マイクロソフトは10月21日(米国時間)、月額制の「Xbox Game Pass」に加入せずに、クラウドゲームの利用時間を購入できる新方式「Cloud Playtime」の試験提供を開始した。料金は10時間3.99ドルから。11月には提供対象を拡大する予定だが、日本での提供時期や円建て料金は明らかになっていない。
対象となるのは、新機能を先行体験できる「Xbox Insider」プログラムの参加者のうち、Game Passの有効な契約がないユーザー。購入した時間を使い、対応するゲームをクラウド経由で遊べる。

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10時間3.99ドルから、購入した時間は使い切るまで有効
試験提供中の導入価格は、10時間分が3.99ドル、25時間分が7.99ドル、50時間分が11.99ドル。購入した時間に有効期限はなく、使い切るまで利用できる。
プレイ中に広告は表示されない。マイクロソフトは、待ち時間の短縮や高品質なストリーミングも特徴として挙げている。
ただし、購入できるのはクラウドゲームの利用時間であり、ゲームソフトそのものではない。遊ぶにはクラウドプレイに対応したゲームを別途購入するか、一部の基本プレイ無料ゲームを利用する必要がある。時間を購入するだけで、Game Passの対象ゲームが遊び放題になるわけではない。
日本での提供は未発表、Game Passにも月間の時間制限
今回の発表では、日本が試験提供の対象地域に含まれるかどうかは明らかにされていない。利用可能な地域や端末、対象ゲーム、購入方法などは、アカウントの条件や参加するテストグループによって異なる。
一方、マイクロソフトは9月、11月からクラウドゲームの料金体系を変更する方針を日本語の公式サイトでも発表している。
新しい仕組みでは、Game Pass加入者がクラウドゲームを利用できる時間にも、月ごとの上限を設ける。「Game Pass Ultimate」は月15時間、「Game Pass Premium」は月10時間、「Game Pass Essential」は月5時間となり、上限を超えた場合は追加のプレイ時間を購入できるようになる。
マイクロソフトは変更の理由について、クラウドゲームの利用者やプレイ時間が増え、サービスの提供コストも上昇しているためと説明する。時間制限の影響を受けるGame Pass加入者は全体の約4%と見込んでいる。
今回のCloud Playtimeは、こうした料金体系の見直しの一環となる。月額契約を続けるほどは利用しない人でも、必要な時間だけ購入し、所有する対応ゲームをクラウドで遊べるようになる。ただし、日本での具体的な提供条件については、今後の発表を待つ必要がある。
広告を見れば無料で遊べる方式も試験中
マイクロソフトは、Game Passに加入せずにクラウドゲームを利用できる別の方式も試している。
7月にはXbox Insider向けに、広告付きの無料ストリーミングの試験提供を開始した。プレイ開始前に広告を表示する代わりに、購入済みの対象ゲームを無料で遊べる仕組みで、1回のプレイ時間は最大1時間に制限される。
月額制のGame Passに加えて、時間を購入する有料方式と、広告付きの無料方式を用意することで、利用頻度や料金の希望に応じた選択肢を広げる狙いだ。
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