デベロッパーのCroteamは10月29日、パズルゲーム『The Talos Principle 2』のPC(Steam)版にて価格改定を実施した。日本円では従来3400円だったところ、5100円(ともに税込)に値上げされている。昨今のインフレによる開発コスト上昇を受けた措置とのこと。
なお、本作はPC(Epic Gameストア/Microsoft Store)/PS5/XBOX Series X|S向けにも販売されているが、本稿執筆時点では、これらのプラットフォームでは価格据え置きとなっている。

『The Talos Principle 2』は、人類絶滅後の遥か遠い未来のロボット社会を舞台にするパズルゲームだ。プレイヤーは、この世界で1000体目に作られたロボットとなり、一人称視点あるいは三人称視点にて謎の巨大構造物を調査する中で、さまざまなパズルに挑戦する。
複数のエリアにまたがるステージには、人類が遺した文明の痕跡が存在し、その中に幅広い難易度のパズルが用意。たとえばブロックを積み上げたり、重力を操作したり、あるいはビームを照射したり、その色や方向を変化させたりなど、多種多様なパズルメカニクスに触れながら攻略を目指す。また本作は、哲学的なテーマを持つ世界観も特徴となっている。


本作は、『Serious Sam』シリーズなどで知られるCroteamが手がけ、2023年11月にリリース。Steamのユーザーレビューにて、本稿執筆時点で約1万3000件のうち94%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得するなど、前作と同様に非常に高い評価を得ている。
そして発売から約3年が経った今回、PC(Steam)版にて価格改定が実施された。Steamストアページに投稿された発表では、29.99ドルから39.99ドルへの値上げが案内されており、日本円でも従来3400円だったところ1700円値上げされ、5100円となった。
Croteamは、近年の世界的なインフレの影響によって、ゲームの開発およびサポートにかかるコストが大きく上昇していると説明。こうした状況を鑑みて、本作の価格を見直す判断に至ったとしている。同スタジオは、誰も値上げを望まないことは理解しているとしつつ、ただ値上げをするのではなく、そうせざるを得なかった理由をファンに説明したかったと述べている。
CroteamはDevolver Digitalの傘下にあり、現在は続編『The Talos Principle 3』と『Serious Sam: The Third Encounter』を開発中だ。また、『The Talos Principle 2』や前作のリマスター版『The Talos Principle: Reawakened』のサポートが続けられている。それらの開発コストの上昇が、今回の値上げにつながったということだろう。なお現時点では、PC(Steam)版以外での値上げは確認されていない。また、Croteamの他作品における値上げもおこなわれていない様子である。
『The Talos Principle 2』は、PC(Steam/Epic Gameストア/Microsoft Store)/PS5/XBOX Series X|S向けに配信中だ。PS PlusのゲームカタログおよびXBOX Game Pass向けにも提供されている。
