Googleは、画面のない「Google Fitbit Air」と多機能スマートウォッチ「Google Pixel Watch」の間に位置付けるフィットネストラッカー「Google Fitbit Edge」を発表した。日本では10月27日に発売し、Google Storeでの価格は税込2万6800円。内蔵GPS、健康・運動記録機能、最長7日間のバッテリー駆動を備える。
■日本では10月27日発売、予約受付中
Googleの国内発表によると、Google Storeでは10月12日にオンライン予約を開始し、店頭での予約も13日に始まった。10月27日からGoogle Storeと販売代理店で発売する。購入者はGoogle Health Premiumを3カ月間無料で利用できる。
Googleの発表は、Google Fitbit Edgeを日常使いと運動の両方に向けた薄型モデルとして紹介している。画面で記録を確認できる点がFitbit Airとの違いだ。Google Healthアプリには両製品とPixel Watchの健康・運動データを集約できる。
米国では通常モデルが179.99ドル(1ドル=158円換算で約2万8438円)で、バスケットボール選手のステフィン・カリー氏と共同制作した特別版も219.99ドル(同約3万4758円)で展開する。特別版はライ色とオレンジを取り入れた吸汗性バンドを組み合わせる。日本向けの発表では、特別版の販売情報は示されていない。
■大きくなった画面と交換可能なバッテリー
国内の仕様表によると、本体は縦39.22mm、横25.56mm、厚さ11.58mmで、バンドを除く重量は17.7g。Googleは、従来のFitbitトラッカーより表示領域が46%広いと説明する。画面は1.34インチのカラー表示で、側面には触覚フィードバックを備えたボタンを配置した。
画面には歩数や天気、ワークアウトを表示でき、睡眠、月経周期、心拍数の情報もタイルから確認できる。国内仕様表に記載された記憶容量は64MBのフラッシュメモリー。ケースには再生アルミニウムを使用している。
バッテリー駆動時間はGoogle公称で最長7日間。残量が少ない状態から5分充電すると最大1日使え、満充電には約90分かかる。5分間の充電速度は、同梱ケーブルと別売りの30Wアダプターを使った試験に基づく。バッテリーは交換可能で、Googleは修理を考慮して設計した初のFitbitトラッカーとしている。
防水・防塵の等級は5 ATMとIP68。ケースと付属のシリコン製アクティブバンドは、Obsidian、Fog、Olive、Canyonの4種類の組み合わせから選べる。交換用にはアクティブ スポーツ、パフォーマンス ループ、マグネット、メタル リンクの各バンドが案内されている。
■GPSと健康・運動記録を手首に
GPSと高度計を内蔵し、スマートフォンを持たずに屋外運動のルートや標高差を記録できる。GoogleはGPSによるルート記録の精度が従来世代より最大40%向上したとしている。発表では、50種類以上のエクササイズモードと、最大100種類のワークアウトの自動認識も紹介した。
健康機能には、継続的な心拍数の測定、睡眠ステージや心拍変動の記録、皮膚温の変動を測るセンサーが含まれる。これらの情報を使った朝の「今日のエナジー」スコアも表示する。Googleの国内発表によると、日本では不規則な心拍の徴候を知らせる通知機能に新たに対応し、心電図アプリでは利用者が必要なときに心拍リズムを確認できる。
Google Health Premiumでは、Geminiを活用したGoogle Healthコーチによる運動プランや助言を利用できる。Googleの国内製品ページは、コーチングの一部機能を2026年内に提供開始予定、健康状態の変化を追う「Healthガーディアン」機能を近日対応予定と案内している。利用できる機能は地域や契約条件によって異なる。
■Pixel Watchとの機能差
Google Fitbit Edgeは、スマートフォンの着信・メッセージ通知、定型文によるクイック返信、音楽の操作に対応する。Googleマップの経路案内も国内製品ページで案内されており、提供開始予定は2026年内だ。通話や決済、端末上での音声によるGemini操作はPixel Watch 5の機能となる。
Googleの国内比較資料によると、Fitbit AirとFitbit EdgeはAndroidスマートフォンとiPhoneの両方に対応し、Pixel Watch 5の利用にはAndroidスマートフォンが必要だ。Edgeの設定には、Android 11以降またはiOS 16.4以降を搭載した対応スマートフォン、Googleアカウント、Google Healthアプリ、インターネット接続が必要となる。画面で運動データを確認しながら使うか、通話や決済まで手首で済ませるかが、製品を選ぶ際の違いになる。
元記事: Google Debuts Fitbit Edge as Middle Ground for Fitbit Air and Pixel Watch—What Makes It Stand Out?
