2026年10月
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    スピードの“出雲”、伊勢路を舞台に大学日本一を決める“全日本”、そしてクライマックスの“箱根”。文化放送では、今年も「学生三大駅伝」をすべて実況生中継!

    文化放送では「学生三大駅伝」の幕開けとなる第38回出雲駅伝を10月12日(月・祝)午前9時より、解説に大志田秀次さん(明治大学体育会競走部駅伝監督)をお招きし、実況・斉藤一美アナウンサーでお送りしました。

    ――レース全体を振り返っていかがでしたか?
    「前半の区間順位が少し後ろというか中間だったんですけれども、駅伝ができたかなと思います。箱根駅伝みたいなレースで狙ってたわけじゃないんですけれども、2区で2つに(集団が)分かれたところを3区でまた振り出しじゃないけど、3位で53秒差まで縮め、前が見えることができて、後半の選手にも勇気を与えることができたかなと思います」

    ――3区・楠岡由浩選手(4年)が戻したからこそ、4区・浅川侑大選手(4年)の好走にも繋がった?
    「そうです。楠岡でかなり上がると思っていました。本当は1区、2区が上手く流れていたら、3番とかそのぐらいまで上がる予定ではいたんですけども。駅伝ってのは、ほんと何があるか(わからない)。上り坂、下り坂、そして”まさか”があるということで、(1区は)9位でしたが、1年生(松尾航希、1年)だったので、見せ場は作れたのかなと思います。2区も小林(咲冴、3年)は去年、出雲の3区で外国人について行くチャレンジをさせたし、区間順位は悪いんですけれども、よく耐えてくれたなって思いました」

    ――区間順位が出なかったとしても、経験値としては非常に大きいということですか?
    「大きいと思います。レースを捨てるっていうのは簡単なんですけども、駅伝っていうのはやっぱり繋ぐっていうことが、ものすごい大切なので、先ほど駅伝ができたっていうことでは、すごく学生たちの絆とか、やってきたことの証明にもなったのかなと思います」

    ――次に向けてという点ではいかがでしょう?
    「1回1回全力でやってるので、また振り出しに戻して、次の目標に向かうためのネタとか種を育てていきたいなと思います」

    ――今年1年の育成の仕方っていうのは例年と同じですか?
    「特に大きくは変えないです。主体性を持って彼らが動いてきて、機能してきているという面では、少しずつ変化があるのかなと感じます」

    ――今日は帝京大学としては得意じゃない距離の駅伝でここまで中央大学、順天堂大学、駒澤大学と最後まで互角に戦ったというのは、相当収穫なのでは?
    「そう評価して、他に脅威を与えられればいいかなと思います。創価大学、城西大学、駒澤大学、青山学院大学は13分台の選手ばっかりで、うちはトラックだけの実績を見たら、高校のチームよりも弱いのかなと思うんですけども、実は狙いをどこに絞ってるか。トラックの5000mだけやろうと思ったら彼らもやれる。ただし、あれもこれもというのは難しいと思うんです。絞れば、彼らもそういう記録が出ないわけじゃないと思います。創価大学を見ててやれるんだよなと思います。ただ、あれもこれもやっちゃうと、どっかでパンクしちゃうので、今何をやりたいのかっていうことをずらさないで、彼らはやってくれたらいいかなと思います。やはり、ちょっと記録が出たらそっちそっちってなるんだけど、我々の目標ってなんなのかなっていうことを彼らは考えてるんだと思います」

    ――自分たちで考えてやった結果がこの結果になってるっていうことは選手としてもすごく自信になったのでは?
    「やれるんだ。創価さんなんかもほんと13分台、13分20とか30の選手ばかりだし、城西もそうだし、中央大学もとてつもない記録だから、最後まで苦しめられたっていうのは、他に対してちょっと恐怖を与えられたっていうことを言っといてください」

    ――得意な箱根だったらいかがですか?
    「今日も途中でも3位見えるねっていうようなことは言ってたんですけどね。でも、これからだと思います。でもほんと、逆にできないことがマイナスではなくて、伸びしろだと思ってるので、ネガティブなことばっかりじゃないなと思ってます」

    ――楠岡選手が4年生ということはある意味勝負の年って言っていいんでしょうか?
    「毎年勝負してるんですけど、でも、彼はまず、学生の一区切りじゃないんだけども、彼が、去年箱根駅伝でチームにとって大変な試練を与えてもらったけども、実は出雲と全日本で彼はチームに追い風を吹かしてくれた。で、楠岡が箱根でああいう結果になったとしても、みんなチームは非難とかそんなの一切なく、次頑張ろうよって言って、他の選手も楠岡のために多分3区、4区、5区、6区、7区、8区、9区、10区、頑張ったんだと思うんですよ。だから、楠岡が、それを分かってるから、他の選手に対しても、非難も一切なくて、俺も頑張るからお前も頑張れって、俺が特別じゃないんだぞっていうことを彼は声を大にして、みんなで行くぞっていうのを言ってくれるってのが大学スポーツかな。プロスポーツではないところかなと思います」

    ――あのような結果でしたけど、アクシデントが逆にこのチームのなんか結束を高めたっていうか、そういう面もあったんでしょうか?
    「メディア的にそう言ったらいいと思います。でも、そういうもんだと思う、大学スポーツって。だから応援したくなったりするんだと。それをなんとも思わないってなったら、誰も見向きもしなくなるし。でも、それがあっていいんですよ。世の中って。助けられたり助けたりしていけば、世の中って多分いい世の中になってくのでは。だから、箱根駅伝ってすごいいい教科書というのか、道徳でもあるし、本来あるべき姿だと思う。」

    ――1区に松尾選手を使った意図は?
    「この間の早稲田の5kmでよかったので。経験させたかった。いろんなことに対しての布石でもあってほしいなと思っている。なかなかうちで1年生で1区っていうのはあまりない。今回は攻めたかったから彼を使った」

    ――合格点って言ってよいか?
    「順番が9番手でもあって、よく目立ってくれたなと思います。彼もやっぱ反省というか、いい意味で反省できたので、次に繋がると思います」

    ――楠岡選手は区間新、いい記録が出た
    「区間賞獲ったかと思ったらまだその先(シャドラック・キップケメイ、日本大学4年 )がいたけども、予定通りです。2分45秒の練習はしているんです。今日は2分48秒ぐらいで、彼なりに反省はあるけど、パワーアップしてるので、あとは故障させないように、スタートラインに立たせるのが私の役割かなと思います」

    ――鈴木(琉胤、早稲田大学2年)選手を上回ったということに関しては?
    「トラックでの直接対決はそんなにないですけど、鈴木くんは素晴らしい選手だから、逆に近い記録で走れたっていうのは光栄でもあるし、鈴木くんに学年は2つ下でもあるけど、戦えるよっていうのもわかった。鈴木選手はやはり素晴らしい選手。宝だと思います」

    ――楠岡選手は今年1回りなんか大きくなったような気がするが、どの辺が今年成長したと感じますか?
    「体がちっちゃくなった。体絞れたっていうのもあったんですけど、例えば、無理に絞ったんじゃなくて、練習がこなせるようになって、必要なものと不必要なものが精査されてきて、いい体になったと思います。しっかりと愚直に練習をやっている点だと思います」

    ――走り見て、スピードに振ったのかなと思ったのだが?
    「いや、全然。キレはないですよ。この間の3日、4日前のだけしかスピード練習をやっていなくて、それまで2分55とか3分切りでしかやってないです」

    ――ポイントの回数がほかの選手よりも多いということか?
    「ちょっと多い。多いと思います。数は4回。うちも例えば主練習2回だけど、朝練習で12kmっていうのが、まあまあアップダウンを使わせるので、負荷としては高いんです。だから、結構今までの発想だと疲れると思う。でも休むときはしっかり休んでるので、主体性をもってやれてるかなと思います。LT値とか2重閾値とか閾値とかって言われるものが、なんか流行ってるみたいですね。トレーニング期間だったらいいと思う。レース期間になると、またそれから先を考えないといけない。モノマネだけじゃやっぱダメだから、今はいろんなこと試してる状態です」

    ――箱根はまた2区
    「もちろん箱根2区で。去年のリベンジっていう言葉はないんですよ。去年ダメで今年走ったからリベンジできたっていうのは永久に残るわけだから。永久に残していいんですよ。区間新、行かせたいなと思ってるけど、やってみないとわからないね」

     

    ◆前田道路 Presents 第38回出雲全日本大学選抜駅伝競走実況中継◆
    2026年10月12日(月・スポーツの日) 9:00~11:30
    解説:大志田秀次(明治大学体育会競走部駅伝監督)
    実況:斉藤一美アナウンサー(文化放送)
    ◆聴き方いろいろ◆地上波FM91.6/AM1134 radiko YouTubeライブ

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