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    レッドブル・レーシングのF1リザーブドライバーを務める角田裕毅の代理人が、2027年のF1参戦機会を求めてキャデラックに接触しているという。イギリスのモータースポーツ専門メディア『The Race』が10月24日に報じたもので、角田は候補に含まれているとも伝えた。

    今年、レーシング・ブルズから3戦にわたって実戦復帰を果たした角田は、来季のレギュラーシート獲得を目指している。

    米国のモータースポーツ専門メディア『RACER』は今週、F1復帰に向けた取り組みを優先するため、10月26日に予定されていたインディカーのテスト参加計画を角田が取りやめたと伝えていたが、その数日後、具体的な接触が報じられることとなった。

    オコン候補外、ボッタス交代なら角田に好機か

    サングラス姿でインタビューに応じるエステバン・オコン(ハース)、2026年9月26日(土) F1アゼルバイジャンGP決勝(バクー市街地コース)Courtesy Of Haas

    サングラス姿でインタビューに応じるエステバン・オコン(ハース)、2026年9月26日(土) F1アゼルバイジャンGP決勝(バクー市街地コース)

    以前に指摘したように、いわゆる「ベテラン枠」としては角田以外にも今季限りでハースを離れるエステバン・オコンも選択肢となり得るが、『The Race』はオコンがキャデラックに加入することはないと伝えている。

    レースドライバー、リザーブドライバーのいずれの役割においても、オコンがキャデラックに加入する可能性はないといい、アストンマーティン・ホンダを含むほかのチームでリザーブを務める可能性が高いとされる。

    キャデラックは、バルテリ・ボッタス及びセルジオ・ペレスの両名と複数年契約を結んでいると広く考えられているが、チーム代表のマルチン・ブドコフスキーはオースティンで、2027年も両ドライバーを起用するかどうかについて明言を避けた。

    もっとも、今シーズンを通してチームメイトに対して圧倒的な優勢にあるペレスがシートを失う兆候は見当たらず、交代が検討されているのはボッタスの方だと報じられている。

    角田の対抗はハータ、起用決定は急がず

    パドックに立つコルトン・ハータ(ハイテック)、2026年5月22日(金) FIA-F2選手権第3戦モントリオール(ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット)copyright X@ColtonHerta

    パドックに立つコルトン・ハータ(ハイテック)、2026年5月22日(金) FIA-F2選手権第3戦モントリオール(ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット)

    角田とともに候補として具体的な名前が挙げられている唯一のドライバーは、キャデラックで現在リザーブドライバーを務めるコルトン・ハータだ。

    F1参戦を目指して今年インディカーからFIA-F2選手権に転向したものの、ハータは残り2大会の時点でランキング19位と苦戦している。だが、キャデラックはフリー走行などでのF1マシンを通したハータの仕事ぶりに「感銘を受けている」とされる。

    F1参戦に必要なFIAスーパーライセンスの取得に向けても水面下で準備が進められている。ハータは取得に必要な40ポイントまであと1ポイントに迫っており、キャデラックは年内にもう一度フリー走行でハータを起用する予定だと報じられている。

    キャデラックは、来季に向けて経験豊富な現行ラインナップを維持するか、将来を見据えて交代に踏み切るかを判断するものとみられる。ただし、複数年契約を結んでいるとみられるボッタスを交代させる場合、何らかの合意が必要になる見通しだ。

    一方、来季の正式なドライバーラインナップが近い将来に発表される可能性は低そうだ。ハータにしろ角田にしろ、候補者たちにはほかのチームのレースシートという選択肢がないため、キャデラックは最終決定を急いでいないとされる。

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