オートサロンの一目惚れから3年の納車待ち! エンドレス製ブレーキとグループM製ラムエアで固める足もと
3年の納車待ちを経てサーキット仕様へ昇華した日産「フェアレディZ」(RZ34型)。初代モデルへのリスペクトを出発点としながら、現代の技術で走りのパフォーマンスを研ぎ澄ました1台だ。街乗りにとどまらず、サーキット走行まで見据えた本格カスタムのを紹介する。
初代デザインへの憧れと3年越しの納車
以前はスズキ「アルトワークス」に乗っていたオーナーだが、初代モデルであるS30型フェアレディZのデザインに強い憧れを抱いていた。
オートサロンで新型フェアレディZが発表された際、そのスタイリングに一目惚れし、即座に購入を決意。納車までには約3年という長い時間を要したが、手元に届いた車両の完成度に深い満足感を得ている。
普段はファミリーカーや電気自動車の日産「サクラ」を併用し、週末のドライブやイベント参加を中心にフェアレディZを活用している。

走りの質感を高める足まわりと補強パーツ
カスタムの主眼は走りのパフォーマンス向上にある。足まわりにはエンドレス製の車高調(車高調整式サスペンション)システムとブレーキキットを採用し、安定した制動力と操縦安定性を確保した。
ホイールには軽量かつ高剛性なRAYS(レイズ)製VOLK RACING TE37を選択し、オプションでブラック塗装を施すことで独自の足もとを演出。
さらにアミューズ製のR1チタンブレースバーを装着し、ボディ剛性の強化を図っている。
サーキットを見据えた空力と冷却系の強化
エクステリアで存在感を放つのが、バリス製のGTウイングとリアスポイラーだ。SUPER GT参戦車両を思わせるフォルムは、高速走行時に強烈なダウンフォース(車体を路面に押し付ける空気力学的圧力)を発生させる。
エンジンルームにはグループM製のラムエアシステム(走行風をダイレクトに取り込んで吸気密度を高める吸気装置)を左右に配置し、吸気効率を極限まで向上。リアにはNISMO製のデフクーラーやNISMOチタンマフラーをセットし、サーキット走行時の熱対策と排気効率の最適化を達成している。

インテリアにはレカロ製シートを導入し、限界走行時のホールディング性を確保。鈴鹿サーキットや富士スピードウェイのタイムアタックを見据え、理想の走りを追求する挑戦はどこまでも続いていく。
■ 日産「フェアレディZ」スペック一覧
・ベース車両:日産 フェアレディZ(RZ34)
・エクステリア:バリス・GTウイング/リアスポイラー/フェンダー
・エンジン・吸排気:グループM・ラムエアシステム、キャタライザー、NISMO・チタンマフラー
・足回り・ホイール:エンドレス製・車高調&ブレーキキット、RAYS VOLK RACING TE37(ブラック塗装)
・補強&駆動系:アミューズ・R1チタンブレースバー、NISMO・デフクーラー
・インテリア:レカロ・シート
