2026年11月
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    Moto3:決勝スタートシーン/2026MotoGP第16戦日本GP(Kanako Sanga)

     2位はマキシモ・キレス(CFMOTO Gaviota Aspar Team)、3位はアルバロ・カルペ(Red Bull KTM Ajo)が続いた。日本勢は、山中琉聖(AEON Credit – MT Helmets – MSI)が8位、荻原羚大(CODE Motorsports)が16位、三谷然(Honda Team Asia)が21位で終えた。

     17周で争われるMoto3クラスの決勝レースは曇り空の下、ドライコンディションでスタートした。ホールショットを奪ったのはポールスタートのアルマンサだ。年間チャンピオン獲得の可能性をもって4番グリッドから臨んだキレスはスタートで3番手に浮上している。

     オープニングラップを制したのはアルマンサで、その後ろはブライアン・ウリアルテ(Red Bull KTM Ajo)、6番グリッドから浮上してきたダビド・ムニョス(Liqui Moly Dynavolt Intact GP)、そしてキレスの順で最初のコントロールラインを通過。また、予選10番手の山中は7番手、予選16番手の三谷がそのまま16番手、予選19番手の荻原は23番手でオープニングラップを終えている。しかし、三谷はジャンプスタートがあったとしてダブルロングラップペナルティが科された。

     3周目、ウリアルテがアルマンサをオーバーテイクし先頭に浮上。そして7番手の山中を含む8台が上位集団を形成していった。その後は徐々にウリアルテ、アルマンサ、カルペ、キレスの4台が抜け出していき、5周目にはカルペが2番手に上がってウリアルテとともにRed Bull KTM Ajoのワン・ツー体制を築く。このころ三谷はダブルロングラップペナルティを消化し、最後尾の25番手に順位を落とした。

     レース中盤の残り9周、先頭を走るウリアルテにスタート前の作業手順違反があったとしてダブルロングラップペナルティが科され、優勝争いからまさかの戦線離脱。ここでトップに立ったアルマンサはファステストタイムを更新しながら引き離しにかかるが、2番手のカルペと3番手のキレスも食らいつき、この3台の集団は後続に約1.2秒の差をつけてレースは終盤に突入する。

     レースの終わりが近づいて先頭のアルマンサが再び逃げの体制に入ると、キレスは2番手のカルペをすぐさまオーバーテイクしポイントリーダーの意地を見せた。しかしキレスのマシンはレース経過とともに挙動が大きくなり、一度は抜かれたカルペも再びキレスにオーバーテイクを仕掛け、2番手の攻防は激化。それでもこのバトルはハイペースのなかで行われ、4番手争いの集団とは約2秒のギャップを維持している。また、さらにひとつ後ろの集団には7番手の山中が入り、荻原は17番手、三谷は21番手まで順位を回復した。

     2番手キレスはこのままペースが落ちるかと思われたが、15周目、16周目と連続してファステストを更新しトップのアルマンサに詰め寄る。勝負のファイナルラップでは至近距離でのにらみ合いが続いたが、キレスはオーバーテイクポイントの11コーナー(90度コーナー)で並ぶことができない。そしてこのまま逃げ切ったアルマンサが優勝を飾り、キレスはわずか0.046秒届かず2位となった。3位にはカルペが続き、ダブルロングラップペナルティを消化したウリアルテが4位、リコ・サルメラ(Red Bull KTM Tech3)が5位に入った。

     山中は最終盤にムニョスに先行を許し8位、荻原は予選順位から2つポジションを上げて16位、重いペナルティを抱えながらのレースとなった三谷は21位でレースを終えている。

    ■2026MotoGP第16戦日本GP Moto3 決勝(17周)

    天候:曇り 路面:ドライ

    Pos./No./Rider/Team/Motorcycle/Time/Gap
    1/22/ダビド・アルマンサ/Liqui Moly Dynavolt Intact GP/KTM/32’45.544
    2/28/マキシモ・キレス/CFMOTO Gaviota Aspar Team/KTM/+0.046
    3/83/アルバロ・カルペ/Red Bull KTM Ajo/KTM/+2.738
    4/51/ブライアン・ウリアルテ/Red Bull KTM Ajo/KTM/+3.610
    5/27/リコ・サルメラ/Red Bull KTM Tech3/KTM/+4.430
    6/18/マッテオ・ベルテッレ/LEVEL UP – MTA/KTM/+5.584
    7/64/ダビド・ムニョス/Liqui Moly Dynavolt Intact GP/KTM/+13.080
    8/6/山中琉聖/AEON Credit – MT Helmets – MSI/KTM/+13.166
    9/78/ジョエル・エステバン/LEVEL UP – MTA/KTM/+20.962
    10/11/アドリアン・クルセス/CIP Green Power/KTM/+21.031
    11/9/ヴェダ・プラタマ/Honda Team Asia/ホンダ/+21.120
    12/13/ハーキム・ダーニッシュ/AEON Credit – MT Helmets – MSI/KTM/+21.273
    13/31/エイドリアン・フェルナンデス/Leopard Racing/ホンダ/+21.725
    14/73/バレンティン・ペローネ/Red Bull KTM Tech3/KTM/+21.776
    15/67/ケーシー・オゴーマン/SIC58 Squadra Corse/ホンダ/+21.976
    16/79/荻原羚大/CODE Motorsports/KTM/+22.472
    17/66/ジョエル・ケルソ/GRYD Racing/ホンダ/+22.591
    18/97/マルコ・モレッリ/CFMOTO Gaviota Aspar Team/KTM/+27.938
    19/54/ヘスス・リオス/Rivacold Snipers Team/ホンダ/+28.113
    20/19/スコット・オグデン/CIP Green Power/KTM/+28.339
    21/32/三谷然/Honda Team Asia/ホンダ/+30.844
    22/21/ルシェ・ムードリー/CODE Motorsports/KTM/+38.461
    RT/5/レオ・ラマーストーファー/SIC58 Squadra Corse/ホンダ/1Lap(リタイア)
    RT/8/エディ・オシェイ/GRYD Racing/ホンダ/2Laps(リタイア)
    RT/94/グイド・ピニ/Leopard Racing/ホンダ/6Laps(リタイア)
    RT/85/キアティサック・シンハポン/Rivacold Snipers Team/ホンダ/16Laps(リタイア)

    [オートスポーツweb 2026年10月04日]

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