは『天地創造』。1995年に登場したスーパーファミコン用ソフトで、プレーヤー間の評価の高い作品でありながら、今回ようやく初の移植が実現。新たにアレンジモードも実装する予定で、発売当時を知らないプレーヤーにも、ぜひ注目してもらいたい一本だ。

ハピネットブースに出展されていた『天地創造』(※出展社はClear River Games)
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アクション、シューティングゲーム編
シティコネクションブースに出展された『じゃじゃ丸の百鬼夜行伝』は、懐かしのファミコン用アクションゲーム『忍者じゃじゃ丸くん』のシリーズ最新作となるハクスラアクションゲーム。同社ブースには、アーケード用ベルトスクロールアクションのリメイク『野球格闘リーグマン Bases Loaded』、シューティングゲーム2タイトルを収録し、アレンジ版も遊べる『むちむちポーク!&ピンクスゥイーツ Boosted』なども出展されていた。
イデアブースには『彩京Memories(仮称)』の収録タイトルの一つで、縦スクロールシューティングゲーム『ストライカーズ1945』の試遊台も登場。TENGO PROJECTブースに出展された、ファミコン用シューティングゲーム『ファイナルミッション』をリメイクした『Cybernetic Attack ファイナルミッション』は、筆者も現地でプレーしたが非常に面白かったので、製品版の正式発売決定の報が待たれるところだ。

シティコネクションの新作『じゃじゃ丸の百鬼夜行伝』
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発売未定の参考出展だったが、とても面白かったTENGO PROJECTブースの『Cybernetic Attack ファイナルミッション』
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(文・写真/鴫原 盛之)
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