2026年9月
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    実に175kmをたった一人で逃げ切ったマチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・プレミアテック)がツール・ド・ルクセンブルク最終日で区間2勝目。ダヴィデ・ピガンゾーリ(イタリア、ヴィスマ・リースアバイク)が総合優勝に輝いた。
    2km地点で飛び出し、リードを築いたマチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・プレミアテック) (c)ŠKODA TOUR DE LUXEMBOURG
    小国ルクセンブルクで開催されたツール・ド・ルクセンブルク(UCI2.Pro)を締めくくるのは、距離177kmのアップダウンコース。前日の個人タイムトライアルで総合リードを広げたダヴィデ・ピガンゾーリ(イタリア、ヴィスマ・リースアバイク)たちを先頭にスタートを切るや否や、2km地点で飛び出したのがマチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・プレミアテック)だった。

    「何がそうさせたのか自分でも分からないよ。自分のペースで走っていたら、いつの間にか単独先頭になっていた。一人で逃げるのは少し抵抗はあったけれど、ひたすら出力を維持したらどんどん差が広がっていったんだ」と言うファンデルプールの独走がこうしてスタート。最大6分リードを得て高速巡航したファンデルプールは、コース全域に渡ってたった一人でメイン集団とほぼ同じペースを刻むこととなった。

    総合ライバルのアタックに反応するダヴィデ・ピガンゾーリ(イタリア、ヴィスマ・リースアバイク) (c)ŠKODA TOUR DE LUXEMBOURG
    175kmに及ぶ独走でフィニッシュに飛び込むマチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・プレミアテック) (c)ŠKODA TOUR DE LUXEMBOURG
    レース後半に入ってヴィスマやリドル・トレックがメイン集団のテンポを上げたものの、「ファンデルプールvsメイン集団」という構図は変わらず、総合成績ジャンプアップを狙ったアタック合戦によって差は1分ほどまで縮まったが世界選手権でのタイトル奪還を見据えるファンデルプールは全く動じない。結局レース距離177kmのうち、実に175kmをたった一人で走ったファンデルプールが最終ステージ優勝を掴み取った。

    第1ステージに続く今大会2勝目を収めたファンデルプールは、ポイントを荒稼ぎして山岳賞とポイント賞も獲得。「この大会では良いスタートを切ったけれど、ここ数日間は期待していたような脚の調子が出なかったんだ。数週間スペインで積んだトレーニングでオーバーワークになっていたのかもしれない。でも今日は最高のコンディションだった。来週末の世界選手権に向けて、良い兆候だと嬉しい。今日の感覚を一番大切にしたい」とインタビューを締め括っている。

    総合優勝を決めたダヴィデ・ピガンゾーリ(イタリア、ヴィスマ・リースアバイク) (c)ŠKODA TOUR DE LUXEMBOURG
    総合トップスリーと、山岳賞・ポイント賞を掴んだマチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・プレミアテック) (c)ŠKODA TOUR DE LUXEMBOURG
    ライバルのアタックを防いだピガンゾーリはステージ4位に入って総合優勝を達成。「今日の目標だった総合優勝を達成できた。ステージ優勝にはあまりこだわっておらず、総合成績で遅れていたマチューには驚異的な走りを見せつけられた。彼は間違いなく勝利に値する選手だ。でも、僕たちはここでの走りを誇りに思うことができる。チームメイト全員の努力に感謝したい」と語り、イタリア代表メンバーとして向かう世界選に弾みをつけている

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