三笘薫 写真:アフロスポーツ
ブライトン所属MF三笘薫は、プレミアリーグ開幕から1ヶ月が経った今もなお、怪我のため公式戦に出場していない。9,10月の国際Aマッチデーでも日本代表に招集されなかった同選手には、移籍の可能性が取りざたされているが、ここに来て序列低下論が湧き起こっている。
海外メディア『The Athletic』は23日、三笘の現状を特集。「復帰後にレギュラーを失う可能性がある」「ブライトンのファビアン・ヒュルツェラー監督が慎重な姿勢だ」という見出しのもと、以下のように伝えている。
「ブライトンは今季、三笘を欠いているにもかかわらず、素晴らしいスタートを切っている。一方でヒュルツェラー監督は、インターナショナルブレイク明けのプレミアリーグ再開初戦で、三笘を計算に入れていない」
「三笘は5月のウルヴァーハンプトン戦で左ハムストリングを負傷した。現在29歳の三笘にとって痛恨だったのは、今夏のワールドカップ出場を逃したことだ。ハムストリングの負傷が再発するリスクを防ぐこと、とりわけ爆発的なスピードを大きな武器とする選手にとって、手術を必要とするほど深刻な負傷の再発防止は、三笘本人とメディカルスタッフにとって重要な課題となっている」
ヒュルツェラー監督は日本人アタッカーの現状について「このような怪我の後では、もう何の疑いも残さないことが非常に重要だ」と前置きした上で、以下のように述べたという。
「彼はピッチの外に出ていて、リハビリには段階がある。私は専門家ではないが、60~70%の段階があり、その次に80~90%がある。そして、例えばボールを加えていく。ボールを使えば、さまざまな動きがある。その後、95%に到達することを目指し、最終段階へ進む」
「彼はリハビリの第1段階を終えた。現在は第2段階にいる。改善し、成長しているところだ。より早く復帰する可能性もある。インターナショナルブレイク後に復帰する可能性もある。ただ、明確なスケジュールを示したくはない。こうしたことは長引く可能性があるからだ。彼に重圧をかけたくない」
三笘が不在である左サイドでは現在、マキシム・デ・カイペルが躍動。同選手は今季ここまで8試合に出場し、3ゴール3アシストと結果を残している。
同メディアは「三笘の不在は指揮官が行ってきたポジションの大幅な再編の一部だ」と指摘。「三笘不在の中でブライトンが残している結果とパフォーマンスの質が高ければ高いほど、三笘が復帰した際に「自動的に先発する選手」という地位を取り戻すことは難しくなる」と締め括っている。
一方で英メディア『チームトーク』は、三笘とブライトンの契約期間が2027年6月までであることに触れると、「三笘はブライトンとの契約延長に消極的だ」とリポート。契約延長が進んでいない現状を明らかにして「ブライトンは早ければ、1月に三笘を放出する」と退団の可能性を伝えている。復帰後にベンチを温めるとなれば、より一層移籍に傾きそうだ。
