セガおよびデベロッパーのCreative Assemblyは10月29日、同社が手がける『エイリアン : 最後の生存者』にまつわるQ&A動画を公開。前作の“およそ10倍”にもおよぶ屋外エリアの存在や、マイクの入力機能など、さまざまな最新情報が明らかになった。
『エイリアン : 最後の生存者』は2014年に発売された『Alien: Isolation』の続編だ。前作の出来事から数か月後が舞台となる。辺境の植民惑星で、調査チームが正体不明の墜落船を発見。その真相を追おうとした一人の隊員の行動が、想像を絶する恐怖を解き放ってしまうという。執拗に迫りくる未知の捕食者から逃れながら、生存と脱出を賭けた戦いが繰り広げられる。

そんな本作について、10月29日に開発者によるQ&A動画が公開された。動画では、これまで明かされていなかった情報も数多く披露されている。
まず、前作では「セヴァストポリ」という宇宙ステーションを舞台に、閉塞感のある環境での攻防が描かれていたが、本作では惑星上にある採掘拠点「クロサキ」が舞台となるそうだ。そこでは従来と同じく閉所恐怖を覚えるような屋内空間が用意されている一方で、拠点の屋外、つまり惑星の地表にも降り立つことができる。そしてなんと、その屋外空間は「前作の舞台のおおよそ10倍」にもおよぶ広さとなっているそうだ。
一方で、こうした広大な大地は必ずしも人間に有利に働くわけではないようだ。むしろ「また屋内に戻りたい」とさえ思うような環境になっているとのこと。というのも、本作に登場するエイリアンたち「ゼノモーフ」は屋外エリアにも登場し、遮蔽物の少ない環境を逆手に取ってより積極的にプレイヤーを追い詰めてくるのだという。くわえて、本作には天候システムがあることも明かされた。屋外では雨や嵐。雹(ひょう)といった過酷な気象が発生するといい、プレイヤーは敵だけではなく惑星そのものとも対峙することになるようだ。
さらに、今作のゼノモーフは新たな学習能力を備えており、天候を利用して自身の動きを隠すこともあるとのこと。また、遭遇するたびに行動パターンが変化するため、一度通用した戦術が再び使えるとは限らないそうだ。より狡猾さを増したゼノモーフとの戦いが本作では繰り広げられるのだろう。

また、こうした悪天候が荒れ狂う舞台の影響として、今作では周囲の音を聞き取るのが難しくなっているそうだ。耳を澄ませて“敵”がやってくる兆候を聞き取ろうとする前作のゲームプレイとは違い、本作では屋外の気象環境次第で、音を聞き取ることが難しくなる。前作とは一転し、音がはっきりと聞こえないというシチュエーションが、本作の新たなホラー要素となっているようだ。
くわえて、“音”にまつわる意外なシステムも明かされた。今作では、ゼノモーフはプレイヤーのマイクの音までも聞き取ることができるのだ。設定から専用オプションを有効にすることで、プラットフォームに接続されたマイクが常時音声を拾うようになるという。そのため、プレイヤーが音を立てたり、プレイヤーのペットが吠えたりしてしまうと、ゼノモーフに居場所がバレてしまう可能性があるそうだ。あくまでもオプション機能ながら、環境音すべてが脅威となるこの機能は本作の恐怖のかたちを大きく変貌させそうだ。
ちなみに日本との縁がうかがえる拠点の「クロサキ」については、デザイン面で日本からの影響が強く意識されているそうだ。70年代の日本や、当時の人々が思い描いた“未来の日本”が世界観やUIに取り込まれているという。本作でプリンシパルUIアーティストを務めたLaura Mauterer氏によれば、前作の舞台が「ウェイランド的」だったならば、今作は「ユタニ的」とのこと。日本人としてクロサキのヴィジュアルにも興味がそそられるところだ。
『エイリアン:最後の生存者(ALIEN ISOLATION 2)』はPS5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch 2/PC(Steam)向けに開発中。
