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    公開
    2026年10月21日 09時32分

    著者

    岡田有花

    岡田有花

     米Googleは、クラウドサービス「Google Cloud」のロンドンリージョン「europe-west2」で「電源に関する事象」(power event)が起き、10月20日午前7時8分(英国時間、以下同)から午後3時までの7時間52分にわたり、複数のサービスに障害が起きたと明らかにした。

    Google Cloudの障害報告より(英語の原文をGoogle翻訳)

     現地報道によると、この障害により、英国の複数の大手銀行で、顧客が送金やカード決済などができなくなった他、裁判所の遠隔審理システムが利用できなくなり、審理が延期されるといった影響が出たという。

    送金やATM引き出しできず、裁判の遠隔審理システムが機能不全に

     現地報道によると、英国のメガバンクであるLloyds、HSBCや、大手ネット銀Revolutなどで、顧客が資金にアクセスできず、送金もできなくなった。中でもRevolutでは、新規登録、サインイン、カード決済、送金、ATMでの引き出し、暗号資産のサービスに支障が出たという。

     裁判にも影響が出た。イングランドとウェールズの裁判所・審判所サービスが遠隔審理に使うビデオ会議システムが、午前中を通じて機能しなかったため、一部の審理が延期されたという。

    Compute EngineやBigQueryなど38製品に影響

     今回、「電源に関する事象」で停止したのはロンドンリージョン内の「europe-west2-b」で、ロンドンリージョンを構成する3つのゾーンの1つ。

     このゾーンでGoogle Cloudのサービスが使えなくなり、同じリージョンの一部サービスでもエラーが増えたり、ネットワークが断続的につながらなくなったりした。

     影響を受けた製品は、仮想サーバのCompute Engine、コンテナを管理するGoogle Kubernetes Engine、データベースのCloud SQL、データを保存するCloud Storage、データ分析のBigQueryなど38にわたる。

     Googleは電源の問題を緩和した後、既存のワークロードの復旧を優先して進めた。障害発生から約6時間後の20日午後1時10分時点で、大半のワークロードでサービスの回復を確認したという。その約2時間後、午後3時3分でも「非常に少数の顧客」には影響しているとみており、対応を進めている。

     Googleは内部調査の完了後、障害の分析を公表する予定だ。

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    本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。

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