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    デザインテーマは「Refined and Tough」。洗練されたタフネスを纏う

    新型ローグ ハイブリッドのデザインを統括したのは、シニアデザインマネージャーのヒレン・パテル氏だ。パテル氏はロサンゼルスのStudio Sixを拠点とし、2001年から日産に在籍。初期に手掛けたプロジェクトのひとつが初代ローグで、その後タイタン、キックス、フロンティアなどのデザインに携わった。デトロイトのカレッジ・フォー・クリエイティブ・スタディーズで美術学士号(BFA)を取得している。

    新型日産ローグ ハイブリッド

    新型日産ローグ ハイブリッド

    エクステリアのデザインテーマは「Refined and Tough」、タフさと洗練の両立にある。全長と全幅は従来型と大きく変わらないが、フロントから見たときの印象はよりワイドだ。グリルとヘッドランプは一体的にまとめられ、六角形のパターンがシグネチャーランニングランプへと連続していく。このランニングランプは2つと3つの組み合わせで構成される。日本語の「に」と「さん」、つまりNISSANの語呂に由来するモチーフで、パテル氏によれば、車体のまわりを観察すれば2と3の組み合わせがほかにも見つかるという。

    新型日産ローグ ハイブリッド

    サイドビューでは、彫りの深いフェンダーと強いキャラクターラインが骨格を形づくる。ボディ下部から立ち上がるプレスラインが視線を上方へ導き、キャビンとフェンダーが一体に結びついて見える。

    新型日産ローグ ハイブリッド

    「ハイブリッドと聞くと、人々は効率のことだけを考えます。しかし新型ローグには、そこに高揚感も加わります」。パテル氏は、その高揚感を視覚的に表現するため、光を鋭い交点に集め、そこから前方へ走らせたと説明する。

    Cピラーにも日本を意識した処理が盛り込まれた。跳ね上がるベルトラインが三角形を描き、富士山を想起させる。さらにガラスの奥、その山頂にあたる位置には雲を模した2と3のモチーフが隠されている。

    新型日産ローグ ハイブリッド

    ホイールはSVが18インチ、SRとPlatinumが19インチで、いずれも車体のディテールと呼応する幾何学的な造形を採用する。切削加工されたパターンは、回転にともなって光と影を反射する。

    新型日産ローグ ハイブリッド

    テールランプはボディ両サイドまで水平に伸びていいく。そしてランプ内のパターンは中央付近ほど細かく、端に向かうにつれて粗くなる。この粗密の変化が、クルマ全体に視覚的な動きを与えている。

    新型日産ローグ ハイブリッド

    インテリアはクラス最大級となる前席の頭上空間と足元空間を確保したという。ソフトタッチ素材とステッチを多用し、質感を重視した仕立てだ。前席と後席左右にはゼログラビティシートを標準装備する。上級グレード「Platinum」のキルティングパターンは高級ダウンジャケットから着想を得たもので、シートだけでなくセンターコンソールや各部のトリムにも展開される。また、新型はローグとして初めてベンチレーションシートを採用したのもトピックだ。

    「テクノロジーは、まさにあるべき場所に配置されています。インテリアは温かく、居心地の良い空間です」とパテル氏は語る。

    新型日産ローグ ハイブリッド

    新型日産ローグ ハイブリッド

    新型日産ローグ ハイブリッド

    素材の選択にも新たな試みが取り入れられている。エクステリアではクロームの使用を抑え、面が連続するフラッシュでシームレスな処理へと移行した。スポーティさと効率の良い走りという性格を素材でも示すためだという。

    新型日産ローグ ハイブリッド

    インテリアでもピアノブラック面の使用を意図的に制限し、手が触れる部分には耐久性の高いマット素材を用いている。空調の温度・風量・吹き出し方向、シートヒーターとシートベンチレーションはボタン操作とし、音量はセンタースクリーン下のスクロールホイールとステアリングのボタン、ウインカーとワイパーは従来どおりのレバーを残した。

    「ローグ ハイブリッドをつくるうえで、使いやすさは優先事項でした。もっともよく使うものが自然と手に届くようにしたかったのです」とその狙いをパテル氏は説明する。

    新型日産ローグ ハイブリッド

    新型日産ローグ ハイブリッド

    新型ローグ ハイブリッドは日産自動車九州で生産されて、今秋から米国での発売が開始される。日産アメリカズマネジメントコミッティー議長であるクリスチャン ムニエは次のように述べている。

    「米国ではハイブリッドの需要が拡大しており、その傾向は今後さらに加速していくと考えています。『ローグ ハイブリッド』の発売は、日産にとって重要な転換点となります。このモデルは、新たなお客さまの獲得と事業基盤の強化に大きく貢献するものです」

    「私たちは、卓越した燃費性能と真に魅力的なドライビング体験を両立する、最高レベルのハイブリッド技術を米国市場に投入します。応答性に優れた滑らかな走り、瞬時に立ち上がるトルク、そしてクラス最高レベルの静粛性を実現した『ローグ ハイブリッド』は、米国の多くのお客さまに支持いただけることでしょう」

    新型日産ローグ ハイブリッド

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