常陸宮杯ストーリー(ゴルフネットワーク)
大学ゴルフ日本一を決める団体戦「常陸宮杯全日本大学ゴルフ選手権競技」。
各地区の予選を勝ち抜いた大学だけが立てるこの舞台へ向けて、選手たちは長い時間をかけて準備を重ねる。
夜明け前から始まる朝練習。うまくいかない日が続き、言葉少なになるミーティング。仲間の一打に一喜一憂する予選会。そんな各大学のゴルフ部の日常に密着する「常陸宮杯ストーリー」。
「自分がキャプテンとしてまとめたチームで全国を獲りたい」
そう語るのは日本大学ゴルフ部主将・隅内雅人(4年)。
創部70年の伝統を誇るゴルフ部をまとめる隅内は、自身の入学前に開催された第1回大会を制して以降、優勝から遠ざかっていることに対する決意でもあった。
ライバル校である東北福祉大学・大阪学院大学の後塵を拝する結果となっているキャプテンへの就任当初はプレッシャーを感じていたが、6月に行われた「全国大学ゴルフ対抗戦」で優勝を果たす。幾分、気持ちに余裕は出たものの、大学最後の大会に向けて、一段と気を引き締めてメンバー選考の合宿に臨む。
「常陸宮杯全日本大学ゴルフ選手権競技」に出場できるのは各校5人のみ。
全国の強豪校との戦いの前に、まずはチーム内で出場メンバーの座を勝ち取らなければならない。番組では、その最終選考会を兼ねた合宿に密着する。
「今回の合宿には18人、その前の合宿には30人くらいが参加した」と語る隅内。
徐々に絞り込まれる、部内の熾烈なサバイバルレースに、自身も身を投じながら、最強メンバーの選定に余念がない。
そんな隅内を支えるのが副主将・泊隆太(4年)。
チームを日本一にするため、主将・隅内の指示が全体に行きわたるようサポートするほか、積極的に後輩たちともコミュニケーションを取る。時折、厳しい指導もありつつ、チーム全体としては、先輩・後輩関係ない仲の良さ、団結力の構築に貢献してきた。
その泊が“チームのムードメーカー”として考えているのが清水蔵之介(3年)。
幼少期から“天才”と称され、4歳のときには「天才園児ゴルファー」として某家電メーカーのTV CMにも出演した経歴を持つ。
当然、ゴルフにおいても輝かしい実績を有し、世界ジュニアゴルフ選手権を始めとして、ジュニアタイトルを総なめにしてきたほか、2023年にはABEMAツアー(現ACNツアー)で史上9人目となるアマチュア優勝を果たし、2026年にナショナルチームメンバーにも選出されている逸材。
さらに、父親と自身を含む3兄妹の4人が日本大学という「日大一家」の小林翔音(3年)に加え、米LPGAツアーで活躍中の岩井明愛・岩井千怜を姉に持つ岩井光太(4年)などがメンバー入りを狙う。
チームメイト同士が張り合うことで、ドライバー平均飛距離が300ヤードを超えるまでになったチームの武器。バーディを量産できる攻めのゴルフとチームワークで、日本大学が4年ぶりの大学ゴルフ日本一を狙う。
