
ポルトガルのC・ロナウド(AP)
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サッカーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(41=アルナスル)が代表を離脱し、ジェズス監督との確執が指摘されている問題で同国のモンテネグロ首相が介入したと複数の地元メディアが1日に報じた。
C・ロナウドは9月30日に代表を離脱し、自身のインスタグラムで「監督会見、ポルトガル連盟会長との対話を経て決めた。時が来れば真実を明らかにする」と発信。詳細は明らかにしなかったが、自身の扱いに対する不満を爆発させたとみられている。ジェズス監督は同日に行った欧州ネーションズリーグ(NL)・デンマーク戦の前日会見でC・ロナウドの先発起用を2試合連続で見送る方針を示し、C・ロナウドはその後にポルトガル・サッカー連盟のプロエンサ会長と会談した末にチームが滞在していた敵地コペンハーゲンを離れて自家用機でマドリードに向かったという。
C・ロナウドは2―1で制した9月27日の欧州NL・ノルウェー戦で出番なし。バロンドール(世界最優秀選手)を5度受賞したエースが、親善試合を除く公式戦でベンチ入りしながら出場機会がないまま試合を終えたのは18年ぶりだった。翌28日から負傷がない状況で別メニュー調整を開始。ジェズス監督は30日の練習からC・ロナウドが合流すると話していたが、怒り心頭の大ベテランは合流どころか離脱を決めた。スペイン紙マルカはジェズス監督とプロエンサ会長がC・ロナウドを引き留めるため急きょコペンハーゲンの空港に向かったが、失敗したと報じた。
この事態を受けてモンテネグロ首相はC・ロナウド、ジェズス監督、プロエンサ会長とそれぞれ個別に会談。状況を把握して水面下で事態の収拾に動いている可能性がありそうだ。
ポルトガルの地元メディアによれば、連盟の規定で許可なく代表を離れた選手はチームから1~6カ月の出場停止処分を受ける可能性があるという。
今夏のW杯北中米大会が「最後のW杯になる」と認め、今季限りで現役引退の意向を示していたC・ロナウドだが、代表戦を含めた通算1000得点が迫る中、代表に関する去就は明言を避けてきた。今回の代表活動で招集を受けると、9月24日のウェールズ戦は先発しながらオフサイド判定もあって不発に終わり、後半22分に退いた。
残り21点としているキャリア通算1000得点は所属するアルナスル(サウジアラビア)の活動だけでも達成は可能だが、C・ロナウドは今回の欧州NLに向け「代表チームで1000点目を決めることは何かの集大成、美しい物語になるだろう」と希望を語っていた。最悪の場合はこのまま代表引退となる可能性も取り沙汰され、アルゼンチン代表FWメッシと並び称されてきたキャリアの行方が不透明になってきた。
