韓国経済は日本に追いつく?(写真:AP/アフロ)
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サムスン創始者の重い言葉
半導体特需で追い風を受けたが持続性は?
日本の名目国内総生産(GDP)が、2027年にインドとイギリスに抜かれて6位になる。国際通貨基金(IMF)が今月公表した最新の『世界経済見通し』(World Economic Outlook)に、韓国社会は動揺を隠さなかった。
『世界経済見通し』は毎年4月と10月の2回発行されている。2027年の名目GDPの予測値に基づくと、日本は4月時点の予測では5位だったが、10月では6位に修正された。一方の韓国は、4月時点の予測では15位であったが、10月では12位に上方修正されている。2026年のGDPは13位だったから、それを上回る勢いだ。
このような韓国から見ると、かつて2位までのし上がった経済大国日本の衰退ぶりは、目に余るものがあるというのだろう。日本のGDPランキング下落を受けて、中央日報は「衝撃」といった言葉を記事の見出しに盛り込んだ。
もちろん、GDPがその国の経済のすべてを物語っているわけではない。とはいえ、今回公開された数値は、日本にとっては捨て置けないところがあるだろう。韓国メディアは、日本のGDP順位の低下が予想以上に早く進んでいる点を指摘している。前回見通しの4月時点では、イギリスが日本を抜く時期は2029年とされていたが、それが2年も前倒しになった。
韓国メディアは、日本経済が凋落している要因として、円安と成長率鈍化の2つを挙げる。過去25年間の実質平均成長率を比較してみても、新興国の中国は8%、インドが6.3%、先進国であるアメリカが2.1%、イギリスが1.6%、ドイツが1%。これに対し日本は0.7%にとどまり、「どこよりも低い」と報じられている。
それにしても、バブル経済崩壊から今もなお続く日本経済の衰退は、韓国の人たちにとってどのように映るのだろうか。アベノミクスである程度の活力を取り戻したように見えるとはいえ、経済発展がそれなりに持続している韓国には、日本経済はまだ停滞したままに映っているようだ。
教え子に「そのうち生活水準で、韓国が全体的に日本の平均を上回るよ」と話すと、15年ほど前までは「そんなことないですよ」と冗談扱いされたが、最近は「先生、そんなこと言わないでください。せっかく日本語勉強しているのに」と悲しい顔をされてしまう。韓国が日本よりも豊かになるかもしれないというのは、日韓両国を自分の目で見ている韓国人にとって、かなりの現実味をもって受け止められているのだ。
