大谷翔平(ドジャース)
ロサンゼルス・ドジャースのワールドシリーズ3連覇に、早くも黄信号が灯った。現地10月12日(日本時間13日)、敵地『アメリカン・ファミリー・フィールド』で行われた『ナショナルリーグ チャンピオンシップシリーズ』(NLCS)第2戦で、ミルウォーキー・ブルワーズに4-7で敗れた。
第1戦を落としたドジャースは、シリーズを1勝1敗のタイに戻すべく、ポストシーズンで好投を続けてきた山本 由伸を先発マウンドに送った。しかし、エース右腕が2回2/3を投げて3失点で降板する誤算もあり、3度にわたってリードを奪いながら逆転負け。対戦成績は0勝2敗となった。
◆試合結果
ドジャース|1 0 1 0 2 0 0 0 0|4
ブルワーズ|1 0 2 0 1 1 0 2 X|7
ポストシーズン リーグチャンピオンシップシリーズ
本拠地『ドジャー・スタジアム』での第3戦を迎えるドジャースだが、第2戦でも4打数無安打に終わるなど、チームの主砲である大谷 翔平の調子が一向に上向かない。そんな中、『MLB.com』は現地12日(日本時間13日)付で「ドジャースがNLCS第3戦で大谷の先発除外を検討へ」と題した記事を掲載した。
記事は冒頭で「ショウヘイ・オオタニはここ2カ月以上、本来の実力を発揮できていない」と指摘。続けて「月曜日にブルワーズに7-4で敗れ、NLCSで0勝2敗と追い込まれたドジャースは、水曜日の第3戦で大谷を先発から外すことを検討する」と『ジ・アスレチック』のケイティ・ウー、ケン・ローゼンタール両記者の報道を紹介した。
さらに記事では、大谷が少なくとも6月から右上腕二頭筋と左膝の負傷を抱えており、9月には15日間の負傷者リスト入りを余儀なくされたと説明。これらの負傷は8月上旬から打撃成績に顕著な影響を及ぼし始めたとして、レギュラーシーズンとポストシーズンを合わせた直近35試合の打率が.197、OPSが.629にとどまっていることを伝えた。
また、大谷が最後に本塁打を放ったのは8月18日の『クアーズ・フィールド』での試合で、それ以降は本塁打が出ていないことも指摘。ポストシーズンを含めた110打席連続本塁打なしは、これまでの104打席を上回る自己ワースト記録となっており、長打力を取り戻せていない現状に言及している。
記事では、仮に大谷が第3戦でベンチスタートとなった場合、「トッププロスペクトであるホスエ・デ・パウラが指名打者として先発出場する機会が生まれる可能性がある」と指摘。デ・パウラは外野守備に課題を抱えているため、ポストシーズンでは代打として起用されており、これまで3度の代打出場で2四球を選んでいる。
その上で「ドジャースの守備力を犠牲にせず、デ・パウラにより多くの出場機会を与える唯一の方法は、大谷を先発ラインナップから外すことだ」と分析。大谷が打撃不振に苦しんでいる現状を踏まえ、「デ・パウラの実力を試してみる価値はあるかもしれない」と、若手有望株の起用に一定の可能性を見いだしている。
ドジャースにとって、これ以上の連敗は避けたい第3戦。現地10月14日(日本時間15日)に本拠地『ドジャー・スタジアム』で行われる一戦は、チームにとっても、不振からの脱却を目指す大谷にとっても正念場となりそうだ。


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