
【特別インタビュー4】阪神伏見寅威の証言「ハルトラ」はこうして深まっていった
阪神が2リーグ制後球団初の連覇を果たしました。就任2年目の藤川球児監督が率いたチームは巨人との激しいデッドヒートの末にトップでゴールテープを切りました。苦しみながらも悲願を達成した猛虎軍団。その裏側では何が起こっていたのか。選手、関係者が2026年レギュラーシーズンを振り返る特別インタビュー。伏見寅威捕手に話を聞きました。
プロ野球2026.10.06 09:00
★伏見寅威が語った主な内容
移籍初年度、毎日が「刺激的」だった理由
高橋遥人を「捕ってきた中でトップスリー」と評価した真相
捕手3人の関係性「仲良しこよしではない」

10月3日、祝勝会でビールをかける阪神伏見寅威(左)(撮影・前田充)

10月3日、祝勝会で阪神藤川球児監督(手前)にビールをかける高橋遥人(左)と伏見寅威(撮影・上山淳一)
「毎日がなんか今までと違う」阪神移籍1年目の刺激
-阪神移籍1年目のここまでを振り返って
伏見 すごく刺激的な毎日を送った感じですね。

ヤクルト対阪神 6回表阪神2死満塁、右翼線に走者一掃の適時二塁打を放ちポーズを決める伏見寅威(9月23日)
-一番刺激的だったことは
伏見 新しいチームに行くと全てが新鮮に感じて、キャンプからそうでしたし、シーズンも初めてのセ・リーグというのもあって、移動だったり、球場だったり、相手チーム、すべてが新しいことだったので、これっていうのはあんまりないですけど、毎日がなんか今までと違うなという感じでした。
-阪神に来た中で、イメージと一番違ったところは
伏見 どうですかね。まずキャンプの過ごし方と言いますか、練習の雰囲気はかなりこう想像以上でしたね。すごく緊張感がありました。キャンプのときもこの話はしたかもしれないですけど、もうちょっとワイワイ、ガヤガヤでやってきていたので、今までは。けど、アップからあまり私語はしないようにというか、全体練習のときは当たり前のようにみんなが集中して、ピリピリした感じでやっていたので、そこは驚きましたね。

シートノックで声を出す伏見寅威。右は坂本誠志郎(2月1日)
-チームに馴染む上で手助けしてくれたのは
伏見 みんないろいろ教えてくれましたね。ですし、そういうピリピリした中でもオンとオフはちゃんとしていたので、練習のときは厳しい雰囲気の中でやりますけど、練習の合間や終わってからはくだけた話を、周りが僕のことをいじってくれたりしたので助かりました。
-どういう感じでいじられた
本文残り79% (5245文字/6631文字)
