2026年11月
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    2026年ドラフト総評

    二刀流の菰田陽生を単独指名、上位3人を高校生で固める

    日本ハムは、1位で山梨学院高の菰田陽生投手を単独指名。最速152キロの直球と高校通算39本塁打を誇り、投打両面で高い能力を示してきた二刀流の大型選手の交渉権を獲得した。

    2位では牟禮翔外野手(九州国際大付高)、3位では末吉良丞投手(沖縄尚学高)を指名。長打力と俊足、強肩を兼ね備えた牟禮、2年夏に甲子園優勝を経験し、2年連続でU-18日本代表に選ばれた末吉と、上位3人を将来性豊かな高校生で固めた。

    4位では最速157キロの加藤宇投手(明星大)、5位では最速148キロの岡本翔斗投手(香里丘高)を指名。大学で主に中継ぎとして実績を積んだ加藤と、公立校で成長を遂げた岡本を加え、投手陣の強化を図った。

    育成では岡田光平外野手(大阪工業大)、藤井悠貴投手(新宮高)、半杭奏太内野手(東農大二高)、小島慎也内野手(東北福祉大)、今津慶介内野手(慶應義塾大)の5人を指名。支配下では高校生4人を獲得し、育成では大学で実績を残した野手と伸びしろのある高校生を加えるなど、将来の主力育成を見据えた指名となった。

    順位選手守備チーム1位菰田陽生投手山梨学院高2位牟禮翔外野手九州国際大付属高3位末吉良丞投手沖縄尚学高4位加藤宇投手明星大5位岡本翔斗投手香里丘高育成1位岡田光平外野手大阪工業大育成2位藤井悠貴投手新宮高育成3位半杭奏太内野手東農大二高育成4位小島慎也内野手東北福祉大育成5位今津慶介内野手慶應義塾大

    選択選手紹介

    1位指名・菰田 陽生(こもだ・はるき)

    最速152キロの直球と高校通算39本塁打を誇る、投打二刀流の大型選手。

    山梨学院高では1年春からベンチ入りし、投手と内野手を兼任。2年春のセンバツでは、2年生の大会最速タイとなる152キロを計測した。同夏の甲子園では全4試合に先発し、チームのベスト4進出に貢献。2年秋からは主将を務め、関東大会優勝に導いた。

    3年春のセンバツでは、初戦の長崎日大戦で本塁打を放ったが、守備中の接触で左手首を骨折。チームは8強入りした。最後の夏は山梨大会準決勝で敗れ、甲子園出場はならなかった。

    長身から投げ下ろす最速152キロのストレートを軸に、スライダーやフォークなど多彩な変化球を操る。打者としても長打力が魅力で、プロでも二刀流に挑戦する意向を示している。

    ポジション投手生年月日2008年12月21日身長195cm体重103kg投打右右経歴山梨学院高

    2位指名・牟禮 翔(むれ・しょう)

    長打力に俊足と強肩を兼ね備えた、走攻守三拍子そろう右の強打者。

    九州国際大付高では1年春からベンチ入り。同年夏の福岡大会では打率.444、2本塁打、8打点を記録した。2年秋は中堅手として九州大会優勝に貢献。明治神宮大会では準々決勝の山梨学院高戦でバックスクリーンへ本塁打を放ち、決勝の神戸国際大付高戦でも3打点を挙げ、チームを初優勝に導いた。

    3年春の選抜はメンバー外となり、春季九州大会で復帰。同年夏の福岡大会では20打数9安打、打率.450を記録したが、準決勝で東筑高に敗れ、甲子園出場はならなかった。

    力強いスイングから中堅方向にも大きな打球を飛ばす長打力が最大の魅力。50メートル走6秒台の脚力と遠投105メートルの強肩も備え、中堅を守れる身体能力の高さも持ち味だ。

    ポジション外野手生年月日2008年7月14日身長181cm体重96kg投打右右経歴九州国際大付高

    3位指名・末吉 良丞(すえよし・りょうすけ)

    2年夏に沖縄尚学を甲子園初優勝へ導いた本格派左腕。 

    沖縄尚学では1年夏からベンチ入り。2年春のセンバツでは背番号1を背負い、2回戦に進出した。同年夏の甲子園ではエースとして全国制覇の原動力となった。大会後には2年生で唯一U-18日本代表に選出され、ワールドカップで準優勝に貢献した。

    3年春のセンバツは初戦敗退。その後は左肘の不調に苦しんだが、夏の沖縄大会で実戦復帰を果たした。夏の甲子園では初戦の横浜戦に先発し、3回3失点で敗退。それでも2年連続でU-18日本代表に選ばれ、アジア選手権でも国際舞台を経験した。

    力強いストレートと切れのあるスライダーが武器。カーブやツーシームも交え、全国大会や国際大会で経験を積んできた左腕だ。

    ポジション投手生年月日2008年11月18日身長176cm体重92kg投打左左経歴沖縄尚学高

    4位指名・加藤 宇(かとう・そら) 

    首都大学二部リーグで頭角を現した剛腕。  

    堀越高では3年夏の東東京大会で8強入り。甲子園出場はなく、プロ志望届を提出せず明星大へ進学した。  

    大学では4年間を二部リーグで過ごし、主に救援で活躍。3年春にベストナイン(二部)を受賞。同年秋の成城大戦では10者連続三振を奪った。4年秋には最速157キロを計測。力強いストレートとカットボールを武器に打者を打ち取る右腕だ。

    ポジション投手生年月日2004年12月29日身長185cm体重92kg投打右右経歴堀越高−明星大

    5位指名・岡本 翔斗(おかもと・しょうと)

    大阪の公立校で頭角を現した、最速148キロの本格派右腕。  

    香里丘高では1年夏から背番号1を背負った。3年春の大阪府大会では4回戦の大商大堺戦で17奪三振を記録。同年夏は大阪大会3回戦の関大北陽戦で8回3失点、毎回の11奪三振と力投したが敗退し、甲子園出場はならなかった。  

    しなやかなフォームから投げ込む伸びのある直球が武器。スライダーやカーブ、カットボールなど多彩な変化球も操る。

    ポジション投手生年月日2008年6月29日身長180cm体重75kg投打右左経歴香里丘高

    育成1位指名・岡田 光平(おかだ・こうへい)

    近畿学生リーグで2季連続首位打者に輝いた左の巧打者。

    中学時代にU-12日本代表としてW杯に出場。報徳学園高では主に控えで、甲子園出場はなかった。高校時代はプロ志望届を提出せず、大阪工業大へ進学した。

    大学では3年秋、4年春に首位打者を獲得。4年秋には4本塁打を放ち、長打力も示した。広角に打ち分ける打撃に加え、50メートル6秒1の俊足も武器とする。

    ポジション外野手生年月日2005年1月11日身長184cm体重90kg投打右左経歴報徳学園高−大阪工業大

    育成2位指名・藤井 悠貴(ふじい・ゆうき) 

    197センチの長身を生かした角度のある投球と、高い奪三振能力が魅力の大型右腕。  

    新宮高では2年時から背番号1を背負った。3年夏の福岡大会では、初戦の2回戦・自由ケ丘戦で9回5安打2失点、15奪三振の完投勝利。続く3回戦で飯塚に2-3で敗れ、甲子園出場はならなかった。  

    最速140キロ台後半のストレートにスライダー、カーブ、フォークを交える。投球フォームに癖が少なく、さらなる球威の向上が期待される。

    ポジション投手生年月日2008年4月2日身長197cm体重105kg投打右右経歴新宮高

    育成3位指名・半杭 奏太(はんぐい・そうた)

    強打と強肩を兼ね備えた将来性豊かな遊撃手。

    東農大二高では1年秋から遊撃手のレギュラーを獲得し、関東大会に出場。3年夏の群馬大会では初戦の前橋戦で本塁打を記録。準々決勝で健大高崎に敗れ、甲子園出場はならなかったが、高校通算11本塁打をマークした。

    鋭いスイングから放つ力強い打球が持ち味。守備でも柔らかなグラブさばきと三遊間の深い位置からの強肩を武器とする。

    ポジション内野手生年月日2008年6月25日身長176cm体重83kg投打右右経歴東農大二高

    育成4位指名・小島 慎也(おじま・しんや)

    長打力が魅力の左のスラッガーで守備は一塁がメイン。

    帝京高では1番・三塁手として活躍。3年夏の東東京大会では2試合連続本塁打を放ったが、甲子園出場はならなかった。高校時代にプロ志望届を提出したものの指名されず、東北福祉大へ進学した。

    大学では3年時の全日本大学野球選手権で2本塁打を放ち、優勝に貢献。同年秋には4本塁打で本塁打王を獲得した。4年秋も打率.367を記録し、2度目のベストナインに選出された。

    力強いスイングから広角に長打を放つ打撃が持ち味。

    ポジション内野手生年月日2004年5月18日身長174cm体重86kg投打右左経歴帝京高−東北福祉大

    育成5位指名・今津 慶介(いまず・けいすけ)

    俊足と巧みな打撃、堅実な守備を兼ね備えたスイッチヒッター。父が旭川市長、祖父は元衆院議員の政治家一族で、自身の将来の夢は総理大臣。

    旭川東高では2年秋から主将を務め、3年夏の北北海道大会で準優勝。高校時代はプロ志望届を提出せず、慶應大へ進学した。

    大学では3年春に打率.358、3本塁打を記録。4年春には主将としてチームをリーグ優勝に導き、自身も打率.327、2本塁打、15打点で二塁手のベストナインに選出された。ワールド・カレッジ・ベースボール・チャンピオンシップに大学日本代表として参戦した。

    50メートル6秒1の俊足を誇り、内・外野を守れるユーティリティー性が魅力。

    ポジション内野手生年月日2004年11月3日身長180cm体重80kg投打右両経歴旭川東高−慶応大

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