
(左から)奥智哉さん、尾上松也さん、清水崇監督
2026.09.20
なんばパークスシネマ(大阪市浪速区)で9月19日、映画「八つ墓村」公開記念舞台あいさつが行われ、尾上松也さん、奥智哉さん、堀田真由さん、清水崇監督が登壇した。
冒頭、「あいさつをぜひ関西弁で」とのリクエストに応え、松也さんは「ほんまにありがとう。ぎょーさん人おるでほんまに。ほんまにうれしいですわ」と関西弁で観客を盛り上げた。続いて奥さんが「おおきに、ご紹介いただきました……」と、ややたどたどしい関西弁であいさつすると、「なんか違ったな(笑)」と自らツッコミを入れ、場内の笑いを誘った。
堀田真由さん
関西出身の堀田さんは「皆さん、関西に帰ってきました、ただいま! 森美也子役を演じさせていただきました堀田真由です。短い時間やけど楽しんでってな」と関西弁を披露。清水監督も、大学時代を関西で過ごしたことを明かし、「関西弁に触れた時間は長いし、空気と食べ物はこっちの方が好きです」と関西への思いを語った。
尾上松也さん
舞台あいさつ前に道頓堀を訪れた松也さんは、「めっちゃ暑かったね、ほんま。まだまだ夏やな、大阪て。東京とはまたちょっと違うなと感じました」と大阪の印象を語った。
大阪にゆかりの深い小籔千豊さんとの共演については、「小籔さんのナチュラルなお芝居と、関西弁とはまた違う方言がなじんでいて、あの脱力感はあんまり出せる人がいないんじゃないかというくらい不思議で魅力的でした」と松也さん。滋賀県出身の堀田さんは岡山弁の難しさに触れた後、「同じ関西だけど、滋賀と大阪はちょっと違っていて。滋賀の大阪に対する切り札は『水止めたろか!』なんです(笑)」とジョークを披露した。
奥智哉さん
今回の役どころについて奥さんは、「僕が演じた辰弥は、内定なし・彼女なしという、あまり未来に希望のない若者の役でしたが、金田一さんや美也子さん、久弥さんたちと接する中で感情を育んでいく役でもあるので、その微妙な変化を見ていただけたらうれしいです」と話した。
清水崇監督
撮影現場について清水監督は、「キャストの皆さんは小籔さんを中心に、楽しそうにすべらない話を展開していました」と振り返った。堀田さんも「物語は背筋が凍るようなシーンもありますが、撮影現場は和気あいあいとしていて、笑いが起きるほど楽しかったです」と明かした。
公開を迎え、松也さんは「今までの『八つ墓村』とは違うテイストの新たな作品が誕生したので、皆さまがこれをどう受け取ってくれるのか、早く知りたいです」と期待を寄せた。清水監督は、過去作品や原作に強い思い入れを持つファンがいることに触れながら、「今だからこそ新しい『八つ墓村』を作りたいという思いがありました」と語った。
作品の見どころについて奥さんは、「広兼邸でのシーンや桜並木のシーンは、今までの『八つ墓村』とはまた違った、清水監督の味が濃く出ているワンシーンに進化していると思います」と紹介。堀田さんは「個人的には怖いものが苦手なんですが、本作はそこのバランスが絶妙なので楽しめました」と話し、ミステリーとしても複数回見ることで新たな発見があるとアピールした。
フォトセッションでは、カナダのファンタジア映画祭で清水監督に授与された生涯功労賞のトロフィーも披露された。清水監督は「すごくありがたいんですが、功労賞と聞くと自分の年齢を感じてしまいますね(笑)」と話し、笑いを誘った。
最後に松也さんは「どの世代にも届く新しい『八つ墓村』が誕生しました。群集心理や人間の狂気といったテーマも現代に置き換えたことで、より伝わりやすくなっています」と作品をアピール。降壇時には「ほな、また!」と関西弁で観客にあいさつし、舞台あいさつを締めくくった。
「八つ墓村」は、大学生・井川辰弥が探偵・金田一耕助に誘われ、岡山県の山奥にある八つ墓村を訪れることから始まる物語。名家・田治見家の莫大な遺産の相続人である辰弥の帰還に合わせるかのように不可解な連続殺人事件が発生し、金田一と共に事件に巻き込まれていく。
映画「八つ墓村」
【作品情報】
タイトル:「八つ墓村」
公開:全国公開中
配給:松竹/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
©2026「八つ墓村」製作委員会 ©Yokomizo Seishi/KADOKAWA
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