Valveは10月16日、Steamに向けて「Steam実績セット」をベータ版として提供開始した。Steamクライアントベータおよびサポート追加済のゲームにて利用可能となっている。
Steamでは、PlayStationのトロフィー機能やXBOXの実績機能と同様に、実績システムが用意されている。実績が設定された作品であれば、ゲーム中に指定の条件を達成することで実績が獲得可能。各作品の実績については、購入済みのゲームであればSteamのライブラリから確認できるほか、Steamの公式コミュニティページにて未購入のゲームも含めて、作品ごとに実績を確認できるページが用意されている。
またDLCなどが展開されているタイトルでは、DLCや拡張パックで追加されたコンテンツに取り組むことで解除される実績も中には存在する。Valveによれば、そうした追加実績は見つけにくく、すでにゲームをクリアしたプレイヤーの達成状況が意図せず損なわれてしまうとしていた。

そうした事情に対処するため、今回「実績セット」が新登場した。この実績セットでは、すでに存在している実績がカテゴリごとに分割され、グループ化されるようになった。たとえばアクションパズル『Portal 2』では、実績がシングルプレイ専用のものと、協力プレイのみで達成できるものの2種のカテゴリに分割されているといったかたちだ。
さらにDLCによって実績が追加されたゲームについては、DLC用のカテゴリも登場。通常の実績は青色にてその達成状況が表示されるが、DLC専用の実績であれば紫色で表示される。そしてDLCを所有していないプレイヤーについては、DLCの実績がゲーム全体の達成率に含まれなくなる。そのためDLCを未購入でも実績コンプリートを目指すことができる。

そのほか、“実績アーカイブ”機能も導入。開発者側が実績を個別/グループでアーカイブすることが可能となっている。“季節限定”など、期間限定の実績をアーカイブすることが可能となる一方で、仮にアーカイブされても、解除したユーザーであればプロフィールから解除状況が確認できる。一方期間限定実績を解除できなかったユーザーにはその状況は表示されない。もし期間限定実績を逃しても、その実績がアーカイブされれば、実績コンプリートの妨げにはならないわけだ。
こうした実績はSteamライブラリおよびWebの個別ストアページから確認可能だ。各カテゴリの達成率が確認可能なほか、検索、絞り込み機能も拡張。最大3人のフレンドとの実績解除状況比較もできるようになっており、実績コンプリートを目指す人などにとってはよりわかりやすく改修されたといえそうだ。

この新実績セットについては現在ベータ版にて利用可能。Steamベータクライアントを利用するにはSteamの「設定」から「インターフェース」を選択し、「クライアントベータへの参加」から参加可能だ。また現時点ではすでに一部の作品に実績セットが追加済。詳細なリストは公式ニュースか以下を確認されたい:
Against the Storm アゲインスト・ザ・ストーム
Age of Wonders 4
American Truck Simulator
Call of Duty®: Modern Warfare® 4
Crusader Kings III
DREDGE
Euro Truck Simulator 2
Forza Horizon 5
Flock Around
He is Coming ヒー・イズ・カミング
レゴ®バットマン™:レガシー・オブ・ザ・ダークナイト
Left 4 Dead 2
Portal 2
PowerWash Simulator
PowerWash Simulator 2
Team Fortress 2
Victoria 3
ちなみに開発者に向けては、本日より新たな実績エディターがリリースされている。先述の実績セットも簡単に作成できるとのことで、公式より案内がおこなわれている。興味のある開発者はこちらも参照されたい。
