2026年10月9日(金)〜11日(日)(現地時間)に格闘ゲームのeスポーツ大会「EVO France 2026」がフランスで開催された。
『ストリートファイター6』部門は、「CAPCOM Pro Tour」の中のオフライン大会「Premier」の今季最終戦。優勝者には「CAPCOM CUP 13」の出場権が与えられる。
EVO France 2026 ストリートファイター6部門 結果
「EVO France 2026」には、世界中から1071名がエントリー。プールはダブルエリミネーションのBo3で、トップ8以降はBo5で行われた。
トップ24は、ウイナーズ側は8名、ルーザーズ側は16名。日本人選手は立川、こばやん、やまぐちがウイナーズ側で、べてぃ、ガチくん、cosa(こさ)、matsu56(まつごろう)、あくたがわ、どぐら、ときど、Pipokun(ピーポーくん)、tako(たこ)、ひなおがルーザーズ側で勝ち残った。
海外勢としては、Blaz(ぶらず)、Punk(ぱんく)、Chris Wong(くりす うぉん)、Dual Kevin(でゅある けびん)、Problem X(ぷろぶれむえっくす)がウイナーズ側。ルーザーズ側は、NuckleDu(なっくるどぅー)、AngryBird(あんぐりーばーど)、Lexx(れっくす)、NL(えねる)、Craime(くらいめ)が勝ち残った。
ウイナーズ側は、立川がBlazを、Punkがこばやんを、Dual KevinがChris Wongを、Problem Xがやまぐちを下し、ウイナーズトップ8に進出する。
ルーザーズ側は、べてぃ/cosaを破ったガチくんを倒したこばやんと、AngryBird/あくたがわ/Blazに連勝したどぐら、ときど/LeShar/やまぐちを下したLexx、そしてCraime/tako/Chris Wongに勝利したひなおの4名がルーザーズでトップ8に勝ち上がった。

▲トップ8のトーナメント表。立川がウイナーズに勝ち残り、日本勢が8名中4名を占めた
トップ8
トップ8のウイナーズセミファイナル1回戦は、ここまで1セットも落とさずにパーフェクト勝利を続けてきたPunk(キャミィ)と立川(C.ヴァイパー)。無防備な歩き投げなど大胆な動きを見せたPunkが、3-0で勝利する。2回戦のDual Kevin(ラシード)とProblem X(アレックス)の戦いは、序盤こそブレイカー・スタンスからの派生技でProblem Xが翻弄するが、Dual Kevinの対応が一歩上を行き、3-1でウイナーズを守り抜く。
ウイナーズファイナルはPunkとDual Kevin。強気の攻めを続けるPunkが1セットを奪うが、続く2セット目で追い込まれたDual Kevinが逆転勝利し、ついに今大会初めてPunkがセットを奪われる。なおも攻めの姿勢を崩さないPunkは2-1に持ち込み、1ラウンドを取ってリーチをかける。
しかし、ここからPunkの地上戦をDual Kevinがうまくいなし、試合はフルセット、フルカウントへ。ゲージ有利はPunkという状況の中、ラシードの「イウサール」で壁際に追い込むと、最後はシミーから下段攻撃を当てたDual Kevinがグランドファイナルに歩を進めた。

▲Punkリーチで迎えた2-1の場面、Dual Kevinが3連続投げで体力リードするもバーンアウトしたところで、緊張感が薄れたのか、弱スパイラルアローをガードされて確定反撃で追いつかれる。ギリギリの緊張感の中で見せた何気ないミスが、その後の敗北につながってしまった(https://www.youtube.com/live/c7-vwOKNY3s?si=5WqMFc0JrY8lHNKM&t=11188)
ルーザーズ側は、どぐら、Problem Xを下したこばやんと、Punkに敗れてひなおを接戦の末に下した立川がセミファイナルで激突。接近戦から投げを狙うこばやんと、そのリーチの外からコンボを狙う立川の対決はフルセットフルラウンドまでもつれたが、最後はこばやんのSAと立川のバーニングキックの読み合いを立川が制した。
ルーザーズファイナルはPunk vs 立川の再戦。前戦と同じくPunkがリーチをかけたものの、立川もこれまで見せなかった多彩な技でスキをうかがい、ついに立川が逆転勝利を果たす。
グランドファイナル
グランドファイナルは、Dual Kevin対立川。奇しくも同じCrazy Raccoonに所属するチームメイト同士の対戦だが、立川は一度3セットを奪いリセットしなければならない。
互いに様子をうかがいながら始まった最終戦は、立川が読みを通し一気に3-1でリセットに成功。その後も先手を取った立川が試合をコントロールし、一気に2-0でリーチをかける。しかし、ここから立川がセットを奪いリーチをかけるたびに、Dual Kevinも冷静に対応し、2-2のイーブンに。
最終セットも一進一退の攻防野中、立川が先にリーチをかけたが、あと一撃が届かず、最後はDual Kevinの「イウサール」で壁際に追い詰められ万事休す。Dual Kevinが自身初のCPTプレミア大会優勝を勝ち取った。

結果
順位所属チーム|選手名(主な使用キャラ)1 CR | 🇺🇸Dual Kevin(ラシード) 2 CR | 🇯🇵立川(C.ヴァイパー) 3 🇺🇸Punk(キャミィ) 4 SS熊本 | 🇯🇵こばやん(ザンギエフ) 5 REJECT|🇯🇵ひなお(ルーク・リュウ・サガット) 5 MOUZ | 🇬🇧Problem X(アレックス・イングリッド) 7 CR|🇯🇵どぐら(エレナ) 7 🇺🇸Lexx(ガイル)
優勝したDual Kevinは、「冷静になれたことが勝因かな。仲間たち、Crazy Raccoonに感謝したい」とコメント。「CAPCOM CUP 13」の出場権を取得した。
なお、「CAPCOM CUP 13」の出場権が与えられるCPTプレミアポイントの上位8名も確定した。
ランキング7位のNoahTheProdigyは「UFA 2026」で、9位のひなおは「BAM 16」で、10位のCraimeは「Esports World Cup 2026」で、それぞれ優勝により出場権を獲得。
さらに、すでに権利を有していたMenaRD(「Blink Respawn」「EVO 2026」で優勝)、ときど(「SFL:WC」「CEO 2026」で優勝)が優勝したCPT Premierでは、2位以下に出場権が移行することから、「EVO 2026」2位の重松、「CEO 2026」2位のBooce_Leeに出場権が付与された。
上記の選手を除く上位8名までが以下のとおり。なお、13位のBlazは320ポイントで立川と同点だが、CPT Premierでの最高順位が上の立川(「EVO France 2026」の2位)が出場権を獲得している。
順位所属チーム|選手名合計ポイント1 🇺🇸Punk 850 2 ZETA | 🇯🇵ひぐち 730 3 SS熊本 | 🇯🇵こばやん 710 4 Falcons/Qanba | 🇭🇰Micky 650 5 ONIC|🇺🇸Booce_Lee
※「CEO 2026」2位 620 6 AG.AL|🇫🇷Kilzyou 550 7 TwisMinds|🇺🇸NoahTheProdigy
※「UFA 2026」優勝 470 8 SS熊本|🇯🇵cosa 460 9 REJECT|🇯🇵ひなお
※「BAM 16」優勝 450 10 Falcons|🇨🇱Craime
※「EWC 2026」優勝 380 11 LaVISION|🇯🇵タンタンメン 360 11 RIDDLE|🇯🇵重松
※「EVO 2026」2位 360 13 CR|🇯🇵立川 320 配信URL
DAY1
DAY2 パート1
DAY2 パート2
DAY3
start.gg:https://www.start.gg/tournament/evo-france-2026/event/street-fighter-6-ps5
EVO France X:https://x.com/Evo
EVO France公式サイト:https://evo.gg/events/2026-france
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