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◇重要イベント・ポイント
・米・週次ADP雇用統計(10/3):+1.85万人((9/25)+2.6万人←+2.475万人)
・米・9月住宅着工件数:122.1万戸(予想:130.5万戸、8月128.8万戸←127.5万戸)
・米・9月住宅建設許可件数速報:140万戸(予想:138.5戸、8月140.3万戸)・21:30 米・10月フィラデルフィア連銀非製造業活動
・米・9月中古住宅販売成約指数
・英・9月雇用統計:+1.3万人(予想-0.8万人)
20日のNY外為市場では米国の住宅市場の弱さが露呈し、10月連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ観測がさらに後退しドルの売り戻しが優勢となった。連邦準備制度理事会(FRB)は27日、28日開催が予定されている次回連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、すでにブラックアウト期間入りしているため高官の講演、イベント予定はない。本日はさらに、9月中古住宅販売成約指数に注目が集まる。同指数は中古住宅販売の先行指標となる。また、引き続き中東情勢、原油相場動向を睨む展開。フランス債券相場にも注目が集まる。フランスの抗議活動、財政懸念は根強く、同国の債券相場は一段安。利回りも一段と上昇しており、ユーロの上値も限定的と見る。
米国の住宅市場関連指標は軒並み、一段の低迷を示唆。住宅ローン金利の上昇、労働不足で労働コストが上昇、原材料コストも上昇しており、値ごろ感が悪化。物価高で消費者の潜在的な購買意欲も後退しつつある。
米商務省が発表した米9月住宅着工件数は前月比―5.2%の122.1万戸となった。8月128.8万戸から増加予想に反し減少し、5月以降で最低となった。今後の住宅着工件数の先行指標となる住宅建設許可件数速報の9月分は前月比―0.2%の140万戸となった。
全米住宅建設業協会(NAHB)が発表した米10月NAHB住宅市場指数は29と、9月32から予想以上に低下。2012年6月以降の低水準。住宅建設業者のセンチメントは14年ぶりの低水準に落ち込んだ。建設業者の悲観的見解を示す50割れを24年5月以降、2年超維持している。項目で現行の1戸建て販売は33と、やはり14年ぶり低水準に落ち込んだ。今後6カ月の1戸建て販売の見通しは32と、2022年11月来で最低となった。
値下げを実施した建設業者は43%まで上昇。2020年から2026年の間で最高を記録した。平均値下げ率は6%。回答した業者の65%は今月、優遇措置を実施したと回答。19カ月連続で60%を上回った。購入見込み客足指数は18と、2020年4月のパンデミック直後の経済封鎖を除き2012年4月以降ほぼ14年半ぶりの低水準を記録。前年に比べ、住宅市場指数-8(0)、1戸建て販売(現在)-6(1)、1戸建て販売(見通し)-22(-8)、購入見込み客足指数-7(2)と軒並み低下した。
NAHBのチーフエコノミストは需要は根強いが、住宅ローン金利の上昇、建設コストが高く、購入者は様子見していると述べた。住宅市場の低迷は引き続き10-12月期の成長に影響を与える可能性が示唆された。
低調な住宅市場データを受け、米短期金融市場では10月FOMCでの2会合連続の利上げ確率はさらに低下し、15%となっている。ドルの上値も抑制されている。ただ、依然あと年内1回の利上げは織り込まれている。
英9月雇用統計は+1.3万人と、減少予想に反し、増加となった。良好な労働市場の指標でポンドは堅調推移が予想される。
・ドル・円、200日移動平均水準158.47円。
・ユーロ・ドル、200日移動平均水準1.1634ドル。
ニューヨーク市場はドル・円158円10銭、ユーロ・ドル1.1210ドル、ユーロ・円177円30銭、ポンド・ドル1.3340ドル、ドル・スイス0.8250フランで寄り付いた。
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