小寺信良のIT大作戦
公開
2026年09月28日 14時22分
著者

小寺信良
[ITmedia]
9月24日、米Metaは同社製品開発者向けイベント「Meta Connect 2026」の開催に合わせ、大量の新製品を発表した。大半はいわゆるAIグラスの新モデルだが、筆者の興味を引いたのは2027年に発売予定のMeta VR Glassesだ。

AIグラスは大量のモデルが投入される(出典・Meta Connect 2026)

27年発売予定のMeta VR Glasses
Metaは以前からVR技術の開発に力を入れている。ヘッドマウントディスプレイとしては、13年に開発キットとして「Oculus Rift DK1」を発売したのを皮切りに、16年にはPCに直結する一般向け製品として「Oculus Rift」を発売した。18年には低価格な「Oculus Go」がヒット商品となり、VRとは何かを多くの人が体験することとなった。現行モデルは「Meta Quest 3」および「Meta Quest 3S」となっている。
筆者も個人的に「Oculus Go」を購入し、VRコンテンツや映画などを楽しんだものだが、当時はまだこうしたヘッドマウントディスプレイによるコンピューティングの未来がぼんやりと見えているだけだった。

庭でビール片手に「Oculus Go」で映画堪能中
先日、実際にMeta VR Glassesを体験する機会に恵まれたが、この形状・重量・価格であれば、将来のコンピューティングを変えるのに十分なポテンシャルがあると感じた。今回は、PCディスプレイとしてのVRグラスの可能性について考察してみたい。
PC向け拡張ディスプレイの現在地
現在パーソナルコンピューターとして販売されているものの主力は、ノートPCである。ノートPCのディスプレイは、PC自体のサイズに直結しているわけだが、一般に大型といわれるもので15.6インチ程度で、通常は13~14インチ程度である。
しかしその程度の画面サイズで大量の資料を展開するには無理があり、ヘビーユーザーは拡張ディスプレイを併用するのが普通であろう。昨今は持ち歩き用途に特化したモバイルディスプレイが多数製品化され、出先でも拡張ディスプレイを使って仕事するというスタイルも定着しつつある。
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小寺信良のIT大作戦
ベテランのテクノロジーライターである小寺信良さんがIT分野全般にわたって考察する。
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