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    <井上尚弥イベント>イベント会場を訪れた井上(撮影・島崎忠彦)
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     プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(33=大橋)が22日に都内で、自身初の特別展示会「井上尚弥THE DAY展~あの日あなたは何を目撃したのか~」に来場。注目の次戦について言及した。

     井上尚はかねて、WBA世界バンタム級スーパー王者ジェシー・“バム”・ロドリゲス(米国)を次戦の対戦相手候補に挙げていた。しかし、バム陣営は井上尚戦の前にバンタム級でもう1試合戦うことを希望し、WBO同級王者クリスチャン・メディナ(メキシコ)との統一戦を計画。しかしなかなか正式決定に至らず、陣営から来年4、5月の井上尚戦を希望する発言もあり、井上尚が13日に自身のXで「バムをダラダラ待つ気はないからフェザー級に行く準備も始めるよ」と5階級制覇を目指す可能性を示唆していた。

     井上尚はこの日、展示会を視察してファンとも交流した。フェザー級転向示唆後は初の公の場で、ファンへのあいさつで「来年3月、噂されている選手(バム)か、フェザー級を視野に入れて準備をしています」と次戦は来年3月と明言。「フェザー級はいずれ、確実に挑戦して、キャリア後半の主戦場にします
    フェザー級でチャンピオンになるところを見届けていたければと思います」と抱負を述べた。

     その後、取材に応じた井上尚は「最終決断はまだだが、メドはそろそろかな」と次戦がバム戦かフェザー級挑戦なのか、まもなく決めると明かした。バムが12月中旬に次戦を行うのであれば「当初の話と変わってきているし、12月にやって3月というのは現実的ではない。やるなら(バムが)ダイレクトしかないし、やらないならフェザーに上げる。そこまで伸ばす気持ちはないので」ときっぱり。フェザー級挑戦は「まずは1つめのベルトをしっかり確実に。タイミングが合えば王者と交渉していく。今までどおり調整試合を挟まずダイレクトに挑戦できれば」と希望し、標的を問われると「今、フェザー級の王者はみんな(自分と)やりたいんじゃないか。普通の防衛戦よりファイトマネーは高いだろうし」とニヤリと笑った。バム戦とフェザー級、どちらが楽しみかとの問いには「(フェザーへ)上げる方が自分としては発揮できるものがあるのでは」と答えたが、年間4戦を戦った昨年と比べて試合間隔が空くことには「ここまで空くとちょっと難しい。(フェザー級用の体づくりにも)動き出したいんで、早くしたいなと」と懸念も示した。

     「THE DAY展」は東京都港区の「ワールド北青山ビル1Fエキシビションスペース」で27日まで開催。5月2日に東京ドームで開催された井上尚と元世界3階級制覇王者・中谷潤人(M.T)の激闘を振り返るもので、試合のパネルや井上尚が実際に使用したグロ-ブ、過去に着用したガウンやトランクス、主要4団体のチャンピオンベルトなどが展示されている。

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