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    中村憲剛さん (C)KAWASAKI FRONTALE(AERA with Kids+)

    【中学受験マンガ】小5の終わりからの受験勉強で難関大付属中に合格! サッカー少年が受験を突破できた“理由”(全33枚)

    【Q】うれしくても涙が出るってほんとう?(7歳・男子)

    【A】中村憲剛さん「信じられないぐらいうれし涙がこぼれてきたことがあります」

     本当です。

     自分のうれし涙でパッと思い浮かぶのは、2017年に川崎フロンターレがJ1初優勝したとき。あのときは、信じられないぐらい勝手に涙がこぼれてきました。僕がプロのサッカー選手として18年間所属していた川崎フロンターレは、15年間ずっと優勝できませんでした。だから、僕自身も悔しさが相当たまっていたし、チームメイト、サポーターのみなさん、そしてこのチームでいつか優勝したかったけどチームを去らなければいけなかった選手たちの思いなど、いろいろなものを本当に長い間背負いながらやっていて。それが、一気に涙になって出たんでしょうね。

     なぜ優勝できたかというと、それは絶対あきらめなかったからだと思います。優勝という夢を叶えるために、とにかく根気よく努力したから。逆に、すぐ叶ってしまっていたら、努力しなくなっていたんじゃないかな。

     僕は、サッカー選手を引退してからいろいろなスポーツの選手たちと会う機会があるのですが、みなさん本当にそのスポーツが大好きなんです。だから、一番になりたかったら、苦しい練習も努力だと思っていないし、当然やるでしょ、みたいな感じです(笑)。夢を叶えるって、そんなに甘くない。その道のりでは、「どれだけそれが好きか」を常に試され続けるし、もし好きでいられなくなったら、夢は叶わなくなると思います。

    ◯中村憲剛(なかむら・けんご)/1980年10月31日生まれ。中央大学卒業後、2003年に川崎フロンターレに加入し、同年Jリーグ初出場。以降、現役生活18年をすべて川崎で過ごし、Jリーグ通算546試合出場83得点を記録。司令塔として3度のJ1優勝に貢献し、Jリーグベストイレブンに8度選出、2016年にはJリーグ最優秀選手賞を受賞。日本代表では68試合出場6得点。2010年南アフリカ・ワールドカップ出場。2020年に現役を引退。現在は川崎フロンターレのヘッドコーチとして活躍中。

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