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    2026年10月05日 14時30分
    AI

    by Steve Jurvetson

    ChatGPTなどの開発元として知られるOpenAIのサム・アルトマンCEOが、ニュースサイト・POLITICOの展開するニュースレター&ポッドキャストサービス・Decoded by POLITICOによるインタビューの中で、AIのもたらす恩恵のことを考えると、一定のリスクは受け入れるべきであるという見解を示しました。

    Sam Altman to Decoded: ‘The world should accept some bad things happening’ for the benefits of AI – POLITICO
    https://www.politico.com/news/2026/10/04/sam-altman-decoded-interview-ai-01106217

    インタビューはDecodedの共同著者でPOLITICOの上級技術レポーターであるブレンダン・ボーデロン氏が行ったものです。

    アルトマン氏率いるOpenAIは長らく、AIに対する規制を「緩やかなものにするべき」という意見でした。しかし、直近でOpenAIのAIエージェントによるHugging Faceに対するハッキングなど、複数のセキュリティ問題が発生したため、Anthropicのダリオ・アモデイCEOの主張する「AI開発を減速させる」という考えに同意しています。

    Anthropicのダリオ・アモデイCEOが「6~12カ月以内にAIがインターネットを乗っ取る可能性あり」「AI開発を減速させるべき」と主張、イーロン・マスクやサム・アルトマンやデミス・ハサビスらも賛同 – GIGAZINE


    ウォール・ストリート・ジャーナルが、アルトマン氏とアモデイ氏との間には10年にわたる確執がありいまだ対立は解消に至っていないと報じていたこともあって、アルトマン氏の動きは異例のものに見えました。

    OpenAIのサム・アルトマンCEOとAnthropicのダリオ・アモデイCEOの間には10年にもわたる確執がある – GIGAZINE


    しかしアルトマン氏はボーデロン氏によるインタビューで、「(OpenAIとAnthropicでは)世界観に根本的な違いが残っている」という見解を示しました。その上で、ボーデロン氏から「アモデイ氏と、具体的にはどういった点で意見が分かれるのですか?」と聞かれると、「AI技術がもたらす恩恵のことや、人々が主体性を持ち続けることを考慮すると、世界は、AIによって多少の悪いことが起きたとしても受け入れるべきだと考えています」と答えたとのこと。

    アルトマン氏は、AnthropicなどのAIを厳しく規制したい側による「AI技術は危険なので1社だけが保有し、悪いことが起きないように確実に管理して、恩恵をどう分配するか考えるべき」という視点は理解できるとした上で、OpenAIの提唱する「緩やかなAI規制」とは相容れないものだと言及。「『大規模ハッキングや技術の悪用、詐欺、その他の悪事が一切起きないよう保証する』などという条件には応じられません。なぜなら、人々は悪事よりも桁違いに多くの善行をなすだろうと信じているからです」と語りました。ただし、「AI制御の深刻な喪失」を含む壊滅的リスクは受け入れられるものではないことも表明しました。

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