Battlestate Gamesは10月6日、『Escape from Tarkov』に向けてパッチ1.2.0.0を配信した。PvEモードの刷新が特に注目を集めるなか、痒いところに手が届くさまざまな改善点が話題となっている。
『Escape from Tarkov』は、PvPvE要素をもつハードコア脱出シューターだ。本作の舞台となるのは、政治的混乱から無法地帯となり隔離された架空の都市Tarkov。プレイヤーはNPCやほかのプレイヤーと戦いつつ貴重な戦利品を獲得して、最終的にマップから脱出することを目指す。キャラクターがレイド中に死亡した場合、装備や戦利品をロストしてしまうというハードコアなゲームルールも特徴だ。

PvEモード向けのプレステージの実装や、PMCボットの挙動の改善など、PvEモードにおける新要素が目を惹く今回のアップデート。実装から一夜明けた本日には、その他のさまざまな変更点についても、喜びの声とともに報告が寄せられている。
たとえば、「ランスルー」に関する表示の変化もその一つだ。本作では十分な経験値を獲得しないままレイドから帰還すると、ランスルー扱いとなり、レイドから持ち帰ったアイテムに「Found in Raid」のステータスが付かなくなってしまう。こうしたアイテムには、タスクでの納品ができなくなったりするペナルティが発生する。なおキルやアイテムサーチによって経験値を得ずとも、マップ内に一定の時間留まることでランスルーを回避することは可能。とはいえ、経験値や経過時間が足りずにうっかり「Found in Raid」を失うというミスは起こりがちであった。
パッチ1.2.0.0からは、脱出のカウントダウン終了時にランスルー判定となる場合、カウントダウンの表示が通常の緑ではなく、白で表示されるようになっている。今後は条件を達成できているかどうか際どいときでも安心して脱出できそうだ。
またここ数年で大きく改善が進められているトレーダーのUI周りにも、新たな変更点が存在する。拠点でトレーダーとの売買をおこなう場合、これまではBuyとSellのタブを切り替える必要があったが、アイテムをCtrlキーを押しながら左クリックすることで、いきなり売却画面へと移ることができるようになった。レイドの合間にほぼ毎回触ることになる部分のQoL改善は、地味ながら嬉しいアップデートだろう。
今回追加されたBuyとSellタブを切り替えなくていい機能思ったよりいいです。
Ctrl + 左クリックでいきなりアイテムをSellに叩き込める。タブ切り替えの手間が減りました。 pic.twitter.com/tKAEGhIeSR
— タルコフ情報省 (@tarkovinfo) October 6, 2026
また、マップ「Customs」にもテコ入れがなされている。「Smuggler’s Bunker(旧ZB-1012)」付近に、パルクールで乗り越え可能なコンテナが配置されているのだ。というのも、「Smuggler’s Bunker」付近には長い柵が張り巡らされており、「Old Gas Station」側から最西部の脱出地点「ZB1011」を目指すためには、この柵を大きく迂回する必要があった。待ち伏せもされやすく、リスクを避けるために別の帰還方法を選択していたプレイヤーも多かっただろう。
これまでも、バックなどをおろして重量に余裕がある状態かつ筋力が育っている場合には、付近の足場からギリギリジャンプを出して柵を乗り越えるといったテクニックも存在したが、なかなかにシビアであった。今後は簡単に通過できるようになり、「ZB1011」も帰還時の有力候補になるかもしれない。
ハードコアなゲーム体験で知られる本作だけに、こうした快適度を向上させる変更が余計に沁みそうだ。細かな調整も多いため、改めてパッチノートを確認しつつ、ぜひ自身のプレイで調整を味わってみてほしい。
ところで、Battlestate Games代表のNikita Buyanov氏は9月3日、シーズン1「Kord Breach」の開幕1か月後のデータとして、プレイヤーの半数がPvEをプレイしていることを明かしていた。今回のパッチの目玉はPvE向けの刷新であり、PvEプレイヤーの増加も予想される。モードごとのプレイヤー分布が今後どのような割合となるのかにも注目が集まる。
なお弊誌では限定プロモーションコードを配布中。本作公式サイトの引き換えページにアクセスし(要ログイン)、コード「AUTOMATON」を入力することで、以下のアイテムを獲得できる。ただし本プロモーションコードはPvEモードでのみ有効であり、引き換えは2週間限定となっているため留意されたい。
『Escape from Tarkov』はPC(公式サイト/Steam)向けに配信中。いずれも通常価格の25%オフとなる期間限定セール中だ。
