Apple Watch最新アップデートと今すぐできる文字盤の歩数設定(浅野美抄子(ガリレオ))
健康管理のためのウェアラブル端末なら、歩数が測れて当たり前というイメージがあるかもしれません。
フィットネストラッカーの「Fitbit」はずっと昔から歩数計の仕組みを取り入れていますし、最近では「Oura」や「Whoop」といった端末でも歩数を記録できるようになりました。
一方の「Apple Watch」は、バックグラウンドでずっと歩数を計測していたにもかかわらず、それを簡単に確認できない仕様が続いていました。しかしAppleも、ついにその方針を改めようとしています。
最新モデル「Series 12」で歩数アピールへ転換
象徴的なのが、9月のAppleイベントで発表された最新モデル「Series 12」や「Apple Watch Ultra 4」。公式サイトでは、歩数計測の精度アップが前面に押し出されています。
これまで歩数にあまり触れてこなかったAppleだけに、この変化はちょっと意外な展開。「文字盤からそのまま歩数が見られる」という仕様変更は、ずっと待ち望んでいた人にとってかなりの朗報と言えそうです。
「リング」重視のこだわりと、ついに応えたユーザーの声
実はこれまで、文字盤上の情報枠(コンプリケーション)に歩数を直接出す標準機能はありませんでした。画面で確認するには、Apple以外の「他社製アプリ」を別途用意する必要があったほどです。
背景にあったのは、Fitbitをはじめとする競合のフィットネストラッカーと差別化を図りたいAppleのこだわり。歩数よりも、消費カロリーや運動量を表す「アクティビティリング」を達成させる仕組みを重視してきた経緯があったのです。
それでも「歩数もひと目でチェックしたい」という声は根強く、今回のアップデートでついにその期待に応える形となりました。
今すぐ手元のWatchやスマホで歩数を確認する手順
新機能の解禁を待たずに、今すぐ歩数を確かめる方法は二つあります。
一つ目は、iPhoneで手軽にチェックする手順。「ヘルスケア」アプリを開いて「歩数」を検索し、画面最下部の「よく使う項目に追加」をタップしておけば、次回からアプリ起動時のトップ画面に歩数が固定表示されるようになります。
ヘルスケアアプリには、このように意外と知られていない優れた機能が数多く隠されています。
二つ目は、手元のApple Watchに外部の歩数計アプリを導入するやり方。たとえば人気の無料アプリ「Duffy」をはじめ、使いやすいアプリは数多く揃っています。
こうしたアプリが文字盤への表示に対応しており、お気に入りのデザインに歩数を追加できる点も見逃せません。
標準機能の解禁を待つという選択肢
一方で、外部アプリを使わずにApple公式の機能解禁を待つのも賢い選択です。公式発表では「Series 12」や「Ultra 4」での搭載が明記されていました。
しかし機能自体は至ってシンプルであり、近々配信される次期OS「watchOS 27」へのアップデートによって、他のモデルでも対応する可能性が高いと言えそうです。
