
日進月歩で進化を続けているゲーミングモニター界隈。特に近年は、大台の1,000Hzに到達した高リフレッシュレート化、量子ドットやMini LED、有機ELといったパネルによる高画質化、残像低減機能をはじめとする高機能化が大幅に進み、各メーカーから多種多様なモデルがラインナップされている。
一方で数え切れないほどあるゲーミングモニターの中から、自分に合ったモデル探しが難しくなっているのも事実。特にFPSゲームにおいては、動きの激しい場面でも映像を正確に捉えられる高速なリフレッシュレートや残像低減機能、遠くにいる敵も捕捉できる視認性、自分のゲーミングPCとの性能のバランスなど、求められる要素が多く「どれを選んだらいいのかわからない!」という方も多いだろう。
そんな悩めるFPSゲーマーにオススメなのが、GRAPHTの「THE SHOOTER – Gaming Monitor 24″ Essential」だ。本製品は、FPSゲームでの“勝利につながる”スペックと機能を備えながら、2万円台からと購入しやすい価格に抑えられたゲーミングモニター。初めてのモニター選びでも「これを選べば間違いない」一台に仕上がっている。
本稿では「THE SHOOTER – Gaming Monitor 24″ Essential」を徹底レビュー。スペックや機能の紹介、上位モデルとの比較、FPSゲーム「Apex Legends」での実機検証まで、FPSゲーマーにピッタリな本製品の魅力を紹介していく。
全ては“勝利”のために。FPSゲーマーのための「THE SHOOTER」シリーズ
最初に「THE SHOOTER」シリーズについて、簡単に紹介しよう。様々なタイトルやイベントとのコラボグッズ、コントローラーやゲーミングモニターといったハードウェアなど、様々なプロダクトを展開しているGRAPHTだが、この中でも「THE SHOOTER」は比較的新しいシリーズだ。
FPSゲームはミリ秒単位で争われる極限の世界であり、FPSゲームの特性やプレイスタイルに合ったゲーミングギアが求められる。だが、量販店に並べられている展示品や通販サイトで表示される数多くの製品の中から、どれが“FPSゲームで勝てるようになるか”を見分けるのはかなり難しい。
そこで“FPSゲームで求められる機能や使用感”に特化したプロダクトを展開するのが「THE SHOOTER」だ。ゲーミングモニターをはじめ、敵の足音を聴き取りやすくするゲーミングDAC、滑りとコントロール性を両立したガラスマウスパッド、マウスの操作感を調整できるソールとグリップなど、FPSでの勝利を目指すゲーマーのためのギアをラインナップしている。
【「THE SHOOTER」シリーズ】
“FPSゲームで求められる機能や使用感”に特化したGRAPHTの「THE SHOOTER」シリーズ
高速なリフレッシュレートと残像低減機能を搭載したゲーミングモニターだけでなく……
敵の足音を聴き取りやすくするゲーミングDAC
ガラスマウスパッドやマウスソール、グリップなど、FPSゲーマーのためのアイテムをラインナップする
今回の「THE SHOOTER – Gaming Monitor 24″ Essential」は、2026年6月発売の「THE SHOOTER – Gaming Monitor 24″」からFPSゲームに必須(=Essential)の要素を厳選しつつ、価格を抑えたEssentialモデルとなっている。だが、多くの人にとっては十分以上のゲーミングモニターであり、FPSゲームでの勝利につながる要素が凝縮されている。
本製品がオススメなのは、初めてゲーミングモニターを購入するユーザーのほか、ここ数年のスタンダードであったフルHD・144Hzからのステップアップを検討しているゲーマー、これから本格的にFPSで「勝ちたい」と考えているゲーマーだ。ゲーミングPCの高騰でデスク環境をなかなか切り替えられない方も多いと思うが、モニターを買い替えてリフレッシュしてみるのもいいだろう。
【THE SHOOTER – Gaming Monitor 24″ Essential】
今回紹介するゲーミングモニターは、FPSゲームに必要なものを厳選したEssentialモデル
だが、多くの人にとって十分以上の機能が搭載されており、2万円台からという価格も非常に魅力だ実はちょうどいいフルHD・280Hz。上位モデルと同じ「MPCS」も搭載
続いては「THE SHOOTER – Gaming Monitor 24″ Essential」のスペックや機能を確認していく。先述のように、本製品は上位モデルから“FPSゲームに必須の要素”を厳選したEssentialモデルであるが、多くの人にとっては十分以上のゲーミングモニターとなっている。
【「THE SHOOTER – Gaming Monitor 24″ Essential」のスペック】
画面サイズ:24.5インチ解像度:フルHD(1,920×1,080ドット)パネルタイプ:QD-Mini LED(Fast IPS)バックライトのゾーン分割数:180ゾーンリフレッシュレート:280Hz垂直同期:Adaptive Sync/VRR応答速度:最大1ms(OD時)残像低減機能:「MPCS TECH」搭載コントラスト比:1,000:1色数:約1,677万色(8bit)HDR:HDR1000視野角:178度(H)/178度(V)VESAマウント:対応(100×100mm)入出力端子:DisplayPort 1.4ポート×1/HDMI 2.1ポート×2/オーディオ出力
まず解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)で、リフレッシュレートは280Hzとなっている。近年はゲーミングPCの性能向上に伴い、WQHDや4Kといった高解像度のゲーミングモニターが増えている中で、本製品がフルHDを採用している理由は“描画負荷の低さ”だ。
一般的なゲームにおいて、解像度を上げると映像品質は綺麗になるが、描画負荷が高くなってしまいフレームレートは落ちてしまう。そのため、映像品質よりもフレームレートが重要なFPSゲームではまだまだ“フルHD”が主流であり、エントリーからミドルレンジのゲーミングPCユーザーにとって、フルHD・280Hzというのはバランスのいいスイートスポットなのだ。
そして24.5インチという画面サイズも注目ポイントの一つ。FPSゲームでは、画面端にいる敵も瞬時に視認できつつ、視線移動を少なくすることも重要なので、大きすぎず小さすぎない画面サイズが求められる。画面の全てが視界に収まる“ちょうどいい大きさ”ということで、定番となったのが「24〜24.5インチ」だ。迫力を求めてついつい大画面につられてしまうが、画面サイズにも“勝利につながる要素”が隠れている。
【解像度・リフレッシュレート】
フルHDで24.5インチ。FPSゲーマーに人気の解像度と画面サイズだ
リフレッシュレートは280Hzと高速。「G-SYNC」や「FreeSync」といったVRRにも対応している
また本製品の液晶パネルは、オーバードライブ時で1msという応答速度と、縦横178度の広視野角を両立する「Fast IPS」を採用。それに加えて、より正確な発色を可能にする「量子ドット(Quantum Dot)」と180ゾーンごとにバックライトを制御する「Mini LED」という2つの技術を組み合わせた「QD-Mini LED」を搭載しており、明暗差のあるシーンや暗い場所の輪郭も表現できる。
入出力端子はDisplayPort 1.4ポート×1、HDMI 2.1ポート×2、オーディオ出力となっている。安価なゲーミングモニターは映像入力端子が2系統しかない場合もあるが、本製品はきちんと3系統あり、ゲーミングPCとコンソール機、スマートフォンなどと使い分けができる。
実機を間近で撮影。鮮やかな発色と高いコントラスト比が特徴の「QD-Mini LED」を搭載している
映像入力端子を3系統搭載しており非常に便利だ
そして本製品の最大の特徴は、GRAPHTの残像低減機能「MPCS(Motion Picture Clear & Smooth)」だ。これまでの残像低減機能は、フレームが切り替わる瞬間にバックライトを明滅(黒挿入)させることで、映像の残像やブレを低減させていたが、画面全体でバックライトが明滅しているため、“画面が暗く見える”というデメリットがあった。
だが、GRAPHTの「MPCS」は違う。先述の180ゾーンごとに制御する「Mini LED」バックライトを活用して、動きの速いゾーンのバックライトだけを明滅させることで、画面全体の明るさを保ったまま残像やブレを低減させている。もちろん、MPCS処理が効いているゾーンは多少暗く見えるが、もともと「Mini LED」バックライトの輝度が高いため、気になることはほとんどない。
このほかにも、クロスヘア表示機能やカウントタイマーなど、FPSゲーマーに嬉しい「Game+」という機能を多数搭載している。ハードウェア面からソフトウェア面まで、Essentialモデルであっても“勝利につながる要素”であれば惜しげもなく搭載されているのだ。
【残像低減機能「MPCS」のOSDメニュー】
GRAPHTの残像低減機能「MPCS」を搭載
画面モードでFPS向けの「MPCS/ULL FPS」またはMOBA向けの「MPCS/LD」を選択することで、MPCSは自動でオンになる
【「UFO Test」で検証(撮影条件は統一)】
こちらは「MPCS」オフ時の画像。UFOの前後に残像が出ている
続いて「MPCS」オン時の画像。残像が抑えられており、よりはっきりとUFOを視認できる
クロスヘアやフレームレート表示機能など、FPSゲーマーに嬉しい機能も多数搭載している
ここで上位モデル「THE SHOOTER – Gaming Monitor 24″」ともスペックを比較しておこう。ここでは「THE SHOOTER – Gaming Monitor 24″ Essential」を前者、「THE SHOOTER – Gaming Monitor 24″」を後者として表記する。
まず、解像度とリフレッシュレートが異なり、前者がフルHD・280Hzなのに対して、後者はWQHD・360Hzと、それぞれワンランク上のスペックになっている。フルHDと比較すると、WQHDは約1.8倍の画素数となっており、敵の輪郭がよりはっきり描画され、遠方にいる敵も視認しやすくなるのがメリットだ。
一方で描画負荷は高くなるため、WQHD・360Hzを活かすためには相応のゲーミングPCが必要となる。筆者としては、エントリーからミドルレンジのゲーミングPCユーザーで、予算を抑えたいという方は前者、ハイエンドゲーミングPCユーザーで、予算に余裕があるなら後者をオススメしたい。
【GRAPHT「THE SHOOTER – Gaming Monitor」24インチモデルの比較】THE SHOOTER – Gaming Monitor 24″ Essential(前者)THE SHOOTER – Gaming Monitor 24″(後者)画面サイズ24.5インチ24.5インチ解像度フルHD(1,920×1,080ドット)WQHD(2,560×1,440ドット)パネルタイプQD-Mini LED(Fast IPS)QD-Mini LED(Fast IPS)バックライトのゾーン分割数180ゾーン1,152ゾーンリフレッシュレート280Hz360HzAdaptive Sync対応対応応答速度最大1ms(OD時)最大1ms(OD時)残像低減機能「MPCS」搭載「MPCS」搭載コントラスト比1,000:11,000:1色数約1,677万色(8bit)約10億7,000万色(8bit + Hi-FRC)HDRHDR1000HDR1000視野角178度(H)/178度(V)178度(H)/178度(V)VESAマウント対応(100×100mm)対応(100×100mm)入出力端子DisplayPort 1.4ポート×1/HDMI 2.1ポート×2/オーディオ出力DisplayPort 1.4ポート×1/HDMI 2.1ポート×2/オーディオ出力
そして「Mini LED」バックライトのゾーン分割数も異なり、前者は180ゾーンなのに対して、後者は1,152ゾーンとより細かい制御が可能となっている。前者でも鮮やかな色彩と高いコントラスト比による映像美を体験できるのだが、FPSと同じくらいRPGもプレイしていて、より映像美を体感したいという方は後者がオススメだ。
両者が異なるのは、基本的に上述のハードウェア面のみで、残像低減機能の「MPCS」やクロスヘア表示をはじめとする「Game+」といったソフトウェア面はほとんど同じ。FPSを中心にプレイしている方であれば前者で全く問題なく、ハイエンドゲーミングPCユーザーで映像美にもこだわりたいという方は、後者でよりリッチな体験を楽しもう。
【THE SHOOTER – Gaming Monitor 24″】
WQHD・360Hzの上位モデルもラインナップ。自分のPCや予算、プレイスタイルに応じて、こちらも候補に入れておきたい「Apex Legends」で実機検証。280Hz&MPCSの効果は絶大
ここからは「THE SHOOTER – Gaming Monitor 24″ Essential」の実機検証へと移っていく。今回は、日本勢の活躍によって競技シーンが盛り上がっており、様々なコラボイベントで話題を呼んでいるFPSゲーム「Apex Legends(Electronic Arts)」をプレイしてみた。
「Apex Legends」はゲームの仕様上、フレームレートが最大300fpsに制限されている。一方で本製品はフルHD・280Hzとなっており、2026年現在のミドルレンジゲーミングPCであれば、性能を最大限に活かすことができるだろう。今回は、少し前のハイエンドゲーミングPC(2021年購入/Core i7-12700/GeForce RTX 3080 Ti)を使用した。
今回プレイしたのは「Apex Legends」。日本勢の活躍によって、競技シーンが盛り上がっている
筆者は普段、最大144Hzのゲーミングモニターを使用しているのだが、本製品はほぼ倍近い280Hzに対応。その効果は射撃訓練場の時点で実感でき、ダッシュしているだけでも映像が滑らかになっていることがわかる。検証後にいつもの環境(144Hz)で再度プレイしたのだが、280Hzと比較すると引っかかりがあるのは拭えず、一度体験すると戻れないとはまさにこのことだ。
今回は「テクスチャストリーミング割り当て:高(VRAM4GB)」を筆頭に、映像品質は高めの設定でプレイしたのだが、試合中のフレームレートは210〜290fpsを記録しており、モニターの性能を余すことなく発揮できていた。今回は少し前のハイエンドゲーミングPCを使用しているが、フルHDというちょうどいい解像度だからこそ、200fpsを超える高いフレームレートを維持できているのだ。
映像品質を低めにした“競技設定”であれば、より安定して高いフレームレートをキープできるため、本製品と自分のゲーミングPCのバランスを考えながら設定しよう。
144Hzから280Hzへのステップアップは、ダッシュしているだけでも体感できる
今回使用したPCでは210〜290fpsを記録。エントリーゲーミングPCであっても、設定次第でモニターの性能を最大限に発揮できる
そして筆者が注目していたのが、残像低減機能の「MPCS」だ。今回はFPSゲームに最適化された画面モード「MPCS/ULL FPS」でプレイしていたのだが、敵とばったり遭遇した時の視認性の高さは目を見張るものがあった。輪郭をはっきりと捉えることができるため、敵の動きを追従しやすく、弾も当てやすく感じる。
また「MPCS」をオンにしても、ゲームを快適にプレイできる十分な輝度が保たれている。実際、筆者のモニターの残像低減機能は映像が暗くなってしまうため、オフにすることが多かった。本製品も「MPCS」オフ時と比較すると輝度は下がっているのだが、もともとMini LEDバックライトが明るいため、実用的な範囲内に収まっている。
フルHD・280Hz・MPCS。Essentialモデルであっても妥協せず、これらの3要素を搭載することで、FPSゲームでの“勝利”に繋げているのだ。
「MPCS」の視認性の高さは目を見張るものがある
敵の輪郭をはっきりと捉えられるため、動きを追従しやすい
また十分な輝度を保っており、これまでの残像低減機能とは違うことがわかる
ここまでの画像は撮影条件を統一しているのだが、敵の周辺に残像がないことがわかるはずだ27インチモデルもラインナップ!「THE SHOOTER」シリーズで“勝利”を目指そう
ここまで「THE SHOOTER – Gaming Monitor 24″ Essential」のレビューをお届けしてきた。本製品は、FPSゲームで“勝つ”要素を隅々まで押さえており、初めてのゲーミングモニター選びでも「『THE SHOOTER』を選べば間違いない」ことを証明する製品だ。
本製品は幅広いFPSゲーマーにピッタリな製品だが、もしハイエンドゲーミングPCを所有している方であれば、上位モデルの「THE SHOOTER – Gaming Monitor 24″」もオススメ。さらに「少し大きめの画面サイズが良い」という方は、27インチモデルもラインナップされている。
「THE SHOOTER」シリーズのゲーミングモニターは、FPSゲーマーの幅広い要望に応えられる製品だ。FPSゲームで勝利を目指したい方はぜひ検討してみてほしい。

(C) GRAPHT All Rights Reserved.
(C) 2026 Electronic Arts Inc.
![はじめてのモニター選びでちゃんと勝つ。GRAPHTのFPS特化モニター「THE SHOOTER Essential」レビュー – GAME Watch[Sponsored] はじめてのモニター選びでちゃんと勝つ。GRAPHTのFPS特化モニター「THE SHOOTER Essential」レビュー - GAME Watch[Sponsored]](https://ccnn.co/wp-content/uploads/2026/09/1790611839-1536x1152.jpeg)